【イベント】秋のゆる薬膳講座 女性が多くても気にしない!

食べ方を変えれば元気&キレイになれる!秋のゆる薬膳講座

2017年9月10日(日)江戸川区立小松川図書館でイベントに参加してきました。

薬膳アテンダントの池田陽子先生の無料イベントなんて、ワクワクしてました。

以前、池田陽子さんの著書を読んだことを思い出しました。

食べ方を変えればキレイ&元気になる ゆる薬膳。

「ゆる薬膳。」はじめたらするっと5kgヤセました!

ブログ記事:「ゆる薬膳」という考え方

写真の雰囲気のきれいな女性という印象そのままでありながら、フランクな感じもあり、1時間半のお話を聞きました。

薬膳とは、「ゆる薬膳。」とは何か

薬膳とは、中医学(中国の伝統医学)では食事で体調を調えるという考え方があります。
食材ひとつひとつには、すべてからだに及ぼす作業があります。
季節や体調や体質にあわせて、日々の食事に取り入れることで不調を改善できるのです。
この考えにのっとった食事が薬膳です。

一方、池田さんが提唱する「ゆる薬膳」とは、カンタンに手軽に「中医学の理論になるだけのっとった食生活」の実践法が「ゆる薬膳」です。
スーパーの食材でOK、外食でもOK。
続けなければ意味がありません。
自分に必要なものを「たまに」でなく「コンスタント」に食べることが大切。

この時点で、誰もが「ゆる薬膳」に引き寄せられてしまいます。生薬、木の根っこというイメージが強い薬膳だけに、普通の生活をしていると敷居が高くなりがち。
でも、普通の食生活で構わないというのは、日本人誰もが気楽に取り組めるので、前のめりになれます。

健康で、美しくなるために大切な三大要素「気、血、水」

ここからの理論をベースにした考え方は、なんとなくわかるものの、どこまで腹落ちできるかは個人差がでてきます。

中医学では、カラダは「気」「血」「水」の3つで構成されていると考えられています。

「気」とは、体内の至る所を巡るエネルギー。元気の源。不足すると疲れやすい。だるい、免疫力が下がる。集中力が続かないと新陳代謝が下がる、冷えといったトラブルが起きる。

【おすすめ食材】豆類、いも類、きのこ類 など

【血】とは、血液の中を流れる液体。西洋医学の血液としての要素だけではなく、全身に流れて身体のすみずみにまで栄養を与える液体と考える。不足すると貧血、立ちくらみ、めまい、不眠、疲れ目といったトラブルが起きる。他にも顔色が悪くなったり、肌のかさつき、くすみやすく、毛もパサパサになる。

【おすすめ食材】ホウレンソウ、小松菜、イカ、鰹、マグロ、レバー、黒ゴマ、黒砂糖 など

【水】とは、血以外のあらゆる体液。内臓、皮膚、髪を潤わせて、関節や骨髄にも入って動きをスムーズにする。不足するとのぼせる、手足がほてる、全身のうるおいが不足して干物化!肌の乾燥、便秘、ドライアイ、のどの痛みといった原因に。潤い肌にとって大切!

【おすすめ食材】ナガイモ、ホタテ、牛乳、豆腐、白ゴマ、はちみつ など。

ここまでの解説を聞いて、思考が固まってしまうのが「血」と「水」の違い。おそらく、血液以外だから、リンパ液などを含めた体液を指すイメージなのだろうけども、リアルに違いを感じるのが難しい。

関連ブログ記事

秋のおすすめ薬膳は?!

■薬膳と季節の関係性

「自然と人間は一体であり、自然にそって生きることで健康や美容はおのずと手に入るという思想」があります。自然の流れ、季節にそった食べ方をすることも、健康で美しく暮らすためのポイントです。

■中医学的に見た「秋」とは

秋は空気が乾燥する季節。目、口、鼻、のど、皮膚、髪など、全身の全てが乾燥しやすくなります。
乾燥した空気の影響を受けやすいのは中医学で「肺」と呼ばれる臓器。
肺が乾燥することによって、呼吸器系のトラブルを引き起こしやすく、肺に関係の深い皮膚の乾燥、ひいては台帳も影響を受けて便秘トラブルも。
肺が弱まると、免疫も落ちて風邪をひきやすくなります。
肺を養い、肺の乾燥を防ぐことで、快適に秋を過ごすことができます。

秋が乾燥の季節というのは、どうも違うような感覚がします。冬になれば乾燥しますが、秋の時点で乾燥を感じるのは、季節の先取り過ぎるような・・・。

■肺(はい)とは

五臓(人間の身体が「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の5つから成り立つという考え方)のひとつ。西洋医学での肺のとらえ方とは異なり、もっと幅広い働きを含めて考える。呼吸器系、皮膚機能をつかさどる。そして乾燥に弱い臓。
秋は万人、肺が弱りやすく、そもそも肺が弱いタイプのひとは症状が悪化しやすいので気をつけること。

肺の概念が西洋医学前提だとブレが出てきます。どこまでが肺という概念なのか、何回か読んでも、完璧に読み込めていません。中医学というのは、独特の考え方を含んでいます。

■肺が弱ると起きやすい症状、および肺の弱いタイプ

◯のどが痛む
◯咳や痰が出やすい
◯扁桃腺が腫れやすい
◯喘息
◯花粉症
◯アトピーの症状がある
◯肌が乾燥する
◯鼻がつまりやすい、鼻水、においがしない
◯季節の変わり目になると風邪をよくひく

■秋の薬膳のポイント

・肺に潤いを与え、パワーアップする食材をとる

肺の乾燥は全身の乾燥のもと。呼吸器系のトラブル、皮膚をはじめとする乾燥を防止するために、肺を潤わせる食材をとること。
特に、女性にとっては、肺の働きが弱ると、乾燥肌、シワの原因に(コスメを塗るだけではなく、肺を潤わせる必要がある!)

【対策】
肺に潤いを与えるのに有効な食材=白食材を中心に取り入れる

<野菜>レンコン、ナガイモ、大根、白菜、百合根、白きくらげ
<肉>豚肉、鴨肉
<魚介>ホタテ、カキ
<そのほか>白ごま、落花生、松の実、杏仁、牛乳、チーズ、豆腐、豆乳、はちみつ
<果物>梨、柿、あんず、ぶどう

食材を交えたレシピは別途、書籍やネットで、とのことでした。

盛り沢山な「ゆる薬膳」を学べました。全てを100%取り込めなくても、はちみつを使う頻度を増やしたり、ナガイモをもっと使おうなど、できるところから、一歩ずつやっていければ良いモノなのかもしれません。

<ゆる薬膳の関連本>

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。