桜で花粉症になる日本人がいたら、どうなるか考えてみる
卒業・入学、年度替わりなど日本人にとって情緒的な思いに浸れる時期にこそ、桜が満開になり、話題をさらっています。
いつ咲くのか?
いつまで咲くのか?
どこで咲いているのか?
季節ネタの定番です。
なぜ、日本人が桜が好きなのか?魅せられるのか?という話題は豊富ですが、桜花粉症というものが、もし大流行したらどうなるか、をシュミレーションしてみましょう。
実は、桜花粉症(アレルギー)ってあるんです!
スギやヒノキを中心に多様な花粉アレルギーの存在を調べてみました。
小さくて見えないですね。こんなに種類が多いことに驚かされます。
それでは拡大してみましょう。
【出典】花粉症環境保存マニュアル
冗談のような思いつきで「サクラ花粉症」ってあったら、と想像してみたら、存在したいのです。発見されたが1985年ですが、ほとんどの方が知らないのではないでしょうか?
本当に稀にしか罹患者がいない花粉症のため、無名ということがわかりました。
そもそも、桜って日本に何本あるんだろう?
ごく少数な「サクラ花粉症」の方は、この時期は、世間の話題が大嫌いになるのは間違いありません。たぶん、引きこもり生活をしているのだと予想できます。(勝手な持論です)
100〜200種類あると言われている桜ですが、日本国内で何本あるのか?という調査結果データは見つかりませんでした。ある方がブログで綿密で調べた結果として、6600万本ではないかと書かれていました。
(公益法人 日本さくらの会のサイトでは確認できませんでした)
◆ 千葉の空
とにかくものすごい量の桜の木があるので、どの地域でも、植樹(正確には、移転樹です)されており、各地にスポットが広がり、この春のスタートの時期は盛り上がります。
サクラ花粉症が日本人の2割に発症したと仮定してみると・・・
日本の人口1億2000万人の2割がサクラ花粉症になったとすると・・・
2400万人が苦しい症状を抱えていることになります。
まず、お花見イベントが減ります。
症状がつらいと桜を見ることすら嫌いになるでしょう。嫌いな人が2割もいるので、イベントとしては声をかけて盛り上げることに躊躇してしまうでしょう。
結果として、桜の木の除去が促進されていくかもしれません。
桜の名所の数や街中の数本の桜の木は、ネットを被せられたり、場合に寄っては伐採されてしまうなんて話が出てくると・・・。
日本の花、イメージとして桜が不適格という閣議決定がされてしまうでしょう。
変わりは、梅か、菊か。縁起物的には、梅になるでしょうね。きっと。
医学や製薬メーカーは必死になり、サクラ花粉症アレルギー対策ワクチンや薬の摂取をPRすることにより、お正月明けから、誰もが血眼になって、対策を練るような世の中です。
それでも、私たち日本人は、桜が大好きなので、どうしても見たいという気持ちを抑えられません。そこで、VRの登場です。皆さん、バーチャルに桜のお花見を楽しむことが普通になります。きっと、VRで桜の花見をする合コンが大ブームです。
花粉が飛散しない技術を開発した企業は、サクラのビジネス(こういう書き方は良くないですね、勘違いします)、桜の花見ビジネスの復興に貢献したことで、社会的価値の高い企業として賞賛されます。
ここまで、ふざけた内容を書きましたが、桜が好きな日本人は、サクラ花粉症が大量発生しても、必死に打開策を見つけてしまう民族だと、私は勝手に想像してみました。
身の回りで当たり前だと感じていることを、少しだけ捻って考えてみると、想像力を鍛えられるようになるという、もっともらしいまとめ方をするのはやめておきます。
お花見楽しみましょうね!皆さん!
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。