墨田区森下「喫茶ランドリー」の存在が気になってた

喫茶ランドリー(墨田区森下)は 「どんな人にも自由なくつろぎを与えてくれる場所」らしい

墨田区森下の喫茶ランドリー

オープンしたという時点で気になっていたのですが、きっかけがなくて足を運べない場所はありませんか。

どうしても行きたい、行かなくちゃ、というテンションが上がれば、すぐに駆けつける私なのに、この「喫茶ランドリー」(墨田区森下)には来れていませんでした。

タイミングときっかけと言うのは、すごく大事なものです。

墨田区森下の喫茶ランドリーには、この洗濯乾燥機は必須アイテム

喫茶ランドリーには、洗濯乾燥機は絶対的なアイテム。喫茶➕ランドリーという発想があっても形にできる人は少ない

喫茶+コインランドリー

ネーミングは、ストレート。何のひねりはありません。

コインランドリーに行っても、時間をつぶすのが、マンガや雑誌、スマホをいじるだけ。

他の利用者がいても、お互いの会話はないまま。

コペンハーゲンなどでは、喫茶ランドリーが既にあったそうです。

イベント:Speak east vol.10 喫茶ランドリー(イッサイガッサイ東東京モノづくりHUB)へ参加

今回、イッサイガッサイ東東京モノづくりHUB主催のSpeak east vol.10 喫茶ランドリーに参加してしてきました。

Facebookで参加表明をしたのですが、Peatixで正式に申し込みを忘れて、定員オーバーで締め切られていたので、主催者へ懇願して、参加させてもらえました。(熱意は大事です!)

スタートすると、ルックスが非日常的で、インパクトがある女性がマイクを握って話を始めました。

彼女は、株式会社グランドレベル代表 田中元子さん

街はグランドレベルのことなんだ!

グランドレベルとは、プライベートとバブリックの交差点と田中さんは宣言します。

建物の中ではなく、街に人がいる姿が素晴らしいと。

事前に調べていた、田中元子さんのプロフィールを見ても、不可思議な人です。

建築やまち、都市などの専門分野と一般の人々ととをつなぐことを探求し、建築コミュニケーター・ライターとして、主にメディアやプロジェクトづくり、イベントのコーディネートやキュレーションなどを行ってきた。

ライター?メディアやプロジェクトづくり?キュレーター?

建築は学んでいるものの、建物や街のグランドデザインをしているよりも、実際に、自分が街に出て活動してしている人。

彼女とパートナーを組んでいる、大西 正紀さん(株式会社グランドレベル リサーチャー/ディレクター)の存在が効いているのは、今回のイベントを最後まで参加してよく分かりました。

「グランドレベル」を株式会社でやるのは、自治体や企業とビジネスをしたいと田中さんの思いを支えて、サポートしている大西さんが優しくも強い人なのだと感じました。

喫茶ランドリーの照明はおしゃれです

喫茶ランドリーの証明はおしゃれです。

「メディアだけでなく、よりダイレクトにまちに関わってみたい」と田中さんは想って、周りに公言することで、URBAN CAMP TOKYO (2014-)  に関わるという人生。実におもしろい。

能動性を発露させるきっかけをつくろう

自分たちの事務所の片隅につくった小さなバーカウンター。自らは下戸なのに、人にお酒を振る舞う、楽しい趣味になったという話は不思議です。

喫茶ランドリーは、居心地の良さは予想通り、という以上に、期待以上

喫茶ランドリーには、マイパブリックとグランドレベル

It’s my public! と グランドレベル  田中元子さんの本が並んでます。

とにかく、建築分野のスペシャリストがまちをつくると言うと、コストをかけたデザインになりがち。一瞬、とても綺麗なのですが、人工的で寂しさがあるはず。

そこを飛び抜けているのが、田中さんの存在するです。屋台を持って、街で人を呼び込んでます。全てフリーという発想が、斬新。

振る舞うことが楽しいと言い切れる潔さに、話を聴く人を引きつけます。

マイパブリックをつくる趣味が、自分が楽しめる、「第三の趣味」と掲げています。

コインランドリー事業者がカフェを併設するのではなく、こっそりとランドリーが置いてあるというのが、喫茶ランドリーのコンセプト。

もちろん、カフェのメニューが豊富なわけではありません。

喫茶ランドリーに足を運んでくれる地元のママたち、お年寄りが好きなことをやれる場所。

人が多様に交わる場所を目指したので、喫茶ランドリーは、マーケティングも、ターゲッティングもしないで作ったと言います。

喫茶ランドリーは、パーティやイベントにも使えるとレンタルスペースとして利用できます

創業体験として、儲けるゴールなんて考えずに、当初は経営は厳しかっただろうに、独特な考え方、ユニークなお店の形態やまちづくり活動によって、取材も受けてきた喫茶ランドリー。

その結果、ますます魅力が伝わり、ニッチな分野ではありますが、注目のスポットにシフトしていました。

※喫茶ランドリーは、隅田川の東側、両国・森下エリアの住宅地に2018年1月にオープンしたお店です。

懇親会で、ワンドリンクとカレーをいただけました。

田中元子さんの考え方を詳しく知りたけければ、下記の本をオススメします。

喫茶ランドリー 詳細情報

地図

所在地 東京都墨田区千歳2丁目6−9 イマケンビル1F
最寄駅 森下駅(都営新宿線・大江戸線)A2出口より徒歩5分(450m)
両国駅(JR総武線)東口より徒歩8分(800m)
URL http://kissalaundry.com/

是非、あなたも一度、喫茶ランドリーに足を運んでみませんか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。