田口智隆さんは著書のイメージとは少し違う方でした。
先日、今年最後の大杉潤さんのトークショーに参加してきました。
ゲストは、講演家・著者の田口智隆さんでした。
大杉さんのトークショーは素晴らしい構成力で成り立っています。ゲストの方の今までの人生を振り返り、中間にはゲストの専門分野(著書)に関するミニセミナーを挟み、最後に今後の話を語ってもらう。
今回、参加したいと思ったのは、以前、このブログでも書いた田口智隆さんの著書が参考になったからです。
田口智隆さんは、パワー全開で大きな声で話される方でした。マネー本の著者というと冷静で、緻密に市場などを計算されたタイプか、FPなどの資格を活かしつつ、笑顔で特定の金融商品の良さを勧めるタイプが多いような気がしています。
大杉さんのリードがなくても、どんどん話し込んでいくのは、講演活動を全国でこなしてきた経験と、8年間ほどの塾講師の経験からくるエネルギッシュさを感じました。
500万の借金生活から経済的独立までの田口さんのヒストリーは学びが多い
28歳まで、月収50万円の塾講師で派手な生活をして、飲み歩き、ブランド物を身につけて、リボ払いで借金が増えていくという話。ここで流れを変えたのが有名な著書。
ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん貧乏父さん』との出会い。資産と負債などについて理解を深めて、生活を変えていきます。
借金を返して、経済的な独立「ファイナンシャル・インディペンデンス」を目指すことに向けて人生をドライブさせていきます。
そして、「金持ちになるための方程式」に出会います。
資産形成=(収入ー支出)+(資産×運用利回り)
金持ちになるための3つの方法しかないことに気づきます。
①収入を増やす
②支出を減らす
③運用利回りを上げる
まず、この原則を素直に理解して、実践しようと決める覚悟と行動。
田口さんは支出を下げるために、家賃8万円のワンルームマンションから、築20年、6畳1間の風呂なしの借家に引っ越します。
生活水準を下げることには抵抗があり、なかなか変えられなくなるもの。ここを乗り越えられる点が素晴らしい。
そして、願望に期限を決めていきます。
・3年以内に借金を完済する
・12年以内に資産が生み出す収入だけで生活できる「ファイナンシャル・インディペンデンス」を達成する
3年で借金を完済はできるとしても、資産が生み出す収入だけで生活ができることを12年以内に目指すというのは無理があると普通は考えます。(3年は借金返済ですから、9年で達成しようと考えているわけなので)
塾講師をやめて家業でもあった保険の営業に仕事を変えるものの、自分が好きでない仕事と気づけば、業務委託をして自分から手離す方法を見つけ出す。
さらに、溜まってきたお金を投資家デビューするために交流会に参加して、証券会社の営業に新規公開株、IPOのことを教えてもらい、実践していく。
さらに、お金の流れの複数作る道へ進化していきます。
自らのIPO経験を無料メルマガで展開していたところ、講演依頼が入って副収入が増えていきます。
負けないゲームとして取り組むために、簡単な方法として「インデックス・ファンド」に投資方法をシフトしていきます。
法人を作り、J−REITを購入しプチ大家さんになり、お金に縛られない人生になる。
田口智隆さんの39冊目の著書『1億円の法則 古今東西の大富豪に学んだお金の真実』は、トークショーを聞いた直後に購入して、すぐに読んでしまいました。
マネーリテラシーは人生100年時代には不可欠
以前は、堅実に貯金を積み上げていけば、利子も生まれて、収入も右肩に上がるという時代ならば、あまり考えなくても真面目に倹約な生活をしていれば、生活に困らない資産は作れました。
今は、マネーリテラシーをしっかり持ち、自己責任で資産を構築しようとしないと、苦しい状況に追い込まれてしまいます。
短期的な快楽に走り過ぎずに、中長期的な資産を作るためには、資産が安定的に収入を繋ぐような仕組みを作るしかありません。
どんな投資もリスクがゼロとは言えません。だからと言って、「ハイリスク・ハイリターン」というギャンブルな選択をせずに、誰がやっても、負けない資産形成術に取り組むのがベストです。
子供の頃から学ぶべきテーマとして、マネーリテラシーは必要です。
子供に教えるためには、大人もしっかりと理解していなければなりません。
最近、マネー関係のブログ記事を書いていなかったのですが、今後は、自分の再勉強のために調べて書いていこうと思います!!
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。