コンビニの24時間営業は終焉しますが、あなたの24時間はどうしますか?

24時間営業は人を幸せにしたとは言えない

先日、セブンイレブン社長の交代がニュースになっていました。カリスマ経営者の後を受けて、セブン&アイ・ホールディングスは新体制で展開してきました。

コンビニの24時間営業がスタートしてから、深夜早朝問わず営業をする店舗が増えてきました。

利用者の利便性を重視した24時間営業は、店舗の運営者、働き手だけでなく、商材(特に、食料品)を提供する側には多大なる負担をかけてきました。

コンビニだけでなく、24時間営業の飲食店なども同様で、結果として管理者のいない店舗では、モラルが破綻とも言える動画アップによる影響も続いてきました。

24時間営業するというモデルは、本当に必要だったのでしょうか。人を幸せにすることができたのでしょうか、それとも、過剰なサービス形態だったのでしょうか。

一時的なニーズとして、いつでも、どこでも生活に身近なものが買えるというサービスは便利でしたが、これから先の時代を見越すと微妙だと言わざるえません。

人口減少の日本では24時間営業は不要

いつでも空いている店舗というのは、消費者からすると便利なのですが、本当に、その時間に店舗に足を運ぶ必要があるのでしょうか。

最近は、各種宅配サービスが充実したことで、ネットで注文しておけば、翌日までには物が届く時代です。

どうしても、店舗を探して必要なものを購入しなければいけないという場面が減ってきたのではないでしょうか。

さらに、人口減少の日本では、このサービスを求める側の人数も減っています。

全国一律に24時間営業を続ける必要性はなくなったと判断されても仕方ない状況です。

もちろん、無人コンビニや24時間ドローンによる配送サービスが確立されれば、存続できる可能性はあります。

必要最小限で生活するのであれば、こまめにいつでも買うというニーズは残るのでしょうけれども、全体のパイからみれば、小さなものに過ぎません。

大型スーパーに大量に購入する生活や、通勤帰りに駅前で買い込むことができれば、24時間店舗が空いている必要はありません。

24時間戦えますか?もう限界じゃないですか?

「24時間戦えますか?」というリゲインのCMが流れるぐらい、日本では長時間働きつづけるビジネスマンの存在が成長の鍵のように訴えられてきました。

ところが、今、そんなモーレツに働くのは、ベンチャー企業や一部の個人(経営者)たちが中心で、大半の日本人はそこまで仕事や働くことに力点を置いていません。

もう24時間戦いたくないのです。

だったら、コンビニや飲食店も、24時間のニーズがなくなっても致し方ないと考えても構わないのではないでしょうか。

働いても、生産性が高くない日本人のホワイトカラーたちと世界で比較されてまで、長時間働いても価値が生み出せていない事実に残念な思いしか残りません。

防衛や警察、医療機関など一部は、今後とも24時間体制を維持しなければいけない分野は残るでしょうが、それ以外の普通のビジネスは、もっとシンプルで、楽に働けるようになるはずなのです。

自分の時間を大切にするために、24時間を効率的に使おう!

時代がどんなに変化して、環境が移り変わっても、変わらないものは、誰もに平等に与えられた「1日24時間」。

だからこそ、時間術の本は売れ続けて、効率性を考えたライフスタイルを提唱する人が注目されるのは普遍なのです。

では、どう時間を使うか、何に比重を置いて生きるのか、という点を考えれば自ずと生き方がクリアになっていきます。

睡眠時間、仕事の時間、家族や友人との時間、食事・入浴などの生活必需時間、それだけで1日が終わる人もいるかもしれません。

ただ、タイムテーブルをメモしてみると、不思議と空白の時間や、無為に過ごした時間が見えてきます。

100%効率的に過ごすのは無理だとしても、自分にとっての24時間のバランスをどう配置するかは選択できるような時代に向かっていると思います。

コンビニのように24時間フル回転しなくてもいい。

でも、自分が生きがいややりがいの感じることに、1日少しだけでも、週数時間だけでも割り当てられる生き方を目指しましょう。

その1つがサードプレイス を意識することだと私は考えています。

趣味だって、ボランティアだって、副業だって、なんだって構わないので、夢中になれるものを見つけて、本気で取り組んでいきませんか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。