福島県猪苗代の野口英世記念館は立派な施設!

「志を得ざれば再び此の地を踏まず」(野口英世博士の決意)

「志を得ざれば再び此の地を踏まず」(野口英世)

この強い決意の言葉こそに、野口英世博士の上京への思いが刻まれています。

この床柱に、猪苗代を出て、東京で医師になるまでは帰らないという固い決意。

野口英世といえば、千円札の人という意識はあるでしょうか?

努力だ。勉強だ。それが天才だ。だれよりも、三倍、四倍、五倍、勉強する者、それが天才だ。(野口英世)

彼は、幼少期に火傷で左手の自由を失ないました。実家の農業を継ぐことができない、彼は、勉強を続けて、医学の道へ進んでいく。

その彼の根性の凄さは、記念館の随所に感じられました。

左手の自由が利かないというハンディは、反骨心に代わり、確実に、彼を突き動かすパワーになっていきます。

寝る間も惜しんで研究を続けて細菌学者として、成功を掴みます。

彼のニックネームが、ヒューマンダイナモ(人間発電機)だったことからして、ものすごい研究者だったことを表しています。

家が貧しくても、体が不自由でも、決して失望してはいけない。人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである。(野口英世)

彼は、猛烈に勉強、研究を続けてきた。

その結果、彼は、梅毒スピロヘータ の研究でノーベル賞候補にまで駆け上がる。

黄熱病の研究のために、アフリカまで赴き、自らも黄熱病に冒されて命を絶ってしまう。

忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。

もちろん、研究実績の評価は、時代や医学の進歩とともに分かれる部分は残ります。

ただ、彼が苦しい状況を乗り越えるために、どれほど忍耐を繰り返してきたのか、研究に没頭したという点は変わりません。

世界的細菌学者になった野口英世を生み出したのは、母シカの存在は欠かせません。

息子が帰ってこないので、手紙で訴える内容は、年老いた母の切ない願いを感じるものでした。

今の時代ならば、メールやLINEですぐに連絡が取れるかもしれないので、この心細さが伝わらないかもしれません。

世界で活躍する我が子について、知り得る情報が少なく、寂しかった気持ちを発露しており、まさか、その手紙が、将来、記念館のコーナーに置かれるなんて想像はしていなかったでしょう。

福島県猪苗代町の野口英世記念館に足を運びました。

野口英世博士が喋ってる!!すごいぞ!(ここまでやるんだ!野口英世記念館)

しっかりと入館料を確保するだけに、記念館のレベル、質は高いものばかりでした。

映像ものも、ロボット野口英世の動きも、地方の記念館クラスとしては思えないものでした。

地元の産んだ世界の研究者・スターに対する熱い思いが伝わる記念館。

私が、子供の頃、足を運んだことのある野口英世記念館とは、生家の佇まい以外は、全面的にキレイで、立派なものになっていました。

このような施設には潤沢な資金がないと、入館者(入場者)数を、コンスタントに増やし続けることは難しいのでしょう。各地の記念館の存続に向けてヒントがあると感じました。

野口英世記念館 詳細情報

名称 公益財団法人 野口英世記念会
(野口英世記念館)
住所 福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81
電話 0242-85-7867
入館料 【個人】
大人(15歳以上):600円 こども(小・中学生):300円 未就学児:無料【団体】(20名以上)
(一般)大人(15歳以上):550円 (一般)こども(小・中学生):250円
(学生)小・中学生:250円 (学生)高校生:400円
開館日 年中無休(ただし12/29~1/3を除く)
開館時間 4~10月 9:00~17:30(入館締切17:00)
11~3月 9:00~16:30(入館締切16:00)
所要時間 約40~50分
アクセス ◆JR磐越西線「猪苗代駅」からタクシー6分、バス10分

◆磐梯東都バス「金の橋・会津レクリエーション公園行き」
野口英世記念館前下車徒歩1分

◆磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICより国道49号線を会津若松方面へ約5分
無料駐車場完備(バス30台、乗用車300台)

URL http://www.noguchihideyo.or.jp/

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。