「誕生日コミュニケーション論」はSNSで気軽になったから生まれた

ソーシャルメディアと誕生日の関係

昨日、私は、誕生日を迎えました。

日曜日ですから、家族からの祝福を受け、自分の親へ感謝の気持ちを伝えるという、中身の濃い一日を過ごすことができました。

友人・知人の誕生日を常に覚えていれるような人は、元々、相手へプレゼントをするのが得意だったり、お祝い事が大好きなタイプの方なのでしょう。

私自身、30歳でソーシャルメディアを始めるまでは、無意識でした。

ソーシャルメディアの誕生日アラートの存在で感覚が変わります。

「今日は、●●さんの誕生日です。お祝いメッセージを送りましょう!」

と画面に表示されることが増えるたびに、相手との親密度に関係なく、簡単なお祝いメッセージを送るようになりました。

この行為は、0円ですし、送られた側も嫌な思いをしません。

mixi中毒に近かった時期、私は、毎日が誕生日というコミュニティを作るほどでした。

365日、誰かに必ずおめでとう!と言えるのは、毎日、誕生日の知人・友達を増やすしかないと考えたからです。

不思議なもので、なかなか、365日を揃えることはできません。

必ず、特定の日にだけ、誰も誕生日の人がいないのです。

誕生日を確認してから、人と知り合うことはないだけに、多くの知り合いを増やそうと活動しがちです。

でも、人数を増やすだけの行為は、つながりの薄い関係を広げるだけだと気づきました。

私の側が相手への興味、理解が減ってしまうことになり、当然、相手も私への関心などは、ほとんどありません。

数合わせの論理的になってしまい、本末転倒です。

一方で、久々に連絡を取るきっかけになるのも、誕生日になることも増えました。

年賀状や暑中見舞いの習慣が廃れているだけに、友人、知人へ定期的に連絡を取る機会は減りました。

近況は、Facebookで知ってもらえればいい、必要があればLineのグループを作ってコミュニケーションを取ればいいといった感覚です。

正直、受け身な情報受信ではなく、定期的に連絡を取らないと、関係性は薄くなります。

もともと、ゆるい関係性がソーシャルメディアの特徴ですから、相手に何かを強要するのは、良くありません。

また、ツールとしての利用頻度も個人差がありますから、双方のギャップは埋められないのでしょう。

何かあった際に、連絡が取れる手段としては、ソーシャルメディアの1対1でメッセージが送れる機能は効果を発揮します。

日常の一環として使うには、誕生日メッセージ程度が、気軽です。

誕生日をビジネスで活かすのは、DMやメールでの特典付き販促活動でストレートに現れます。

誕生月には、外食やお買い物をすると特典だらけ、と感じるのは、アニバーサリーをきっかけにして来店、購買を促そうとするマーケティング手法でしょう。

もちろん、つい、この情報に心を動かされて、消費者である、私は、何かのアクションを起こしがちで、無駄づかいを後で反省したりします。

誕生日へのお祝いメッセージをしよう!

誰もが年に1度は迎える誕生日。

ソーシャルメディアで繋がっていれば、相手の誕生日を知る機会は増えます。

1日遅れても構わないので、アクションをしてみませんか?

嫌な気持ちがしませんから、絶対に。そこまで手間がかかる行為でもありません。

集中的にお祝いが来る誕生日の相手からの返信がないことは、無視ではありません。

日常の仕事に疲れて、余裕がないと感じるサラリーマンであっても、通勤電車内で、ちょっと調べて、すぐに送ることができます。

相手のことをもう一度、思い出して、何らかの関係性が生まれたり、変化を感じ取れることも、素敵なことではないでしょうか。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。