『ポチらせる文章術』大橋一慶さんから、自分のブログの文章やタイトルを見直そうと決めた

WEB媒体で、ポチッとさせるには何が必要なのでしょうか。

もちろん、アフィリエイト広告によって、商品やサービスの購買になるということが嬉しいものです。

ただ、物事は単純で、どうすれば、WEB媒体で先を読みたいと思ってもらえるのか、が大事なポイントなのです。

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ポチらせるって言葉がなんとも、WEB媒体で効果抜群なイメージが強い

ポチらせるって言葉が、いかにもWEB媒体の広告のクリックをイメージさせます。

この本のタイトル『ポチらせる文章術』を読んで、セールスライティングの考え方を理解して、自分のブログの文章にもエッセンスを取り入れていこうと決めました。

単純に、物を売る、売らないではなく、自分がどうすれば相手に先まで読んでもらえるような文章を作るのか。

その為にキャッチコピー的要素をタイトルに盛り込むなどの基本を知る為には、わかりやすい一冊でした。

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ポチってもらうには「欲しい人へ、欲しいものを売る」だけ

著者の大橋一慶さんは、ポチっとしてもらう為に必要なルールは、たった1つだけだと語っています。

「欲しい人へ、欲しいものを売る」

この結果、読まれる提案になっています。

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あまりに常識的なルールすぎて、拍子抜けしてしまいます。

それだけに、実際は読まれない提案、コピーライティングが世の中に多すぎるという証拠とも言えます。

「欲しい人へ、欲しいものを売る」ためには、まず、「欲しい人を探す」から考えてみようというスタンスにも、当たり前すぎるので、この本の内容を疑いたくなる部分からスタートしています。

お客さんは商品が欲しいのではなく、ベネフィットが欲しい。

メリットではなく、ベネフィットということがポイントです。

2つの違いをまとめると、違いが伝わってきます。

ベネフィット=お客さんが欲しい結果(ハッピーな未来)

メリット=ベネフィットが手に入る理由

わかりやすいと思いつつ、何かを売ろう、提供しようとするとメリットばかりを強調しているケースが多くて、結果として、相手に伝わっていないというのは盲点ですが、事実です。

「新しいお客さんを生む」提案作りの3ステップ

商品やサービスの強みをもう一度考え直して、新しい顧客を見つけて、最後に表現を考えることが大切だと大橋さんはまとめています。

だからこそ、下記の3ステップの価値を理解するように解説しています。

「新しいお客さんを生む」提案作り 3ステップ

ステップ1 商品特徴やメリットを徹底的に洗い出す

ステップ2 既存ターゲット以外で、その特徴やメリットが「欲しい人」を探す

ステップ3 「欲しい人」が強烈に反応するベネフィットを考える

商品やサービスの良いところを考える。

次に既存ターゲット以外で、その特徴やメリットが「欲しい人」を探すという点が重要になります。

ここまで、知恵を使って、商品やサービスを売ろうとしている人はいるでしょうか?

有名な話で、昔、アフリカの国々に靴を売る担当者は、「誰も靴を履いていないから売れない」と考えた側と「誰も履いていないから売れるマーケットだ」と考えた側で大きな違いがあったというもの。

結構、有名な逸話(創作なのかもしれませんが、エピソード)ですよね。

最終的に、お客さんは、ベネフィットを手に入れる為にお金を払ってくれると気が付いて、提案を設計していけば、必然的に売れていくというアプローチです。

「売りにくい商品でもバカ売れさせる」提案作りの3ステップ

商品やサービスって、誰もが簡単に売れるわけではありません。

売れにくい商品をちゃんと売れたら、最高に嬉しいはず。

会話仕立ての本の中で、大橋さんは、「売れにくい商品」を売るステップも解説してくれています。

「売れにくい商品でもバカ売れさせる」提案作り 3ステップ

ステップ1 商品から離れて、ターゲットが抱える強い悩みや欲求を考える

ステップ2 その悩みや欲求を解決できる要素が商品の特徴にないか、深掘りする

ステップ3 2で見つけた特徴やメリットから、究極のベネフィットを考える

強い悩みや欲求と、商品の特徴をつなげれば、究極のベネフィットが生まれる。

単純な話としてまとめていますが、この深掘りの点に気付けるかどうかは、成功の可否を分けるポイントだとわかってきました。

数行の文字で売り上げにつなげるキャッチコピーってすごい!

コピーライティングと売れる提案について、大橋さんは、シンプルにまとめています。

・コピーランティングとは、書くことや表現することではない。

・コピーライティングとは、読まれる提案=売れる提案を考えること。

・重要性は、考えるが8割、表現が2割

考える8割だけが全てではなく、表現の2割を安易に見捨てるわけにはいきません。

ここで繰り返されているキャッチコピーとは、どういうものなのでしょうか。

キャッチコピーとは、読み手の注意を一発で使う、最初の一言である。

今回もシンプルかつ、的確な表現に整理されていますが、一体どういうことを意味するのかは悩ましいと感じます。

確かに、キャッチコピーってインパクトが強いとずっと、印象に残り、いつの間にか購入している商品やサービスって、いくつか記憶にありませんか?

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売れるキャッチコピーを作る10のテクニック

そして、誰もがきになるキャッチコピー作りのテクニックを披露してくれています。

1.ベネフィットを語る

2.読み手を絞りこむ

3.続きを読ませる

4.魅力的なオファーを語る

5.禁止する

6.数字を上手に使う

7.証拠を見せる

8.結果を見せる

9.五感(目、耳、鼻、舌、肌)に訴える

10.ストーリーを語る

キャッチコピーを作る手順についても、テンプレートも含めて、整理していくれているので、自分の文章を読んでもらうには、この10のテクニックは盛り込んでいく必要があります。

ただし、単純なテクニックだけに走ると、本筋とずれてしまうので、自分が何をどのように相手に伝えたいのかという基本は忘れないように注意しなければいけません。

ポチッとしてもらえる為に、どんな言葉が必要かを考えてみる

キャッチコピーの質を高めるには、スプリットテスト、いわゆる、ABテストを繰り返すのが近道になるという大橋さんの主張は、納得できます。

実際に、ABテストを実施して、その有意差を追いかけることができるのは、WEB媒体だからこそ、実施できる対応と言えます。(紙媒体でもできますが、効果測定が難しい上、コストが半端なくかかるでしょう)

ブログで言えば、記事のタイトルを改善しながら、ポチッとクリックして読んでもらえることを前提にしなければ意味がありません。

私の場合、Googleアナリティクスとにらめっこしながら、検索結果としては上位表示されていても、クリック率が低いのは、明らかに、相手の興味を引き寄せられていないからです。

Google対策として、SEOを駆使しても、結局、クリックされなければ、誰にも伝わらないのは寂しいものです。

具体的なテクニックも盛り込んでくれている、この本は、繰り返し読みながら、自分自身が効果を高めるヒントがあります。

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やはり、読んでもらってナンボですから

結局のところ、どれだけ、ブログ記事を書いていても、誰も読んでくれないならば、寂しい限り。

読んでもらってこそ、はじめて意味が出てくるのであって、それがネット上に公開している意味ですから。

工夫を続けていきながら、過去記事のリライトと、新しい記事の工夫を続けること。

読んでくれる相手にとって、少しでもメリットやヒントを与えたり、心を動かすことができたら、最高の喜びを感じられるのが、ブログですから。(収益も意識したいですが、目的がそこになると、結局、ブログなどの文章を書くことがつらくなると思うので)

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。