子どもにお小遣いをあげる時、お金のことを教えることが難しい!プロの力を借りて学ぼう

自分の子どもにお小遣いをあげるようになって、どうやってお金のことを教えたらいいのだろう。そんな素朴な疑問を持っていませんか?

大切だ、ムダ使いはダメ、などシンプルなことだけでなく、お金の本質を理解させたい。

お金に関して、未来を担う子どもに知識と理解を深める方法をお伝えします。

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子どもにお金のことを教えるにはのはプロの力を借りよう!

金融関係でお仕事をされている方であっても、自分の子どもにお金について正しく教えるのは難しいという話を耳にします。

お金の価値を伝えて、使い方や貯め方、などの基本を教えてもらうのは家庭教育に含まれるべきものと、なんとなく考えていませんか。

ただ、現金や貯金以外のこと、例えば、ローンでものを買って支払うことや投資や運用の話まで、おおよそ理解させたいとすると、親自身が戸惑ってしまうもの。

お金のことを子どもに教えることに悩んでしまうぐらいならば、プロの力を借りることをお勧めします。

親世代のお金の価値観を子どもに押し付けてはいけない!お小遣いの渡し方はどうしてる?

そもそも、子どもにお金のことを教えるというのは、どういうものなのでしょう。

しつけ、教育、いろんな考え方がありますが、ここでは、金融教育として考えてみます。

金融教育とは、お金や金融の動きを理解し、そこから自分の暮らしや取り巻く社会を考えることによって、よりよい生活を送る能力を身につける教育のことです。金融庁は、平成25年の金融経済教育研究会の報告書で最低限身につけるべき金融に関する能力として

  • 家計管理
  • 生活設計
  • 金融知識及び金融経済事情の理解適切な金融商品の利用選択
  • 外部の知見の適切な活用

を掲げているそうです。かんたんにいうと、自分の収入とでていくお金を管理し、それをもとに生活を設計することができる。資産運用に必要な金融の知識を持って、情報を得ながら資産運用をおこなうことができると言い換えられるのではないでしょうか。

金融教育とは、お金を増やすための方法である、収入を増やす、支出を減らす、貯まったお金を投資することを学ぶための教育です。

世界と日本の金融教育を徹底比較!日本はどうあるべき? | finte [フィンテ]より引用

金融庁までが金融教育について必要性を示していることがわかります。

そこで、一番大事なことは下記の2行です。

金融教育とは、お金を増やすための方法である、収入を増やす、支出を減らす、貯まったお金を投資することを学ぶための教育です。

実は、この基本をしっかりと親が伝えるのは、難しい。

ましてや、昭和や平成生まれ世代の親が、令和から先の未来を生きる子どもたちに、過去の価値観を押し付けるお金の知識(金融リテラシー)なんて、役立たないものかもしれないので。

身近な話として、難しい金融教育の初歩として、子どもにお小遣いを渡すのだって、2点ほど考えなければいけません。

・いつから(何歳)いくら渡すのか?

・どういう使い方をすると教えるのか?

たくさんのお小遣いをあげてもいけないから適正なお金を渡して、どんなことに使うのか、もしくは使わないで我慢して貯めるのか、など、説明を始めたらキリがないですし、子どもも際限なく、求めてきたら困りますよね。

一方で、子どもから見た親たちは、クレジットカードや電子マネーなどで、通貨以外で支払ってしまう場面が増えているので、「あの魔法のカードさえあれば、無限に買いたいものが買える」なんて、勘違いをさせているのが日常なのですから。

私は子どもの頃、倹約と節約、利子の話だけを教わりながら、お小遣いをもらった

私は子どもの頃、お小遣いをもらう前に、倹約と節約をしつこく言われていました。

電気も水も、なんでもお金がかかるのだから、ムダ使いはしてはいけない。

ケチと言われるかもしれないけど、支出を抑える前提の節約を刷り込まれました。

お小遣いは300円からスタート

その上で、お年玉以外で、最初にお小遣いをもらったが、小学3年生でした。

その金額、ズバリ月300円。

少ないですよね。もちろん、日頃、必要な文具などは全て親が買ってくれていたから、自由に使える300円って、ものすごい魔法の存在でした。

何かを買ってしまえば、あっという間になくなってしまうもの。

少しでも残して、翌月に繰越せたら、お金もちになった感覚を味わっていました。

このお小遣いをもらうようになって、親に頼んで買ってもらいたいものの値段を意識するようになりました。

3,000円の洋服なら、お小遣い10ヶ月分になる、とか。

当時、父親のもらってきた給料袋の明細をみて、自分のお小遣いとの金額の差に驚いたものです。

お年玉という特別な存在は郵便局へ

お年玉という子どもにとってのボーナスは、基本は貯金をするように勧められていました。

「すぐに使わないならば、郵便局に預けて置くと、利子がついて帰ってくる」

なぜ、利子が増えて帰ってくるのか、ということに疑問を感じないので、親も説明していませんでした。

郵便局(銀行)って、お金を増やしてくれる存在なんだ、という考え方しか身についていませんでした。(家業でもやっていて、金融機関とお付き合いがある家庭ならば、事情は違っていると思うのですが)

カードなんていらない!借金はNG!

私の親は、現金主義だったので、カードで決済をする(当時は、クレジットカードぐらいしかなかったような気がします)といことは、借金につながるので絶対NGという考え方でした。

欲しいならば、お金を貯めてから買えばいい。

もっともに感じますが、当然ながら、車も家も買わない暮らしをしていたことはいうまでもありません。

借金は悪いことというのは、子どもには必要な教えかもしれませんが、本質とは言えません。

自分の教わった家庭での金融知識なんて、今の我が子には意味がない。

当時よりも、私も金融リテラシーは世間並みに持っています。

節約だけでなく、購買行為(生活の家計管理)、投資や運用まで含めたことをしっかりと間違わず教えるにはどうすればいいのでしょうか。

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小さいうちから、しっかりとお金のことを子どもに理解させたいなら、キッズマネースクールに一度足を運んでみよう

小さいうちから、しっかりとお金のことを子どもに理解させたい。

勉強という知識のインプットと様々な体験をさせることと同じように、お金について理解させるにはどうすればいいのか。

色々と調べていたところ、仙台にある株式会社ワオナスが運営するキッズマネースクールの存在を知りました。

4歳から10歳までの子どもと親が一緒に参加できる、2時間の体験型スクール(親にはセミナー)で、参加費が子ども1人につき1,000円。

難しいことを知識として叩き込む前に、まずは、お店やさんごっこ(最近、子どもたちがやる機会が減りましたね、キッザニア以外では)でお金のやり取りを含めた体験で楽しみます。

その間、親である大人向けには、お小遣い編、FPが伝えるお金との上手な付き合い方のミニセミナーも用意されています。

私は、日程を調整して、このキッズマネースクールに子どもと参加しようとしています。

参加後は、またレポート記事として、このブログにまとめますので、お楽しみに!

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。