【開催レポート】「ウイズコロナ時代の新しい生き方を考える」(サードプレイス・ラボ 第40回)

サードプレイスをつなぎ、拡げるコネクターを目指している安斎輝夫です。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言・外出自粛の流れのなかで、いろいろなイベントが中止・延期、オンライン化しています。

私が継続している「サードプレイス・ラボ」も、今回オンラインのみでの開催となりました。毎月開催を続けて、2020年3月開催で第39回を迎えました。

メインでお話をしていただくのは、「サードプレイス・ラボ」のアドバイザー、徳本昌大さんにお願いしました。

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大ピンチこそ、経験と知見が豊富な徳本昌大さんがいい

コロナウイルスの影響で人が集まるリアルイベントが完全に開催できないことは、前回、2020年3月開催のサードプレイス・ラボの時に感じていました。(会場+オンラインで実験)

毎月、継続してきたイベントを中止するという考えもありましたが、かつて、Ustream(ユーストリーム)を使って、著者インタビューを動画配信されていた、徳本昌大さんの力を借りるのがベストであると早々に判断しました。

オファーに対して、快諾してくれたことで、私自身、それほど、参加者を集めるための集客や、会場確保よりもZOOMのイベント運営方法などを調べる方に注力できました。

※Ustreamは、2017年にIBMに買収され、IBM Cloud Video に移行。現在は、視聴サイトおよびアプリのブランド名として残すのみ

私たちは、コロナ時代をどう生きていけばいいのか?

ここまで全世界的な影響が出ているコロナウイルス感染の状況を踏まえて、日々、ニュースや報道で情報をキャッチしていると、明るい気分にはなれません。

おそらく、この戦いの終わりが見えてないという点だけが重くのしかかっているからでしょう。

今までは、オンラインは特別なもので、やっぱり、リアルなオフラインが中心でした。

多くの人が集まるイベントがすごいという風潮

GLAY EXPO ’99 SURVIVAL」の20万人ライブイベントを覚えていませんか?

幕張メッセ駐車場に、東京ドーム4個分の敷地の特設ステージを設けた、1999年7月31日の大イベントなんて、最たるものです。(個人的に誕生日なので、強烈に覚えています)

このようなイベントをリアルで開催する日は、もうやって来ないのかもしれません。

意味のない集まりが減ることとイノベーションの関係

意味や価値のある集まり・イベントでさえ、このような状況ですから、意味のない集まりが減ると言えるのでしょうか。

徳本さんは、ご自身もZOOMでの会議が増えているそうです。

このような状況から、孤立する個人がインターネット(オンライン)でつながるだけだとすると、知っている人ばかりの関係に偏ってしまい、知らない人と出会うことで起きるイノベーションが生まれないのではないかと指摘されていました。

確かに、はじめての人と会うのはリアルな場所で顔を合わせて、名刺を交換したり、自己紹介をすることから成り立つのが今までの慣習。

それだけに、今まで全く知らない人と出会う機会が減れば、個人が閉じた世界に向かう可能性はあるのではないでしょうか。(インターネットで縁もゆかりもない人から連絡が来ると、少し躊躇して引いてしまうことってありますから)

結局、今を大事にして、情報発信をして見つけてもらうこと

在宅の時間が増えて、人との交流や遊びが減っていく先に、今を大事にすることが重要と語られていました。

オンライン教育、ゲーミフィケーション、ZOOM飲み、SNS、YouTuber、Live配信などを使いながら、5Gの時代をどう生きていけばいいのか。

コロナの終息は、かなり先になることが世界的にも予想されており、コロナ後にも新しいウイルスや病原体などが発生して、同様な戦いは続くことが考えられています。

もう、今まで通りの常識やルールに従うことで生きるのが難しくなるのであれば、ますます、個人が情報を発信していくことの価値を訴えていました。

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アフターコロナには価値観、社会、会社が変わる

未来予測とは言わないまでも、現状からアフターコロナを考えて、徳本さんは、価値観の変化、社会の変化、会社の変化、を述べていました。

私は、これに加えて、教育の変化、家庭の変化も同時並行で起こると思っています。

つまり、今までの延長に未来はなく、新しい未来に向けて、自分たちがフィットして生きていくのが最適なのだという内容に納得させられました。

望むと望まざるとに関わらず、私たちは、アフターコロナの時代を生きていくには、私もあなたも、変わっていくことが不可欠なのです。

出会いの書『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 』に戻る

事前に当日使用するスライドを徳本さんに拝見させていただきました。

スライドの後半に『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 』を用意されていたことに驚きました。

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私が、徳本さんとお会いして話をするようになったきっかけは、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 』の出版記念イベントでした。

おもしろい活動、ソーシャルおじさんをリードしている、不思議な人というイメージしかなかったのですが、それから数年間、会社の人間の誰よりも、濃密に話を聞いていただき、一緒にサードプレイス・ラボを支えてきてくれました。

サードプレイス・ラボの活動と、私自身の行動指針として、この本に出てくる10か条はできる限り実践してきたつもりです。

まだまだ、力不足であったり、うまくできていないこともありますが、方向性としては間違ってきたとは思っていません。

私は、無形資産を作りながら、色々な方と出会い、協力して、ここまで頑張って来れたことを思い出しました。

価値ある情報発信ができるために、誰と出会い、交流して、インプットを増やしながら、アウトプットするのか、という基本軸は、アフターコロナの時代、もっと重要になってくると感じています。

今回も参加者がブログ記事を書いてくれました!感謝感謝

今回のサードプレイス・ラボ(初のオンラインのみ)も、参加者の皆さんとグループメッセンジャーでやり取りをしたり、ZOOMチャットも使いましたが、個人として内容を咀嚼して、ブログやSNSに投稿してくれる方には感謝しております。

◆ 渕脇たけしさんの「ふちログ

【学び】ウィズコロナ時代の新しい生き方を考える-第40回サードプレイスラボ

参加してくれると、毎回、丁寧なレポートと感想を交えてブログ記事に書いてくれる、健康的で幸せな人生をデザインするコーチ、スポーツトレーナー、心理カウンセラー、整体師。

最近のブログ記事は、健康面、心理面も含めて充実してるので、是非、定期的にチェックするのをオススメします!

YouTubeチャンネル「渕脇たけしのコンディショニングTV」もいいですよ!

◆ 有村好人さんの「ヘららいふ」

さあ新しい社会に飛び出そう!サードプレイス・ラボの「ウイズコロナ時代の新しい生き方を考える」に参加!

ポイントをしっかりとコンパクトにまとめて感想を盛り込むスタイル。

さすが、量産型のブログを書けるアリーさん(有村好人さんのニックネーム)らしさがあふれてます。

外資系企業を早期退職後、個人事業主として、ブログとコンサルティングを展開中。

新しい機器や電気自動車のことなどに詳しいので気になる方は、是非、一度、ブログを見てくださいね。(ゆるい感じが最高です)

◆ 堀口英太郎さん「eitaroh7407のブログ」

withコロナ、afterコロナの生き方 徳本昌大さんの講演から

このレベルまでまとめてくれると、私は何も言えませんし、書けませんね。

パラレルキャリアとして、サラリーマンをしながらも、中小企業診断士としても活躍する堀口さん。とにかく、いろいろな人と会い、本を読み、イベントに参加して、という活動的な方。

SNSでの投稿も続けていらっしゃったタイミングで「ブログやってみたら」と気軽に声をかけたところ、毎日欠かさずアップしています。

知見と広さと切り口の多様なブログを私も日々、楽しみにしています。

◆ あべっかんさん あべっかんのエクセルとプログラミング教育

ソーシャルメディアを武器にするための10カ条で完全武装

あべっかんさんは、今回のサードプレイス・ラボで取り上げられた、徳本さん・高橋暁子さん共著の『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 』をベースにした書評ベースの記事を書いてくださいました。

あべっかんの本職はITエンジニアなのですが、ライター活動を行っているので、まとめ方が秀逸です。

ExcelVBAについての講座もオンラインで実施されているので、興味と必要性がある方は、是非、あべっかんさんに相談してみてはいかがでしょうか?

◆ 山田トモミさん 年齢不詳のSNS&ITセラピスト 山田トモミ公式サイト

withコロナの先で必要なこと

山田トモミさんといえば、知る人ぞ知る、多方面に活動されている方。

徳本さんとのかかわりが薄くなっていたそうですが、この機会に、また、お互いが新しい関係性ができあがることを期待しています。

サードプレイス・ラボを続けていることで、人と人がつながり、人と人が深まり、一方で弱き紐帯として関われることも、メリットだと思っています。

現在、山田トモミさんは、Facebookライブ配信やZoom飲み会なども展開中。

知識と行動力などを含めて魅力的な方なので、彼女主催のイベントや企画には参加してみると楽しい方と会えるのでオススメです。

◆ 関美奈子さん Party?Party!@neppie.com

「ウイズコロナ」で人と繋がり続けていく。「ウイズコロナ時代の新しい生き方を考える(第40回 サードプレイス・ラボ)」で気付かされた大切な事【イベント】

美味しいものを食べてブログを書いて、好きなことをブログに書いて、体験をブログに書く。

関さんのブログスタイルは、フロントエンジニアとしての知識も取り入れながら、楽しくブログを書いている点が素晴らしいです。

今までも、私は関さんと色々な接点があり、元気はつらつ人柄は、誰にとっても好印象。

今回も、じっくりとブログ記事に素晴らしくまとめてくれています。

オンライン実施は、まだ誰もが不慣れだけど

ZOOMを中心としたオンラインの交流イベントは増えていますが、まだまだ、誰もが不慣れな部分はあります。

失敗もあるでしょう。

今回、私は、スライドの動きとZOOMの会議室管理などでバタつきましたし、画面共有時の問題を思い知りました。(共同主催のスタイルなどをしっかりと理解する必要がありますね)

そして、マネタイズの話もポイントになります。

おそらく、高額なものではなく、大量なものではなく、頻度を増やしたり、少額の基本参加コストに、投げ銭(インターネット上におけるユーザーの任意の金銭提供及びそのサービス)によって、成り立つようになるのだと思いますが。

参加者も使い勝手を覚える必要がありますが、これも経験によって磨かれていくはずです。

セキュリティのことは気にしつつも、様々なチャレンジに取り組んでいくことが、オンラインには必要なのだと思います。

逆に言うと、つまらないものだと誰も参加しなくなるので、シビアな世界が訪れるのは予想できますが。

オンラインのサードプレイス・ラボの未来について

みなさん、ZOOMの一覧状態で、パシャリと撮られることに慣れてきましたね。

今まで、サードプレイス・ラボはリアルなイベントであることに価値を置いていました。

2時間のイベント・セミナーやワークショップと、その後の懇親会も含めて、対面で人と人が交流するメリットが生まれていたのは事実です。

一方で、私は、長らく抱えていた問題がありました。

場所と時間を限定することで、参加したいのにできない人たちがいる、と。

平日の夜に都内で開催するというパッケージにしたことで3点の問題を抱えていました。

・残業など仕事の都合で足を運べない

・主婦の方は時間帯が合わない

・地方の方は物理的に無理がある

ここは数年前から気づいたので、ブログにも書いて生きていますし、サードプレイス・ナイトでも語ったことがあります。

あわせて読みたいブログ記事

◆ サードプレイスは「もくもく会」よりも「Zoomミーティング」向き
(2018年6月の時点で、サードプレイスのスタイルはZOOMミーティング向きと自分が書いています。もちろん、エンジニアの「もくもく会」との対比としての文脈ですが)

◆ 【サードプレイス・ナイト】で最高な時間を過ごせた!(サードプレイス ・ラボ 第24回)

この時に掲げた「拡張」というフレーズと概念イメージのためにも、オフライン型のイベント形式に安住してはいけないと感じていました(2018年末の時点)

Expand your life with energy and support.
エネルギーとサポートであなたの人生を拡張する

結果として、オンライン型にシフトすることで、スタイルを変えていくことに向かいます。

今後、サードプレイス・ラボも変わっていきますが、是非、機会と興味があれば、参加してみてませんか?

ご意見やアイデアなどがあれば、是非、ご連絡ください。

オープンマインドでお待ちしております。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。