映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の名言と言えば、この一言に尽きます。(「レインボーブリッジを封鎖できません!」ではないでしょう)
「リーダーが優秀なら組織も悪くない」by青島俊作
この言葉の意味を掘り下げて考えてみます。
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自分が何度も口にした名言
リーダーが優秀なら組織も悪くない
この名言を私は何度も口にしてきました。
偉人でもないし、架空のキャラクターに過ぎないのに、この言葉が自分を励まし、背中を推してくれたので、忘れられない名言なのです。
リーダーが優秀だとは限らない、だから部下・メンバーは切ない
湾岸署の刑事、青島俊作が映画の後半のシーンで、いい表情で訴えかけるセリフが
「リーダーが優秀なら組織も悪くない」
でした。彼が信じる、室井慎次(管理官)は優秀だから、ついていきたいという思いをストレートに言葉にしています。
リーダーが自分たちを信じてくれて、任せてくれることに喜びを感じて、無理や無茶な状態も突っ走ることで、事件を解決につなげた、青島俊作。
現実には、リーダーが優秀な人ばかりでない。
優秀でないリーダーのもとで、メンバーとして役割を務めるならば切なくて仕方ないのです。
リーダーへの期待感と絶望感で組織は変わってしまうもの
組織を引っ張るリーダーには、大きな期待感があり、それだけにうまく行かない、機能しないと絶望感に変わってしまうことになります。
ただ、リーダーだからといって、全知全能の神みたいなはずはなく、ある意味、与えられた役割として、組織を率いる存在にすぎません。
リーダーは目指す方向を決めて、メンバーに伝えていきます。
もちろん、熱意も戦略・戦術も必要なわけです。
具体的なプランや指針があってこそ、その上でうまく機能すれば、リーダーは成果を生み、評価されていきます。
実際は、リーダーはミスを犯して、組織運営が崩壊してしまうケースも多くあります。
個人の資質だけでなく、組織の構成員であるメンバーの能力、モチベーションを組み合わせても無理があったのかもしれない。
リーダーだからといって、メンバーを選んで挑めているわけではないので、100%うまくいかないのは当然の成り行きなのです。
自分にとって優秀なリーダーを振り返る
自分がビジネスパーソンになってから、優秀だと思っていたリーダーとの関係性を振り返ってみます。
・率先して行動で示して、任せてくれた某上司
まだ、私が若手ビジネスパーソンだった頃、経験したことがないことにチャレンジしなければいけない時に、自分を支えてくれたリーダー(上司)のことを強烈に覚えています。
当時のリーダーは以下のような言葉を私に投げかけてくれました。
「まずは考えて、やってみてごらんよ」
「失敗してもいい、なんでうまくいかないか考えて報告してくれ」
丸投げではなく、私に期待をかけて、ビビらせるのではなく、まずはやらせてみて、考えさせて経験させようという意図。
わからなかったり、迷ったり、トラブルが起きれば、相談・報告をすると、具体的なアドバイスを投げかけてくれました。
もちろん、間違った行動、結果を導けば、その理由をわかりやすく教えてくれました。
安心感と信頼感があったので、当時のリーダー(上司)には尊敬をしていました。
今も、感謝しております。
・誰もよりも自分が動き、適切なアドバイスとフオローをくれる現上司
今の私の上司は、とにかく知識も対応も見事で、関係者を巻き込みながら、適切すぎる姿を見せてくれます。
私の知らない知識、人物、対応方法などについて、的確なアドバイスとフォローをしてくれます。
このタイミングを私に合わせてくれることで、失敗のリカバリーのチャンスも、チャレンジの機会も与えてくれているので、充実感を持って仕事ができています。
素晴らしいリーダー(上司)のもとで働かせてもらっていることを誇りに思います。
・強引なまでにグイグイと引っ張ろうとした失敗リーダーだった私
私自身が組織のリーダーとして役割を果たしていた時のことも振り返ってみます。
目標を達成するために、強引なまでにグイグイと引っ張るタイプのリーダーでした。
もちろん、このアプローチがはまって成長、成功することもありますが、噛み合わずに挫折していくメンバーもいました。
結果として、自分がその穴となるウィークポイントをカバーしようとして、自らに負荷をかけすぎてパンクしかけました。
当然、リーダーは解任されました。
当時は、悔しかったですが、今の私なら、あの頃の自分のリーダーとしての力量不足を認めます。
若い頃、つらい気持ちの時に、この名言を何度も口にしていた
私は若い頃、踊る大捜査線シリーズが大好きでした。
それだけに、つらい気持ちの時に、この名言を何度も口にしていました。
リーダーが優秀なら組織も悪くない
リーダー(上司や組織の上層部)への不満の愚痴であり、自分がリーダーになったら、絶対に組織を生かして見せるぞ、という決意を込めていました。
リーダーが優秀なら組織も悪くない
優秀なリーダーが増えてくれたら、組織はもっと良くなるし、社会も良くなるはず、と信じています。
簡単ではないのは、身に染みていますが。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。