お寿司を食べるネタの順番って決まってますか?
好きなモノから、最後に大好きなネタを食べる、など色々あります。
私は「お寿司の締めは玉子焼きでしょ」という言葉を熱弁した人のことを思い出します。
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玉子焼きの甘味が寿司飯の口直しになるから、最後に食べる説
究極の結論を先に書きますが、お寿司の締めといえば「玉子焼き」という説の科学的根拠などは一切見つかりませんでした。
つまり、根拠がないというのが結論です。
世の中のお寿司関連のブログや情報サイトで、何か参考になるものはないかと追いかけてみました。
変わりネタが好きな人から、王道の大トロやイクラ、ウにの軍艦が好きない人など様々いる中で、アレルギーでもない限り、誰もが好きなネタに玉子焼きがあります。
しかも、通(つう)ならば、玉子焼きを最後に食べて締めるもの的なものが目立ちました。
その根拠を調べてみましたが、はっきりしたものがなかなか見つからず、一番妥当に思えたが「玉子焼きの甘味が寿司飯の口直しになるから」という説でした。
はて、そんなに酢飯の酢が口に残って困るという印象はあるものでしょうか。
昔の本格的なお寿司屋さんは、酢飯の酢がきつめだったらしいので、この説は正しいとも思えます。
各地に増えた回転寿司ならば、デザートが出てくるし、おしゃれなお寿司屋さんならば最後に甘味が出てきたりします。
おそらく、昔は、締めと言う意識よりは、コースの最後のスイーツのような扱いで玉子焼きが存在したというのが正解なのではないかと考えます。
玉子焼きは日常でも食べるけど、お寿司屋の玉子焼きは違う
考えてみれば、お寿司は魚介ネタを使うものが中心なのに、なぜ、玉子を使った一品が入っていたのかは不思議でなりません。
お寿司屋さんに玉子焼きを専門に卸している店があるように、自前で拘ってつくる玉子焼きは出しを混ぜて丁寧に作り込んでいるので外れのない存在こそが、玉子焼きなのです。
当然、ネタとしてもお安い。
興奮して美味しく食べていたお寿司マインドが、クールダウンするにも玉子焼きは最適。
これで今日のお寿司は終わりだという印象が強く残ります。
回転寿司をごちそうしてくれた彼も玉子焼き最後説を語っていた
15年以上前の話だけれども、一緒に仕事をしていた変わり者の彼は、ご機嫌な時は、私にお寿司をごちそうしてくれた。
色々とネタのうんちくを述べながら、ぺちゃくちゃうるさく食べる人だったけども、最後に食べるのは、絶対に玉子焼きという主張は一切曲げなかった。
理由を聞いても、それが寿司を食べるルールだと固く信じ込んでいて、説明は何もなかった。
彼と最後に食べたのもお寿司だったような気がします。
もちろん、締めは玉子焼きで、にっこりして別れたのが最後でした。
元気に過ごしているのかすら、不明なのが残念なのですが、お寿司屋で玉子焼きを食べると、彼の顔が浮かぶようになりました。
最初に食べても、途中で食べても、お寿司屋の玉子焼きは美味い
結論としては、老若男女が嫌わずに食べられて、安心できるものといえば、玉子焼きなので、最後に食べる説が強いのです。
だからといって、玉子焼きを注文したら会計をうながされるわけではないので、お寿司屋側でのルールでないことは間違いありません。
最初に玉子焼きを食べても、途中で食べても、結局、お寿司屋の看板メニュー、エースではないはずの玉子焼きは美味いということだけは不変です。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。