例年10月末頃になると、忘年会のお誘いや企画などが増えてきていたのを思い出します。
年末モードでパーティでワイワイやりたいのは、クリスマスと合わせて、12月の予定が埋まっていき、職場や、取引先、友人・知人などとの楽しい忘年会三昧だった頃を思い出します。
2020年の忘年会って、今までのように、お互いの距離を近づけて、大きな声で話して、飲食をするというのは、実現できそうにありません。
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お店も掻き入れ時、お財布も緩み、街中に酔っ払いが溢れる季節の出来事
とにかく、仲間内の人間が集まって、コースの料理がたっぷり出て、お酒をガンガンと飲んで楽しむのが、日本人の忘年会の展開。
飲食店側も、掻き入れ時なので、必死になって店を切り盛りして、いつもよりもお財布の紐を緩めた方々が、街の中の酔っ払いとして、グダグダになる毎日。
忘年会だからこそ、いつもより奮発して、楽しみつつ、今年のことを忘れてしまえ、というのがスタンダードでした。
私も、若い頃は、不満やトラブルがついてまわる、忘年会の幹事役は、面倒でしたが引き受けていました。
季節イベントなのだから仕方ないと割り切っていました。
「忘年会承ります」「幹事様向けパック」とかって、本当に必要だったのだろうか
飲食店側も「忘年会承ります」というポスターを店内に貼ったり、ネット予約時に「幹事様向けパック」などのコースを用意して、アピールをしまくってきました。
お客様に楽しでもらいつつ、回転率を下げないように、店を切り盛りしていたはずで、ホールスタッフなどは、忙しさと大変さを想像すると、心持ちとして苦しい気持ちになります。
そもそも、そこまでして、忘年会って必要だったのでしょうか。
もしかしたら、習慣のように開催していただけで、誰もが満足して楽しめていない義務感の場ならば、無駄な時間とお金をかけて参加する意味なんてなかったのかもしれません。
幹事をやって、楽しい反面、終わった後の虚しさが残る
当然、幹事を任されて、段取りなどを細かく決めて、夢中になっている時は、楽しいことこの上ないのですが、終わった後には虚しさが残るのが忘年会です。
一仕事終わった感の方が強く、心底楽しめていない部分が、幹事にも、参加者にも、モヤモヤした気持ちとして残ります。
あんなに準備やら調整に必死になるぐらいならば、仕事をするなり、家族との時間に振り分けた方が良かったのではないかと反省してしまうことも度々あったのではないでしょうか。
無理やり集まらなくても、一人一人と丁寧に向き合うのが大切
集団でワイワイやらないと楽しめないという気持ちはわかるものの、実際は一人一人と丁寧に向き合えていないのが忘年会です。
個別に食事やお酒を飲みに行ったら時間がかかります。
特別な時間を過ごさなくても、一人一人と時間をとって、コミュニケーションを取れば済む話です。
コロナウイルスの解決ができていない2020年に、無理矢理、忘年会を設定するのは無意味です。
また、ここで見直しをする機会なので、本当に一緒に時間を過ごしたい人たちでなければ、数多く集める必要はなく、自然体に少人数で集えばいいのだと考えます。
本当に食べたいもの、飲みたいものを、自分と深く付き合う人とゆったりと過ごすことに時間を割きましょうよ。
旧来の忘年会スタイルからは卒業しましょう!
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。