世界の有識者にインタビューした『コロナ後の世界』は考えさせられる

2020年は、歴史に残る1年なのは間違いありません。

新型コロナウィルス(COVID-19)が世界に蔓延して、今までの当たり前を大きく変えてしまいました。

現代最高峰の知性6人の緊急インタビューをまとめた『コロナ後の世界 (文春新書)』を読みながら考えてみました。

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世界の知性とのインタビューもオンラインで実施(zoom、メール、電話)

コロナ禍が終焉を見せる時期が全く予想できていません。

『文藝春秋』のインタビューを元にまとめあげられた一冊。

ジャレト・ダイアモンド、ポール・クルーグマン、リンダ・グラットン、マックス・テグマーク、スティーブン・ピンカー、スコット・ギャロウェイの6名からヒアリングをされた、大野和基さんが編集をされたスタイルが、あとがきに書かれていました。

リアルで会えないからこそ、zoomやメール、電話などの通信手段を駆使して、作り上げた本という存在こそが、コロナ時代が生み出した一冊だと実感させられます。

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結論:コロナ後の世界は変わらざるえない

誰もが理解している話ですが、結論として、コロナ後の世界は変わらざるをえない、に尽きます。

6名の知性あふれる方々の専門分野から切り出された、今と未来の話には、説得力がありました。

6人とも問題を憂いながらも、未来を見捨て語っている内容には、共通性があって、コロナ後の世界は、コロナ前と同じものにはならないという点です。

AIしかり、GAFAの存在も、働き方も、強制的にアップデートされなければならない事態に陥っています。

個人として好きや嫌いを述べても意味がないほど、大きく変わる時代の潮目にいることは間違いありません。

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今までの常識は通用しなくなり、アップデートされた日常に馴染んでるから

人と人の距離感が確実に変わっています。

握手をする、ハグをするという欧米のコミュニケーション文化も、ここにきて変わっていくはずです。

都市の一極集中的な環境のメリットよりも、デメリットが目立ち、地方や地域でやりたいことができる環境が整ってしまうので、日本の満員電車で通勤する文化も変わっていくでしょう。

多くの人がリアルで密着して集まることが楽しい、盛り上がるという感覚も、本当に必要なものなのかと疑ってしまう気持ちが湧いて、行動を変えてしまう可能性が高いと言えます。

変わってしまった、新しい日常に適応して生きていくのが、当たり前になり、個人も、社会も、世界もコロナ前とは同じにはならないと認めるしかありません。

在宅で仕事をしながら、リアルな行動量を増やせればベスト

おそらく、日本の場合、住環境と職場が変わっていく方向に進んでいきます。

うさぎ小屋とバカにされた狭い集合住宅では、在宅で仕事をしにくいため、郊外の広い家やわーケーションスタイルで働くことや二拠点生活などが当たり前になっていきます。

結果として、オフィスに従業員が集まって、会議室で話し合う場面は、減っていきますし、本当のペーパーレスな時代を迎えて、ハンコも不要になり、時代に合わない企業は淘汰されていくことは明らかです。

むしろ、家で働くことが増えるからこそ、リアルで行動する時間を、混雑を避けて、各自が自由になっていく中でのコミュニケーションや生き方にフィットできるようになると、本当の意味で、多様性を受け入れた社会ができあがる未来も想像できます。

もしかしたら、広い住環境を得て、家の中で運動をしやすくなる日本人、という想像できなかったスタイルが確立されたら、健康な人が増えて、寿命がさらに伸びるかもしれません。

完全に元に戻ることはないコロナ後の世界をどう生きるか

目の前のコロナとともに生きる生活にストレスを感じる人も多く、生活が苦しい人、健康面で課題を抱えて苦しむ人(コロナ感染も含む)もいます。

どうしても、今を生きることで頭を使うのに必死なのは当然ですが、未来を見据えなければなりません。

コロナ後の世界 (文春新書)』の6名の知性ある方々も、年齢を考慮すれば、変化にポジティブに進めない年代かもしれません。

それでも、彼らは現実を見つめながら、コロナ後の世界について、それぞれの専門分野を軸に語っている点が印象深く残りました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。