花のある生活って、普通のことだと思っていました。
庭やベランダ、部屋の中、街の公園など、身近に触れられる存在だと。
ただ、冷静になると、花の名前を意識したり、身近に飾る機会って減っていると気付きませんか?(大好きな方は除く)
「あなたの生活に花を」というタイトルで、花のビジネスと行政・自治体での取り組んだ事例をヒアリングする場をセットした、サードプレイス・フェスのイベントです。
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まさか!太田さんと石黒さんがつながってるなんて!という驚きがスタート地点
今回のサードプレイス・フェスの企画を組み立てる上で、奇跡的なことはいくつも起きていたのですが、この「あなたの生活に花を」というきっかけは、偶然の出来事から生まれました。
太田春菜さんをご紹介されて、メルマガインタビューをさせてもらったのが数ヶ月前のこと。
オンライン上で初めてお会いして、インタビューをさせていただきたながら、Facebookの太田さんのアカウントを見て、友達一覧で私と共通する人がいるのかどうか調べてみました。
石黒勝宏さんという名前が出てきて、驚きました。彼は、私の大学時代の同じ学部の友人です。
「石黒さんとは地域で接点があったのですか?」
という、おまけの質問に対して、
「豊橋市の企画で本当にお世話になった方です!」
と答えていただいた瞬間があったからこそ、生まれた企画です。
意外なところで、人の縁がつながっていて、それを披露する場を演出できる自分にワクワクしていました。
豊橋市(三河地区)は花の産地なのに誰も知らない!PRをちゃんとしよう!最適なパートナーを選ぼう
予告編動画は、石黒さんと私の二人で担当!
行政・自治体が産業を盛り立てるために、色々な手を打っているのですが、関係者以外は知らないものが多いものです。
地元市民に知ってもらうためにも、花のまちというPRをしっかりと行おうと企画や旗振りをしてきた石黒さんは、以前から知り合っていた太田さんnHANAイノベーションを事業に巻き込むことで、地域にムーブメントを起こそうとした仕掛け人です。
イベントだと一過性のものにはなりますが、印象に残るものであれば、じわじわと染み込んで多くの方に認知・理解されていくのは当然の流れ。
その中で、イベントを盛り上げるべく、太田さんたちも必死に頑張ったことで、事業が成り立ち、豊橋市だけでなく、愛知県にも知られる存在になり、今は、他の地域とも活動をしようとしている姿は印象深く残りました。
HANAイノベーションは実績を作りたく、豊橋市は造園事業者以外と一緒にPR企画をやりたかったのは運命
もちろん、利害一致がなければ、行政と民間事業はうまくいきません。
発注側と受注側という関係性に加えて、お互いの信頼関係があったからこそ、PR企画が成立したのだと思います。
二人の会話を聞きながら、お互いの役割を理解しつつ、協力しあって乗り越えてきた様子が伺えます。
1つには、街の産業を盛り立てていきたいと願う、役所に勤める立場を越えて、地元への愛がある、石黒さんの今までの関わり方が展開されてきたのは事実。(脂ののっている公務員の中間管理職ポストで任されていたことも忘れてはいけない)
一方で、実家のバラ農園で育った太田さんが、花の事業にイノベーションを起こしていきたいというい強い思いを抱いていたからこそ、イベントがが成功したのは事実。
この二人がキーマンとなったからこそ、成功した事例なのだと理解できました。
行政の取り組みの価値とHANAイノベーションの未来に何が生まれるのか
地方自治体が産業を盛り立てながら、生き残りをかけることは不可欠であり、そのために、地域の強みを理解して、世間に強くアピールしていこうという姿勢と努力は、石黒さんに限らず、熱量を高めながら、各地で頑張っている方が多くいます。
太田さんの話を伺いながら、花産業が、旧態依然の商習慣では存続が厳しい可能性があるという課題意識も深く刺さる内容でした。
消費者と生産者の間にある大きな距離感を変えるのは並大抵のことではないですが、きっと、太田さんたちの事業や周辺で取り組む方々達の努力と工夫によって、変わっていくはずだと強く期待が持てました。
私が後半で質問した通り、実際に、お花屋さんに足を運ぶと、店員の方は忙しそうで、お店の前を立ち寄っても、背中を向けているか作業に忙しそうな雰囲気で、こちらを向いてくれない寂しさがあります。
気軽に花の話を聞いていいのかわからない、敷居が高く感じて、普通の人が立ち寄らないという話をしたのですが、太田さんには何らかのヒントを得られたようで、良かったです。
朝から、爽やかな二人のゲストに、笑顔で終わる楽しいひととき
土曜日の朝のイベントだけに、爽やかな雰囲気が漂う、太田さんと石黒さんの話を伺えたのは、本当に心地よい時間として過ごすことができました。
男性が女性に花を送ったことがあるのかどうか、という質問に、照れ臭くなる男性がいるのは納得できます。
海外の男性達のように、自然と、花を贈ったり、家に持って帰られる人が増えたら、社会も家庭も少しだけ明るくなるのではないだろうか、と感じられたイベントでした。
偶然のご縁が運んでくれた企画だっただけに、もっと上手にアピールして、多くの方にリアルタイム参加をして欲しかったですね。(アーカイブは残っているので、いつでもチェックしてください)
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。