『科学するブッダ』は科学が6割以上語られてる!本当は何を悟ったんだろう?ブッダは

月1読書会の課題本『科学するブッダ 犀の角たち (角川ソフィア文庫)』(佐々木 閑)を必死になって読みました。

ブッダの話が中心かと思っていたら、科学の話が6割以上語られていてびっくりしました。

タイトルに嘘はないものの、ブッダが科学的に何かをしたわけではありません。

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ブッダって科学者ではなく、悟りを開いた人物

ブッダとはいったい、どんな人物だったのかと想像すると、とても興味が湧いてきます。

そもそも、何を悟ったのかを明示しきっていないので、答えは自分で考えろ的な部分が、神秘的であり、どうもポイントをぼやかして、真実を教えてくれないような人物のように思えてきます。

そのブッダを科学するとしたら、どんな切り口の本かと思って、期待と不安のまま読んだ『科学するブッダ 犀の角たち (角川ソフィア文庫)』は、科学に関する歴史や人物を語るのが前半メインすぎて、いったい何の本を読んでいるのか、わからなくなってしまいました。

まるで、ブッダの悟りを教えてくれない、ぼやかし感を与えられた感覚のままの本です。

科学と宗教の組み合わせって、人類の歴史の中で捨て去ることができないもの

人類の歴史を紐解くと、様々な宗教が生まれて、そこから人類に信仰や戦いがうまれて、その戦いの道具に、科学で作られた道具が用いられていく。

発展と紛争の歴史には、科学と宗教は切り離すことができない、大事なポイントです。

もし、人類に、科学と宗教がなければ、発展も乏しければ、変化も少ないまま時を経ていたかもしれないのです。

科学と宗教が、人類にとって不可分な存在だという点において、この本のテーマの取り上げ方は正しかったと感じます。

中身そのものは惹かれるのかと尋ねられるとNo!

読書会の課題本だから、必死に最後まで読み切ったものの、もし、個人として自由に読んでいたら、早々にギブアップした一冊なのは間違いありません。

何を言いたいのか、どこにゴールがあるのか、著者の言いたいポイントが伝わり切れませんでした。

難しいというよりは、読めば読むほど、迷路に入り込むようで、科学も宗教も必要だったことはわかるけど、その関係性をブッダを切り口にどう伝えたかったのかがわからないまま読み終えてしまい、消化不良のままでした。

人には言えない自分だけの秘密を悟ったと語るブッダ

ブッダという人物は何を悟って、それをどうしたかったのか。

もしかしたら、自己満足な話に酔っていただけで、悟というよりは、自分が納得して生きる程度の意味だったとしたら、とんでもない勘違いを後世に残したことになります。

タイムマシーンがあれば、ブッダに会って、悟りの内容を何としてでも聞き出したいものです。

聞いたからと言って、納得や理解ができる保証はありませんけども。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。