コロナ禍で、有名になったのが困窮している飲食店やサービスを救うためのクラウドファンディングです。
私自身も、少額の支援をする側の立場に立つことはあっても、自分がクラウドファンディングの企画を展開することがなかったのは、仕組みがいまいち理解できないからです。
今回、CAMPFIREの社外パートナーでもある、大村和彦さんをゲストにお呼びして、サードプレイス・ラボを開催しました。
(2021年10月25日開催)
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クラウドファンディングは一体何なのだろう?という疑問
この数年、何かと耳にしたりする、「クラウドファンディ」とは一体何なのだろう、という疑問を抱く人がかなりいらっしゃいます。
クラウドファンディングは、社会事業やビジネスなど、多様なチャレンジに必要な資金を集める仕組みですが、実際、どんなものなのか、よくわからないままだと気持ち悪い。
わからないことを自ら学ぶだけでなく、興味がある人と一緒に学ぶものも、サードプレイス・ラボらしさの1つです。
なぜ、大村和彦さんをゲストにお願いしたいのか?
CAMPFIRE公式キュレーターの大村和彦さんは、企業アドバイザーとして顧問についています。
キュレーターとして実績が2018年12月からの実績が総支援額7億3千万円という、途方もないパフォーマンスを出しながら、ビジネス系オンラインサロン「Flatier」(フラッティア)を展開されている、大村さん。
1998年 大阪産業大学交通機械科卒業
1998年 日産サニー大阪に入社
2006年 日新火災海上保険株式会社に入社
2008年 総合保険代理店 株式会社SEIKO 常務取締役 就任
2014年 セミリタイヤ後、10社の顧問として活動
2018年 株式会社CAMPFIREと提携しCAMPFIRE公式キュレーターとして活動開始
これだけで、只者ではない人という印象が残りますが、大村さんは親切で、かつ、わかりやすく相手に説明ができる人なので、今回、ゲストとしてお願いした理由です。
クラウドファンディングをもっと多くの人に知ってもらいたいので、基本的なことから話してくれるという、大村さんの優しさに完全に甘えました。
私自身、クラウドファンディングには、何件か協力・支援をしたことがあるものの、実際は、よく理解ができていない、ふわふわとした存在だと感じていたので、本当に前のめりで参加しました。
クラウドファンディングは3種類ある!
具体的に話を伺う中で、冒頭に出てきたのが、クラウドファンディングの種類です。
寄付型
融資型(投資型)
購入型
正直、誰もが知っているクラウドファンディングといえば、寄付型のものですが、この分類からしっかりと確認します。
「クラウドファンディング=寄付 は間違ってますよ!」
寄付を得るには許可がいるので、NPO法人が中心であって、一般人が勝手にやるのはNGです。
ほとんどのクラウドファンディングは、購入型 なのだという事実。
購入型のクラウドファンディングって
起案者が、クラウドファンディング事業者に支援募集を行い、その内容を見た支援者が、クラウドファンディング事業者に支援(金)を送り、マージンを除いた資金を起案者に届ける。
最後に、起案者が支援者に対してリターンを渡すというのが、購入型クラウドファンディングの流れです。
え?購入しようと思ってる?
最初に、この点に疑問を感じるはずです。
リターンを購入するために、相当額を支払っているのが、購入型のクラウドファンディングとなります。
完全に見返りを求めないならば、寄付と言えますが、何らかの形(お礼のメール)だとしても、それは購入する行為だという点は、全く理解できていない方が大半でした。
寄付ではなく、応援・支援してください!というスタンスなのです。
購入型クラウドファンディング=マーケティングツール
購入型クラウドファンディングとは何かということを、大村さんはシンプルに、マーケティングツールだと断言します。
目標設定の考え方、手数料の考え方まで詳しく、事例を取り上げながら解説してくれました。
購入型クラウドファンディングという意味ではECサイトと似通っているものの、支援という考え方にあります。
プロダクト(商品やサービス)で選ぶのではなく、共感したポイントがあってページを見てから動き出す点です。
共感して支援してくれるので、クチコミで拡散しやすいというのが特徴だと言われると納得できます。
商品の発売前のクラウドファンディングは、予約販売として機能して、リサーチも可能な点がメリットだと聞いてみて、マーケティング的に利用する価値があると理解できました。
クラファンを素人がスタートするのではなく協力者が必要!
もっと、クラウドファンディングを知ってもらい、活用する人が増えてほしいという思いを持って、オープンな形でも、無料でも、大村さんはセミナーや説明を行ってくれています。
クラウドファンディングの底上げが必要だという使命感を持っているので、プラットフォームは問わないと言い切れるのは、自信の表れに感じました。
このような状況だけに、素人が突然、スタートするには難しい面があるので、大村さんのようなキュレーターというプロの協力者の力を借りることが必要というのはわかります。
運営会社の担当者ではなく、実践者の支援を受けてチャレンジできるのが、クラウドファンディングの魅力かもしれません。
アンケート結果 〜クラウドファインディングの基本を知れた〜
1時間の大村さんの話を聞いて、参加者の皆さんの声をアンケートのコメントよりピックアップします。
・今日はどうもありがとうございます。クラファンの理解が深まりました。
・基本的な事柄こそやらなければクラファン、ビジネスそのものでの成功はあり得ないということ、改めて強く共感しました。
・クラウドファンディングの実際を聞けて勉強になりました。
・ご自身の直接の儲けではなく、相手を支援していく姿勢が素晴らしいと思いました。また、クラウドファンディングや、ビジネスについての知識を得ることが出来て良かったです。どうもありがとうございました。
・公式LINEに送りましたので省略させて頂きます。今後ともよろしくお願い致します
・とてもわかりやすく短時間ですごい情報量でした。勉強になりました。
・初心者にも分かりやすく説明していただき、ありがとうございました!!
めちゃめちゃ勉強になりました!!
プロというのは結果を出すだけでなく相手にわかりやすく伝えられる人だ!
クラウドファンディングに限らず、プロフェッショナルな佇まいを感じる、大村和彦さん。
実績が素晴らしいがために、個人の自慢話に終始するような方はいますが、大村さんは、とにかくわかりやすく話してくれます。
本物というのは、相手のレベル、環境に合わせて自在に話せる人なのです。
是非、当日の様子を下記動画でチェックすることをオススメします。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。