著名な経営者、政治家、スポーツ選手などが師事したと言われる、大哲学者・中村天風という存在。
昔から、自己啓発本には、頻繁に名前が出ていた名前ですが、直接、本人の話を聞いたことも、著書も読んだことがありませんでした。
彼の講和テープをまとめた『信念の奇跡』を図書館から借りて読んでみました。
毎週火曜日発行のサードプレイス・メルマガ(まぐまぐ)月額800円(税抜)
【週刊】サードプレイス・メルマガ 登録は こちら >>
オフライン・オンラインで色々な人に会って、一緒に学べる場です。
定期参加も、スポット参加も歓迎します。
毎月開催【サードプレイス・ラボ】の詳細は こちら>>
大哲学者・中村天風の講和テープを書籍に
『信念の奇跡』は、中村天風の講和テープを文字に起こして、書籍にまとめた一冊だけに口語調でリズムがいい。
話している中身の深いので、理解して、実践するのは容易ではないけれども。
本の目次は以下の通りです。
目次
「何ものも恐れず」の篇
第一章 私の死生観
第二章 本当の生き方
第三章 心の大掃除
第四章 何をするときでもベストを尽くせ
「天命と宿命」の篇
第五章 本当の自分とは
第六章 天風式座禅
第七章 人生を支配する法則
第八章 天命と宿命
「宿願達成」の篇
第九章 生きがいと喜び
第十章 宿願達成の原動力
第十一章 ひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に
《公式》中村天風述 最新刊【信念の奇跡】第十章 宿願達成の原動力(朗読:鈴木優)
やはり、文字で読むよりも、音として耳に入ってくる方が届いていきます。
全11章を漠然と読み進めてしまうと、頭に入って整理しきれない部分も、講和テープを繰り返し耳にする感覚だと理解は進むのだと感じました。
壮絶な人生とカリアッパという師匠
日露戦争の軍事探偵という、現代では想像できない暗躍な活動。
命を落としそうな場面、怪我や病気との戦い。
インド哲学の師匠・カリアッパ(詳細が謎の存在らしい)と出会い、身体がボロボロになった彼を導いたという逸話。
明らかに伝説になりそうなエピソードをたくさん抱えているものの、天風の考え方を取り入れることは、誰もが賛同しています。
人の心と身体につながる話を哲学的に掘り下げて伝えてくれている内容は、わかりやすそうで、自分事に置き換えると難しいものが多い。
もっとも惹かれたのは、「欲を出しなさい」
哲学者の語る内容だけに、腹落ちに時間がかかる本ですが、最後の「欲を出しなさい」という点が異質で印象に残りました。
しかも、「高級な欲望を出しなさい」と言い切るあたりが、天風先生の独特な感じがします。
低級な自己本位ではない欲望に対して、高級な欲望に向けて自己改造をすればいいと言うのは、ハードルは高そうですが、無私すぎる生き方よりも、自然体でありながら、頑張ろうと思えるものに感じたのです。
毎月開催【サードプレイス・ラボ】
サードプレイス・ラボでは定期的にイベントを開催しております。
★イベント情報★は >>こちら(随時更新)
ご都合が合えば、是非、ご参加いただけると嬉しいです。
[各種SNS]サードプレイス・ラボ
サードプレイス・ラボは各種SNSで情報発信をしております。
是非、フォローやコメント、グループへの参加をお待ちしております。
◆ サードプレイス・ラボ(Facebookページ)
◆ サードプレイス・ラボ(Facebookグループ:非公開のため、申請・許可制です)
◆ 【サードプレイス・ラボ】居心地の良い第3の居場所を拡げる!(Twitterアカウント)
◆ サードプレイスラボのあんてる(note)
◆ サードプレイスラボちゃんねる(Youtube)
◆ サードプレイス・ラボ(Peatix)
[週刊]サードプレイス・メルマガ
仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ
「まぐまぐ」毎週火曜日発行 月額:800円(税別)※初月無料です!
仲間と一緒に執筆している週刊メルマガです。
メルマガの詳細は こちら をご一読ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
【サードプレイス】ブログへのご意見・ご要望・ご相談、ご依頼などは下記まで
投稿者プロフィール
-
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。