『不倫と正義』は、この二人の対談トークだから深い!

中野信子さんと三浦瑠麗さんの対談本のテーマが「不倫」だと聞いて、どんな内容になるのか気にならない人はいないはず。

芸能人が叩かれるNo.1の理由が「不倫」ネタですが、果たして、第三者が正義を振りかざしている姿って、どうなのでしょうか。

当事者の問題のはずなのに、正義感を持って、相手を叩く姿が気持ち悪くてたまらない人もいるのではないでしょうか?

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不倫が良いことだとは思わないけど、正義か不正義かで区別していいのか

そもそも、正義か不正義かで、不倫を語れば、誰だって、不正義だと断定的に語るしかない。

ただ、不倫という行為を、正義・不正義の二項対立で語ること自体が正しいのかどうか、私は、中野信子さんと三浦瑠麗さんの対談本『不倫と正義』を読みながら、あれこれと考えてみました。

このテーマを男性ではなく、主張が強めの女性二人で語っている点に興味を持ちました。

不倫は一人ではなできない行為、必ず二人以上の登場人物が必要

冷静に考えてみれば、不倫という行為は一人ではできません。

最低でも二人以上の登場人物(常識的に考えれば、三名以上は必要!)が成立しない世界です。

損得勘定を避けてなおかつ相手からいい行動を引き出したかったら、やっぱり自分が利他的に振る舞う。そうすれば、相手からもいい反応が返ってくるんですよ。私はそれが夫婦の基本だと思っているので。結婚とか人間関係における最善の姿勢は、相手に期待しすぎないこと、追い詰めないこと、相手のことを思ってお互いを大切にすることだと思うんですよ。それさえ実施できれば、ほかはどうでもよくない?

対談している二人は、既婚者です。パートナーとの関係性も踏まえて、おそらく、不倫をしていない当事者として語っています。(真偽は分かりませんが)

愛があっての暴走行為なのか、冷めた夫婦関係から生まれる問題なのかはわかりません。

それぞれが個別の事情なので、他人様が、あれこれ論じても意味がないのです。

ただ、三人以上の関係性の中で、ハッピーになれない人がいるという点は見過ごせません。

倫理観なのか、愛情の問題なのか

当然、不誠実な行為、倫理的に不道徳というのは、誰もが否定はしない世界。

もちろん、当事者だって、その点は無知なはずはありません。

そこにあるのは、倫理観だけではなく、愛情の問題も含めて存在するから、ややこしくなります。

『不倫と正義』にも書かれていましたが、一夫一妻の精度は動物的には稀なようですし、時代によっては、一夫多妻制なども認められていたわけで、当時は不道徳だとして騒ぐ人はいなかったはずです。

つまり、社会制度と規範が、不倫に対してNo!と判断しているから、ダメなのであって、愛情論(動物的感性)からしたら、何が正しいのかは判断ができない部分があります。

不倫は文化だ!と豪語した芸能人がいた頃が懐かしい

昔、「不倫は文化だ!」と豪語した芸能人(トレンディ俳優)がいましたが、そこまでバッシンはされませんでした。

歌舞伎役者さんの世界などでも、芸の肥やしとして、多くの異性と自由に付き合う文化は長年あったそうですし。(私自身、事実を知る人間ではないですが)

いつから、ここまで、「不倫」という行為を著名人がすると徹底的に叩く世の中になったのでしょうか。

あなたの周辺で、「不倫」の話題があったとしても、そこまでして、袋叩きにはしていないはずなのに・・・。

このテーマで本を作って世に出せる二人の強さがすごい

そもそも、不倫というテーマで、中野信子さんは本を出しています。

無名な人が、このテーマで本を書いても、自由な主張として受け止めて流されるでしょう。

知名度のある二人に、この本を出させた出版社の編集担当がすごいのかもしれません。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。