何でも録画・録音される時代に暴走的な言動は形に残るのだから、冷静になれ!

人前で本音を晒した言動をした場合、録画・録音されたものが、世に出てしまう時代です。

ありえないと考えてしまうのではなく、心の声が漏れているものは、テキストであれ、画像・動画などで誰かに伝えてしまえば、流出するリスクがあるのです。

この1点を忘れてしまうと、後で後悔することになりますよ。

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感情の暴走から非常識的な言動をするな!

人間は、理性的で冷静であろうと努めても、自らの感情を揺さぶられて暴走してしまう非常識な行動を完全にストップすることはできません。

怒り、いらだちなどの悪感情が瞬間的に沸騰した場合、自らの感情をコントロールできずに、非常識な言動に及ぶケースがあります。

今は、それが、人づてに聞く話ではなく、録音・録画という証拠として残る時代なので、言い逃れができない社会です。

つまり、どれほど、感情の沸点を越えるような出来事があっても、カウンターとしての行為は抑制しなければならないのです。

当事者が忘れても動かぬ証拠にぐうの音も出ない

感情が爆発した当事者が忘れたとしても、動かぬ証拠が手元に残ってしまえば、正直言って、ぐうの音も出ません。

以前であれば、言った、言わないの水掛け論で済んだ証拠不十分な話が、今の時代は、明確な証拠(場合によっては、この証拠を捏造する輩もいますが)として提示されてしまうと、事実として認めざるを得ません。

一次的な感情で行き過ぎたと反省したとしても、証拠として提示されてしまえば、強烈なパワーをもつことで、当事者への激しい批判・非難の集中砲火が訪れることも避けられません。

日頃は、温厚でおとなしい人物だったとしても、この1点において、誰もが説得できなくなります。

パワハラ、モラハラなどのハラスメントも相手への怒り・不快感の類だけど

ドラマのワンシーンで、大事な情報を録音・録画したものがキーになる場面が増えました。

日常の中でも、パワハラ、モラハラなどのハラスメント的な行為も、相手への怒りや不快感、ストレスをぶつけている状態が露呈してしまうと誰もが庇えなくなります。

先日も、某企業の社長が自らの過失で交通事故を起こした際に、相手の運転手に対して暴言を吐いた映像がドライブレコーダーに残されたものが、Twitterで拡散しました。

結果として、企業への批判にまで発展し、社長が退任するという展開になりました。

もちろん、途中で根拠もなく、第三者が正義感を振りかざす、無自覚の攻撃者にも問題はありますが、きっかけは、当人です。

急いでいたなどの事情があったにしても、社会人として当たり前のふるまいを怠ったのは動かぬ証拠として残されました。

交通事故そのものが示談が成立したかどうかではなく、世間的な目線からみてアウトであるものが露呈したら、炎上して叩かれることは避けられません。

頭にきた!と感情が爆発するときに、一呼吸して心の温度を下げろ

感情が爆発した結果、第三者に影響を与えてプラスになることは少ないものです。

もちろん、感情に起伏がない人間なんていません。

だからといって、TPOをわきまえたり、一時的な感情の発露を、誰かにぶつけてしまえば、何らかの遺恨やトラブルにつながります。

一呼吸をおいて、心のヒートアップした温度を下げるという工程を組み込めば、この問題は事前に防止できます。

感情の暴走を止めるのは難しいでしょうけれども、まずは、冷静にクールダウンすることを意識しようと努めてください。

大きな問題にならないように気を付けるために。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。