サッカー日本代表の吉田麻也選手って、こんな人生を歩んでいたんだ

サッカー日本代表は、ワールドカップに出場するだけでなく、決勝トーナメント進出をしてほしい存在だと誰もが思うようになりました。

海外クラブに所属する選手が多くなったご時世のなかでも、DF(守備)側の選手として、しっかりと活躍している吉田麻也選手。

彼が、日英同時発売した書籍『吉田麻也 レジリエンス――負けない力』(2018年発刊)を読んでみました。

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試合で失点に絡む場面ばかり見ていたから、私は吉田麻也に批判的でした

サッカー日本代表の吉田麻也選手(キャプテン)を試合で見ていて、きわどいシーンで失点に絡んでしまうDFなのに、どうして常時、試合に出ていられるのだろう、と不思議に思っていました。

私自身、サッカーは遊び程度なので、自分がうまくないくせに偉そうなことは言えませんが、股を抜かれたり、足にかすってコースが変わって失点につながるような場面が印象的過ぎて、サイズは大きいとしても、大黒柱としての存在感ではないように思えていました。

そんな彼の半生を知って驚きました。

中学生から親元を離れて成長してきた男

著書を読んで、驚いたのがU15の名古屋グランパスエイトのセレクションに受かってしまい、親元の長崎を離れて生活を始めたという人生に驚きます。

中学生で親元を離れてサッカーに打ち込む不安、高校もあえて公立高校に進むという判断。

彼の人生が若くして海外のクラブチームに移籍するという人生を歩むことになったもの、このセレクション合格に原点があります。

慣れない環境に身を置いて、自分を客観視しながらも、周りとのコミュニケーションを図ってきた彼は、チームの中心的選手として活躍を続けてきました。

頭を使い、身体を使い、彼は成長を遂げ続けている

海外では屈強な選手が多い、サッカーのDFとして日本人が活躍できる時代がくるなんて、想像したことがありませんでした。

言葉が通じない、メンタルもフィジカルも劣る要素がありそうな日本人なのに、彼は、実績を残して頑張ってきました。

おそらく、10代で親元を離れて、自分の力で生き抜くことを選択したことで、彼は国内だろうが、海外だろうが関係なく、確実に成長を遂げることができたのです。

一方で、日本代表の試合だと、失点シーンに映されるだけに、彼のミスのように感じるものの、前後のプレーや試合全体を見ると、必死に守り、チームを鼓舞して、攻め上がっている場面も多いプレーヤーです。

派手さはないけど、信頼がおける存在

美しいパス、見事なシュートという華やかで派手なシーンには恵まれなくても、彼がチームの後方にいることで、他のプレーヤーたちが安心して試合に臨めるのは理解できます。

チームの監督、方針を理解し、自分の苦手な部分を克服し、耐えるときには徹底的に踏ん張る。

信頼がおける存在だからこそ、3回のオリンピック代表に選ばれ(オーバーエイジ枠など)、ワールドカップを戦う日本代表に欠かせない存在として、今まで試合に出続けているのだと理解できます。

日本人が海外で活躍するのが当たり前の時代を感じる

守備の選手が、世界で通用するとしたら、日本が本当に強くなった証だと思います。

今までの海外組のように明るく、派手な要素がなくても、着実に試合を任せられる存在が、しのぎを削って、相手の得点シーンを防ぎ続ける。

そこには悲壮感があるとつらくなりますが、どこか、あっけらかんとした雰囲気が漂う、吉田麻也選手。

彼の負けない力、レジリエンスは、重要な力です。

これからも、変わらず、日本代表の守備の要として活躍してほしいです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。