【開催レポート】「勉強が苦手でも出来る7つの勉強法」貝野綾様講演会 (サードプレイス・ラボ 第71回)

今回、サードプレイス・ラボは、3月にも登壇してもらった貝野さんが、他のイベントでも披露している、勉強法のメソットについて語ってくれました。

(2022年11月4日開催)

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3月に続き、年2回目の登壇!貝野綾さん

してやりたい!という意思を示してくれたケースは数回しかありません。

今回、2022年の年明け早々に、登壇したいと自ら企画内容もスケジュールも提示してくれたのは、貝野綾さんでした。

貝野綾さんの略歴

サードプレイス・ラボのイベント告知ページでも記載した、貝野綾さんのプロフィール紹介内容です。
貝野 綾(かいの あや)さん
アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 Scaled Service Specialist
300名以上の議論メシ編集部の部長
2年間で10冊出版した「アウトプットコミュニティ」を運営
ディスカッションパートナーサービスDaaS (Discussion as a Service) co-founder
【略歴】
東京大学大学院国際協力学専攻修了後、大手家電量販店入社。本社経営企画部海外プロジェクト室に所属し、カンボジア店の出店に伴う法人設立や出店準備とベトナム現地の販売会社の資本提携に伴う株式取得・売買の為の業務等家電量販店の海外進出にかかる準備に携わる。
 2014年からPMOとして大手欧州系自動車メーカーのパーツ生産プロジェクト、SCMプロジェクト等外資系企業のグローバル事業に従事、現在外資系企業に勤務中。
 議論メシ編集部部長として本を執筆中。既に13冊も出版。
 DaaS (Discussion as a Service) Co-Founderでもある。
海外店舗展開や海外現地法人との業務提携等で培った、多国籍文化の人との業務遂行力が強み。
DaaS (Discussion as a Service)とは
https://www.daasdiscussion.com/
1人或いは複数人でディスカッションを通じてクライアント様の困り事の相談や話し相手になるサービスです。HPやロゴ制作、「目標達成コンサル」(タスク・目標リスト貴方の夢に対するステップを明確化します!)、英文添削・資料翻訳等々対応致します。
【議論メシ編集部/目標達成コンサル】https://community.camp-fire.jp/projects/view/320998
【議論メシ編集部:300名以上のアウトプットコミュニティ主催】
【議論メシ編集部の本】https://amzn.to/3ovde7o
【議論メシ編集部twitter】https://twitter.com/GironmeshiEdit
【議論メシ編集部note】https://note.com/yoshidaaya0109
【議論メシ編集部YouTube】https://bit.ly/3bSLEMX
ともかく、プロフィールだけで、お腹がいっぱいになりそうな、能力の高い才女です。

勉強が苦手でも出来る7つの勉強法

冒頭で、海野さんは、結論・まとめを発表してスタートしました。

取捨選択の重要性は納得できるし、ルーティーンとして習慣化から日常に落とし込みながら、健康に気を使うことは納得できます。

勉強するにあたり、目標設定は当然必要なのは当然ですが、ちゃんと、大・中・小とレベルを分けて設定することも重要です。

4つ目の自分の勉強だけでなく、周りも勉強していくという仕組みづくりは特徴的なポイントでした。

誰から学ぶのかも、失敗者からというアプローチも納得できます。

問題集を解き、要約して、質問と議事録をまとめるまでやっている人は、ほとんどいないと思います。(勉強のスペシャリストだけでしょう)

そして、最後にして重要な、現状を認識するというスタンス。

7つとも、勉強法以外にも通用する考え方だと思いました。

実績とサボるの絶妙なバランス

貝野さん自身、社会人になっても、英語を学び、PMP(プロジェクトマネージメントスキル認定の資格)を取得するなど、自分のスキルを高めるために余念がない方です。

これだけで、勉強が好きで、実績抜群すぎて、一般人とは違う人だと境界線を引いてしまいそうな気持ちがします。

具体的な方法論に移りながら、気になるフレーズを見つけます。

「サボる日を決める」

つまり、オフ日を予定に組み込んで勉強するという設計に注目しました。

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突発的に、サボるのではなく、計画に組み込んでおけば、通常の日はサボりにくいという発想法が逆説的ですが、理にかなっていると感じました。

ポモドーロテクニックの活用によりタスクを短く

もう1つユニークで、聞き慣れない言葉がポモドーロテクニックです。

ポモドーロ・テクニックとは、1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロ(フランチェスコ・チリッロ)によって考案された時間管理術。

このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。これはイタリア語で「トマト」を意味する言葉で、シリロが大学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことにちなむ。(Wikipediaより引用)

確かに、タスクは小刻みにしたほうが、集中力が続くのは間違いありません。

私も学生時代、30〜60分で、勉強する単元やテーマを振り替えていたことを思い出します。

ここでレコーディングまでしっかりやり抜くのが、貝野さんの徹底的な勉強法のコツだと思います。

勉強の計画は立てても、実際の回数や進捗までしっかりとメモやデータとして控えていく人は少ないのではないでしょうか。

目標設定をレベルで分けることの重要性

勉強や仕事の年間目標を立てると、大きな数値目標・ゴールになりがちです。

ちゃんと方向性以外の内容を精査して、細かい単位の目標に落とし込まないがために、進捗度合いが悪く感じて、モチベーションを落とすという話はつきものです。

ここで、貝野さん自らがTOEICスコアを上げたコツを披露してくれます。

テクニック論といえば、それまでですが、大目標に向けて、中目標と小目標がわかりやすく設計されています。

しかも彼女自身は、勉強好きなので、オプションとしてオンライン英会話を使いこなすポイントまで解説してくれました。

コロナ前から広がり始めていた、オンライン英会話を積極的に取り入れることで、世界各国の人と実践的な英会話トレーニングを続けて、彼女の英語力は向上し続けています。

勉強法に関する哲学も理解できました

まるで、インタビューの締めセリフのような言葉です。

勉強=資格取得というニュアンスが強いのは事実ですが、遠回りせずに実績を出すというのはビジネス思考としても正しい考え方だと感じました。

勉強は苦しいのではなく楽しく行うことを前提に考えるのは、彼女が天才・奇才だからこそできるアプローチなのだと、一般人は言うのかもしれませんが、間違いなく自分で決めて進むことができるという観点は忘れてはいけません。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。