資産運用の重要性というのは、人生100年時代において、自分の老後まで含めたマネープランをしっかりと考えて、自ら準備をする必要性を感じると誰にとっても不可欠なもの。
資産運用に関しては、さまざまな書籍、動画などの情報は多いものの、偏向がなく、スタンダードな知識を持ちつつ、実践することがなければ価値を見出せません。
私は、「資産運用検定3級」を自己研鑽のために、受験し、無事に合格することができました。
今回、この資格取得を考えた理由と勉強についてまとめます。
◆ 資産運用検定協会
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勉強した証!資産運用検定3級を受験して合格できた!
公的資格・検定といえば、10年近く前に取得した「ITパスポート」以来のチャレンジとして、資産運用検定3級を勉強した証として取得を目指すことを決めたのは、2024年1月5日の夜。
インターネット上(おそらく、SNS)で、資産運用検定で合格した方という情報を知り、5000円でテキストと対策講座(動画コンテンツ)で学び、オンライン受験できるという仕組みが気に入りました。申し込みから3ヶ月以内に受験・合格を目指すと決めて、スタート。
仕事もあり、他にやりたいこともあると、遅々として進まない学習があったものの、3月2日(土)の夜を受験日と決めて、後半2週間は学習ペースを上げました。
90分もある試験の割には、4択式なので簡単なのではないかと考えたものの、ヒヤヒヤで合格となりました。
資産運用検定とは何か?
資産運用検定とは、一般社団法人資産運用検定協会が行う、自分の力で資産運用が判断できるよになるための資格です。
投資は自己責任と言いますが、少しでも資産が目減りしたら困ると考えると、運用よりも貯金に留めておきたくなる日本人の気質が影響しています。
資産を自ら作るために、基本を学び、自己責任と判断のもとで取り組めるというのは、なかなか素敵なことではないでしょうか。
まだ、スタートして間もない検定のため、3級、2級はあっても、1級は準備中です。(2024年2月末現在)
もちろん、転職や収入アップに直結するものではなく、あくまでも自己研鑽として、金融、投資の言葉や流れを理解することで、投資スキルを高めることにつながると考えました。
合格証書を見る限り、まだまだ合格者は限られており、おそらく受験者数につながる認知度も低いものに違いありません。
FP(ファイナンシャルプランニング)ではなく、資産運用検定を受けた理由
似通った資格と思われがちなFP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定との違いは、国家資格か、民間資格か、という点が最大の違いであり、両者の歴史の違いもあるので、明らかに新興資格として、資産運用検定は存在しています。
身近にもFPの3級から1級までを取得されている方はたくさんいます。
自分の中でも気になる資格ではあるものの、私は、お金に関するアドバイザーとなるような経験は持ち合わせていません。
いわゆる、金融機関で働いた経験というのがない以上、どうしても見劣りがするのは避けられません。
このブログの中でも、マネー本を数多く読み、知識を入れて、アウトプットしてきただけに、知識のベースはある程度持っていると考えていました。
特に、新NISAスタートにあたり、一般人が投資の世界へ流れ込む姿を見ながらも、曖昧な知識ではなく、まず、自らが基本を理解した上で、自らの資産運用を目指していこうと考えると、この資産運用検定の資格は最適だと考えました。
まずは、自らのマネー・投資リテラシーを高めることを最優先にしていくにはベストな選択だったと捉えています。
試験カテゴリーと勉強について
資産運用検定3級は6つのカテゴリーを包含しています。
【B】投資信託
【C】不動産投資
【D】株式投資・ETF
【E】債券投資
【F】経済・金融に関する一般知識
確かに、資産運用や投資に関する基礎知識がなければ、用語もわからず、苦戦することでしょう。
私自身が、投資信託歴25年以上、企業型確定拠出年金歴25年以上、株式投資10年以上、不動産投資7年(現在は辞めました)ということを踏まえると、自分が体験していることなだけに、ベースがあったのは事実です。
また、資格試験の方式が、4肢選択式60問90分という点に注目しました。
センター試験を含めた大学受験でも慣れた方式であり、論述や記述であれば無理があると考えました。
公式テキストだけでなく対策講座も受検サイトを使うというのもシンプルで、3ヶ月以内に受験をするというルールもシンプルで、オンラインで自分のスケジュールで受験ができる点も自分には合っていると考えました。
合格するための基準(合格ライン)も大事なポイントです。
60問中36問の正解(60%)というのであれば、ある程度、わからない問題があっても気にせずに受けられるという判断です。
申し込みから2ヶ月で受験をしようと決めて、スタートダッシュ良く勉強は始めたものの、約1ヶ月ぐらいのブランクが空いてしまい、急ピッチでテキストと対策講座を使って、自分の知識を埋めていきました。
テキストを読み込みながら、不明な点は自ら調べたり、場合によっては、オーソドックスな資産運用リテラシーを学べる方のYouTube動画などを見ながら、学習を進めました。
最後は、当日の追い込み勉強になり、知識が頭の中で整理しきれていない点もありましたが、細かい点に神経質になりすぎないようにしました。
資格を取得したはゴールではなく、最新の動きに敏感になることが大事
オンライン受験は、終了ボタン後、即に合否が判明します。
ドキドキしながらも、無事に、資産運用検定3級は合格できました。
社会人デビューの方や、資産運用を始めるための基礎知識を身につけるためには最適な資格だと思うので、このブログを読んでいる、あなたにも勧めます。
私は、実践講座の動画で、コツコツと学びながら、必要性を感じれば、2級を目指すかもしれません。(ただ、難しくなることは間違い無いので、無理はしません)
大事なことは、この資格が何に活かせるのか、という点です。
他人に資産運用をアドバイスできるようなレベルではなく、自らが正しい情報を掴み、実践するためのベースを理解したというに過ぎません。
もしかしたら、資産運用検定3級を取得してから、新NISAに取り組んだ方が良いのかもしれませんよ。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。