最近、良識に欠ける（非常識な）人が増えた気がしないだろうか。
私自身が古い人間になったためなのか、と冷静に考えてみたものの、私自身というよりは、周囲でそのような話を聞くことが増えた気がする。
この原因は、ネットやSNSの負の側面かも知れない。
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昔はテレビが悪者だったけど、今はネットやSNSに問題がある
私が子どもの頃は、何かがあると、テレビが悪者にされていた。
それだけ、強い影響力があり、この番組を見るな！という声は圧倒的に強かった。
今は、コンプライアンスなどを意識した結果、無難なものに偏りすぎて、視聴する人が高齢者中心に変わってしまった。
だからこそ、今の時代は、ネットやSNSに煽動されるようになっています。
常識的じゃない言動や行動が拡散する時代になると、自分も目立ちたくなる
普通のことがインターネットやSNSで流れても、情報として印象には残りにくいものです。
逆を言えば、常識的じゃない言動や行動が出てくると、一気に注目が集まり、拡散される時代になりました。
その結果、少しでも自分自身が目立とうという意思を持って、オーバーなことをやってしまうことで、賞賛を受けるよりは叩かれる（炎上する）ようになりました。
その際どいラインを攻めることで、一人でも多くの人に伝える能力を持つ武器を、一般人が得たことは忘れてはいけません。
インパクトを求めてしまうと、一線を越えてしまう！
少しでもインパクトを求めてしまうと、越えてはいけない一線を誰もが越えてしまうもの。
結果として、普通の人がネットやSNSに巻き込まれていきます。
本人が求めたインパクト通りというよりは、予想外の展開で広がる力は大きくて、ゲリラ豪雨のように、瞬間的にものすごいパワーやダメージになっていくのです。
こんな力は、テレビなどの既存メディアが強い時にはありえなかったです。
なぜならば、伝える側が、保とうとするラインがあったわけで、それを越えないブレーキ機能が働いていたのでしょう。
バイトテロなんて、あんなに流行る必要はなかった
以前、飲食店などで悪さをするアルバイトさんの投稿がインターネット・SNSで拡散したことで、大きな被害と社会問題になりました。
ちょっとした悪ふざけ程度の気持ちで、楽しくやったことが、一気に広まり、飲食店経営に致命傷を与えるほどの影響力を発揮しました。
もちろん、バイトテロをした本人も情報を晒されて、制裁を受ける羽目になります。
望んでいた結果ではなく、誰にとってもプラスに働くことはないままに広がりました。
ネットやSNSで無駄に拡散側に回らないために、自分の軸を持とう！
身内や身近な人のところで、こっそりとやるイタズラのような行為は、昔から、いくらでもありました。
ただ、それをあえて拡散させようとは思う人などいなかったので、大騒ぎになることは少なかったのでしょう。
もしくは、感情的に爆発したことを、この拡散パワーの土俵に載せてしまうと、場合によっては賛否両論ありつつも、燃え続けることがあります。
決して、極端な考えを持つ自由を奪え！というのではなく、自分の軸を大切にして、周りのお祭り騒ぎに参加しない冷静さを持つということが何よりも大切なのです。
拡散は加担する行為であり、罰せられる可能性だってある時代なのですから。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー（主宰者）。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える！サードプレイス・メルマガ」（まぐまぐ）の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。
