人生50年を迎えて折り返しの後半生をどう生きるのか

「人間 ( じんかん ) 五十年、下天 ( げてん ) のうちを比ぶれば、夢幻の如く なり」
人の世の 50 年間は天界の時間と比すれば短いものであり、夢幻のように儚いものだというほど の意味です。
織田信長が本能寺の変のシーンで出てくるこのフレーズを噛み締めてみました。

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50歳の誕生日を迎えた私が感じる人生の長さと後半戦について

子どもの頃、50歳といって思いつくのは、親戚のおじさんぐらいだった気がします。

近くに50歳前後の人は少なくて、どこか遠い世界でした。

祖父母はもっと歳を重ねていたし、イメージが具体的ではなかったので。

自分が50歳の誕生日を迎えたことで、人生の長さと後半戦の生き方について考えてみたいと思います。

上り坂ではない、下り坂の生き方の捉え方

人生のライフヒストリーを描くならば、子どもの頃から青春、青年時代は、いろんな問題や壁があっても、上り坂の人生を過ごせていたと思います。

今の若い人は、様々な問題を抱えており、呑気に上り坂だとは言えないのかもしれないけれど。

中高生の頃にバブル経済ですから、未来はなんだかわからないけど、楽しそうな世の中に見えていました。

実際、自分が成人をしてから、バブル経済崩壊後の失われた30年を社会人として過ごしてきたので、社会としての上り坂ではなく停滞期だったのでしょうが、個人としては、成長を感じ、新しいことやもの、経験を重ねて、生き生きしていたので、上り坂でした。

50歳になってみて、人生100年時代(実際に100歳まで生きられるかはわかりませんが)と捉えると、明らかに折り返し地点を迎えたのだと感じます。

だからこそ、下り坂の人生をどう生きるかを考えなければならないと実感しています。

自分の寿命なんて、誰もがわからないのだから

自ら命を断つ(自死)を選ばない限り、自分の寿命というのは、誰にもわかりません。

同級生で若くして亡くなってしまった子もいましたし、もしかしたら、今日が人生最後の日というXデーかもしれません。

何はともかく、自分が何歳まで、いつまで生きられるのかは誰にもわかりません。

医療の進歩によって、日本人の寿命は大幅に伸びてきました。

長い人生を楽しめているのかどうか、と尋ねられると、健康寿命でなくなり、誰かの支えがなければ日常生活が厳しい、介護状態の日々を過ごす期間が長いとしたら、楽しいとは言い切れないと考えています。

ゴールのわからない状態で生きているマラソンみたいなものが人生なのだと思います。

それだけに、どう生きていくのか、何を考え、場合によっては捨てて、進んで行くのかを取捨選択するしかないのです。

私の親族で100歳まで生きた人はいない!

50歳を迎えた自分が周りを見て気がつくことは、親族で100歳まで生きた人間は誰もいないという現実です。

もちろん、高齢でも元気で生きている方々が、到達できる年齢なのかもしれませんが、イメージが湧きません。

体力、記憶などどこまで衰えてしまうのだろうか。

何を生きがいにして日々を暮らしていくのだろうか。

誰かに迷惑や負担をかけて過ごす日々だとしたら、切ないと感じてしまいます。

では、健康をキープし続ける生活を送り、安全安心のまま、変わらない日常がいつまでも続くのかというと、予想もできません。

1年勝負、1ヶ月でやり切る、1日を納得する生き方

ここからの人生は寿命の長さを問うのは、答えがわからない世界にすぎません。

だからこそ、私は、1年勝負、1ヶ月でやり切る、1日を納得する生き方を積み重ねようと決めています。

もちろん、毎日を完璧に過ごそうなんて、無茶なことは言いません。

それでも、日々を納得して過ごし、1ヶ月でやりたいことをやりぬき、1年間を勝負しきれるような人生を歩めれば、いつ終わりが来たとしても構わないのではないでしょうか。

漠然とした日々を過ごしても、何も楽しくはないし、自分にとってできることは何かを見つめ続けて、やれること、楽しいことに夢中になれる人生の後半を少しでも健康な状態で過ごせたならば、自らの生涯が満足できたと思えるのではないでしょうか。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。