禅の教えで心配事を手放す方法! 枡野俊明の『心配事の9割は起こらない』

「禅の教え」を生活に取り入れると楽になる?!

人生を生きていれば良いこともあれば、残念なこともあります。なんとなく、心配事や不安を抱えている瞬間は意外に多いものです。

 

余計な不安や悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、無駄なものをそぎ落として、限りなくシンプルに生きる。

 

曹洞宗徳雄山建功寺住職の枡野俊明さんの『心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 』を読みました。

 

 

私自身、子供の頃、「この世には終わりがあるのではないろうか」という漠然とした不安を抱えていました。

 

哲学的な子供というわけではなく、ある日、自分と周りが全然変わってしまう日が突然訪れたら怖い、という思いでした。

 

時間がゆっくり流れていた時代の昭和後期の子供の私が、なぜ、そのような思いを抱えていたのでしょう。

 

振り返って考えてみると、当時の「省エネブーム」が刷り込まれていたことを思い出しました。

 

第2次オイルショックを迎えて、石油がなくなってしまったら大変なことになる。

 

少しでも無駄な電気を使うのを止めなければというムードに引っ張られていたのでしょう。

 

その結果、「この世には終わりがあるのではないだろうか」という、子供らしからぬ不安を抱えて、初期の少年時代を過ごすことになりました。

 

その後、どうなったのか。

 

時代はバブルに走り、浮かれる大人を見ていて、自分が心配していた地球のこと、この世のことなんか、どうでもいいことだったのかもしれないと気づかされました。(結局は、このバブルは長続きしませんでしたが)

 

「いい加減」とは自分の持っている「力量」のこと、そして、「いい加減」を知るとは、つまりは、自分の力量を的確に把握している、ということなのです。
「いい加減」を知る人は、仕事はもちろん、すべてのものごとを堅実にこなします。これが信頼に繋がるのです。

 

いい加減な人でありたいと思います、できない自分も認めて、自分の力量を把握しながら、人生をバランスよく生きないと、飽くなき向上心に人は押しつぶされてしまうかもしれません。

 

もちろん、上昇志向を全面否定はしていません。しかし、必ずしも右肩上がりな人生だけが幸せとは言えないという事実を目にしてきた、私の結論です。

 

悪いことが起きたり、つらい境遇に立たされたりしたら、気持ちが落ち込んでもいいのです。そのうえで、負の心をプレスに転じていく。それが禅の考え方です。

 

私は、毎日時間をかけて禅をやりたいとも、悟りの境地を開こうとも思いません。

 

ですが、枡野住職の「禅の考え方」は取り入れようと思います。

 

どうしても、つらいこと、悔しいことに苛まれて、ストレスを溜めても何も良いことは生まれません。

 

今、マイナスのベクトルにいるから、逆方向に切り替えればプラスになると自分を励ましていければ、穏やかに過ごしていける自分の姿はイメージできるからです。

 

もちろん、喜怒哀楽という感情は、人間らしさそのものですから、沸き上がってくるのに任せておけばいいのですが、それをなんとかしようとするから、跳ね返してやろうと考えるから、いつまでもそこから離れなくなるのです。

 

20代の頃、仕事に喜怒哀楽は出して構わないと決めていました。

 

周りからは、頻繁に怒っている人という言われ方をされていました。

 

デスクを蹴り飛ばしたり、大声を上げたり、上司に噛み付きまくったり、やりたい放題でした。

 

一方で、すごく嬉しいことも、楽しいこともありました。

 

メンバーが病気で長期離脱したときは、働かせ過ぎたことを大いに反省し、ご家族の前で深々と頭を下げて謝ったこともあります。

 

「お前は短気で、正直な男だな。」

 

社会人一年目の上司は、私の人物評価を短い言葉で表現してくれました。

 

短気は損気。

 

表情に出るのはビジネスマンとして失格だけども、正直さは失うなという意味だったのだろうとわかってきたのは最近のことです。

 

最近は、感情を受け止める一瞬を持てる人間になりました。

 

腹立たしいことがあっても、笑顔や無表情で受け流すのです。

 

本来の感情をそのままストレートにぶつけずに、相手の言動を考える余裕が生まれてきたという意味で、成長できているのだと自覚しています。

 

今日やるべきことを明日に持ち越せば、明日の時間はその分だけ窮屈になる。

 

最近、私のタスク管理が異常な方法を使っているのではないかと聞かれることが職場で増えました。

 

以前、ブログにも書きましたが、私はタスク管理に主眼を置いていません。

 

ただし、デットラインを設けて、優先順位とスピードを最優先しています。

 

その結果、他の人よりも多くのタスクをこなしているように見えるだけなのです。

 

明日に回しても差し支えないことは、後回しにします。

 

その代わり、今日中にやらなければいけないことは、全力を傾けます。

 

明日に先延ばし、1時間後に伸ばすということが致命的に自分のスケジュールも人生も狂わせるリスクを意識しています。

 

今日なすべきことは、今日やってしまう。これが時間に追われないための、時間を窮屈にしないための秘訣であり、これ以上ない極意です。

 

私も、枡野住職と同じ見解です。是非、タスクが溜まって右往左往している方には参考にして欲しいと思います。

 

苦しければ苦しいと、辛ければ辛いと、思いをあからさまにする。助けて欲しいときは、一人で抱え込まずに助けを求めればいいのです。

 

この言葉を、私も自分のメンターの徳本昌大さんに、良く指摘されます。

 

私は、究極の一人っ子気質が根付いていて、最後は、自力で乗り切ろうと踏ん張り、袋小路に陥る傾向が強い人間です。

 

もっと、周りを頼って生きる道を極めたいと考えています。

 

「禅の教え」を堪能できました。『心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 』は、悩める全ての人に手に取って読んで欲しい一冊です。

 

誰だって、いろんな悩み事、心配事はあります。

 

私のように自分で抱え過ぎてつらさだけを味わうことのない生き方にしましょう。

 

自分の思いを正直に伝える。

 

やりたいことに向かってチャレンジしてみる。

 

誰かに応援してもらう。そんな新しい関係性って必要だと思いませんか?

 

このような場として、私は、「サードプレイス・ラボ」を立ち上げました。

 

私と一緒に参加する仲間が、どう変わっていけるのかを、見ていてくださるだけでも嬉しいです。

 

そして、いつか、時が来たら、一緒に仲間になって、ギバーの精神を持ち、支えあって成長を感じるパートナーでありましょう!

 

 

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。