人生の残り時間は短いと意識して日々を生きるなんてできるだろうか?

人生の残り時間を知ることは可能だろうか?

正直に言えば、誰もが残り時間を知る方法はない。

千田琢哉さんの『君が思うより人生は短い』を手にとって読んで、この大事な命題を考えてみた。

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人生は誰にとってもゴールが待ち受けている

誰もが自分の人生のゴール、死ということを避けては通れません。

それだけに、そのゴールに向かってどう生きればいいのか、という命題は潜在的に持っているはず。

千田さん流に、このテーマを掘り下げた一冊でした。

1年、1ヶ月、1週間、1日、1時間、1分、1秒と短く刻み続ける

千田琢哉さんは、『君が思うより人生は短い』で70の方法を語りつつ、時を短く刻みながら、読者に訴えかけている。

1年より1ヶ月、1ヶ月より1週間、と刻み続けて、1秒まで刻んでくる。

正直、1秒なんて一瞬過ぎて、判別がつかないし、1日という区切り方をされても、一体、何をすればいいのかを冷静に考えることは難しい。

だからこそ、日常の些細なことを丁寧にやることを促すようなメッセージの本なのです。

誰だって、自分の寿命の残りなんて知る由がない

誰もが生まれてきた以上、最後に死を迎えるゴールに向かって突き進んでいることは、冷静に考えれば理解できる。

恐ろしいことに、そのゴールのタイミングを自分で知る方法がない。

だからこそ、不老不死みたいな永遠の命を気にするわけで、少しでも時間の効率性、タイパ重視になりがちな世の中になっている。

明らかに、死に向かって、刻一刻と進んでいることを改めて、読み進めながら、誰もが考えてしまう、残酷な真実から逃れることはできないだろう。

私の父親は、まだ生きるつもりだった

私の父親は60歳で亡くなっていますが、彼自身は、明日も、明後日も、来年も、それ以降もあるはずだと考えながら、この世を去ったと理解しています。

突如、発見された肺がんという病。

当時は、本人への告知は主流ではなかったこともあり、事実さえ知らないまま、一気に病状が悪化して、亡くなってしまいました。

残された家族も唖然としましたが、一番、驚いたのは本人だったと今でも思います。

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目の前のことに集中して手を抜かずに生きよう!

自分の命の終わりを気になってしまうと、目の前のことが手につかなくなるかもしれない。

ただ、答えが見えない問題に無理やり向き合うのではなく、いつか必ず終わりが来る、自分の命のために、今、何をすべきなのか。

逆に言えば、何をしない方がいいのかを取捨選択することがポイントなのだと考えます。

その点で、時を刻みながら、何が必要で、大切なのかを読者に問い続けて、ラストを迎えた、『君が思うより人生は短い』という本は秀逸だったと言わざるを得ません。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。