【絵本】「たまごにいちゃん」を読むと何を感じるのか?あなたも自分の殻を破れるのか?

なかなか、大人が絵本を選ぶのは難しいもの。

小さい子どもと暮らす、もしくは、一緒に過ごすような職業の人以外は、選ぶ基準が見つけにくい。

私は、不定期で参加するオンラインの絵本読書会で取り上げられる絵本を信用して、今回、『たまごにいちゃん』(あさやま ただし/作・絵)を図書館から借りて読んでみました。

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卵の殻が壊れる日が怖い気持ちは、誰にだってある

この絵本、『たまごにいちゃん』は、シリーズの第1作だというのを知って、ゆっくりと読み進めてみました。

たまごにいちゃんにとって、卵の殻が壊れる瞬間は、どれほど怖い気持ちなのだろうと。

弟は、とっくに卵の殻を破って大きくなっているのに、たまごにいちゃんは、卵の殻が絶対的に自分に必要なアイテムだと信じていたのです。

これって、人間に置き換えても同じようなことはないでしょうか。

自分の殻を破るって誰だって怖いけど、その先に進むには不可欠

たまごにいちゃんシリーズを詳しくは知らないものの、この第1作で、自分の殻を偶然破ってしまった、たまごにいちゃんのインパクトが強く残りました。

自分自身を守りたいもの=「卵の殻」という概念のメッセージを頭の中に浮かべて読んでみると、大人にとっても深く響く絵本だと感じます。

それだけに、自分の殻を破るって、言葉では簡単に聞こえるものの、実際は心理的ハードルが高いものです。

その高く、分厚い壁みたいな殻を突き破れるかどうか、その先に進む勇気を持てるかどうか、ここがものすごく重要なのだと納得して読みました。

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殻って守ってくれる存在のようで邪魔からもしれない

卵の殻って、中身を守ってくれる大事な存在ではあるものの、この殻があると、いつまでも外の世界に触れないという問題があります。

安心安全な環境に慣れすぎてしまうと、過剰に適応することになるので、少しの変化に対するダメージになるわけです。

自分が庇護者のもとにいる、誰かに守ってもらえて安心、そのままの状態が続くと、ある日、突然、殻を失うようなことになると、命・生存の危機を迎えるかもしれません。

本来は、卵の殻なんて、1日も早く破って、下界に触れて刺激(ポジティブもリスクも含む)を受けることが何よりも大切なんじゃないでしょうか。

自分には、帽子は似合わない!とか思った時に、出会えたニットの帽子

正直な話をしますと、私は帽子が似合いません。

小学校の頃、通学帽や、野球をやっていた時のキャップですら似合わないと感じてしました。

理由は単純、頭が大きいから、サイズの合う帽子に出会うことが少なく、結果として似合わないのです。

そんな私は帽子嫌いだったのですが、冬の防寒として、ニット帽を手に入れて、驚きました。

この収縮性があれば、頭の大きさなんて関係ない!

つまり、自分の思い込みで勝手に縛り付けている考え方も、少しずらすだけで、卵の殻のようになっている人間の固定概念を壊すだけで、大きく変わるのです。

たまごにいちゃんのように自分の思い込みを破って前に進んでみよう

たまごにいちゃんも、卵の殻があって生きることが最適で、居心地がいいと思っていたものの、ハプニングで殻が破れてから、生き方や考え方が変わったのではないでしょうか。

普通の鳥になった、といえばそれまでですが、その壁って、誰にでもある不安感の1つです。

居心地の良さは大切ですが、それが世間とずれた固定概念だとしたら、ちょっとだけ踏み出してみませんか?

そんなことを考えさせてくれる絵本が『たまごにいちゃん』(あさやま ただし/作・絵)です。

気軽に読んで、ちょっとだけ考えてみましょうよ!

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。