小説の場合、続編の作品から読み始めると、前提となる設定が不明なまま、理解が追いつかないことがある。
『サーペントの凱旋 となりのナースエイド』は、知念実希人の『となりのナースエイド』の続編なのだが、私は、サーペントの凱旋から読み始めてしまった。
このパターンは、読者としてはキャラクター同士の関係性、元のストーリーの掴めない状況を埋める必要がある。
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医療サスペンス系は、天才外科医が必要なのか!
医療サスペンス系の小説には、天才外科医は欠かせない存在です。
一方で、『サーペントの凱旋 となりのナースエイド』で実践されていた医療手法が確立されたら、外科医の存在は大きく変わるかのもしれません。
手先が器用で、的確に対応できる天才ではないと、到底キャラクターとして成立しないのも納得できます。
火神細胞、オームス手術、シムネスと知らない概念と言葉の羅列からスタートして混乱
『サーペントの凱旋 となりのナースエイド』を読み始めて、登場人物の理解もさることながら、火神細胞、オームス手術、シムネスなどといった、まったく意味のわからない言葉が続き、読むことを挫折しかけました。
翻訳ミステリー本ではなくても、登場人物の説明と、用語解説はどこかにないと、素人が読むにはストーリー以前の設定でつまづく可能性があると思いました。
ようやく、ブラックジャックのような竜崎という天才外科医や、パナアルケミというメガファーマーの関係者などが理解できるのは、だいぶ読み進めてからあった気がします。
ある意味、未来予測的な医療サスペンスだと思えば、SFの世界を楽しもうとなるのでしょう。
本当に、前半早々に挫折しかけました。
もし、知念実希人さんの作品でなければ、途中でギブアップしてしまったに違いありません。
医学の進歩はリスクと紙一重だと実感
オームス手術という異次元なスタイルが、この作品の中には出てくるので、イメージはつきにくいのですが、こうやって新しい医療技術は生まれてくるのだろうと想像できます。
一方で、新しい技術がパーフェクトとは言えず、リスクが伴うという設定があったことが、医師経験もある、小説家としてリアル感を醸し出していました。
ストーリーのメインになる、オームス手術とシムネス、急速進行性シムネスという関係性。
人間の身体は神秘であり、予想できない展開に飲み込まれていき、医療の技術が命を救うだけでなく、リスクにつながるような現実を教えられた気がします。
私は、小学生の時、コンタクトレンズの実験台にされた!
私自身、目が悪かったので、大学病院の眼科に通い、視力回復に努めていました。
当時、目が悪ければメガネしか選択肢がない時代。
ようやくコンタクトレンズなるものが誕生する機会があって、私は診察・治療のプロセスで実験台のように、コンタクトレンズを装着させられました。
初期のコンタクトレンズがソフトなわけはなく、超ハードな異物にすぎませんでした。
目に入れられる時の痛み、そして、瞬きもできなかったことで、私は、その場で大泣きした記憶があります。
そういうデータを重ねて、コンタクトレンズは進化して、多くの人の視力を補っているのは理解できます。
ただ、医療の世界は、最後は患者自身で試してみないとわからないという実験的な要素があるのは避けられないのも、実感としてわかっているつもりです。
外科手術をする医師は、命を救おうと本気になっている
後半、緊迫感のある手術シーンで、少女の命を救えるのかどうか。
一歩間違えば、術死につながる危険を目の前にしながら、時間と急速に変化する病魔との戦いは緊迫したものでした。
外科手術をする医師は、生きている人間にメスを入れ、身体の中の状態を確認しながら、病巣に向かい、回復、除去など、積み重ねていきます。
一歩間違えば、目の前の人間の命を奪うかもしれないという緊張感は、一般人から見ると異常な世界だと思います。
ただ、どんな状況であっても患者の命を救おうと本気で取り組むシーンには胸が打たれます。
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投稿者プロフィール

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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。