インディーズ作品【映画】「侍タイムスリッパー」(2024年公開)殺陣の世界が時代劇の魅力だなあと実感!

超有名な俳優陣を集めて作る映画って、ヒットは間違いないとイメージできます。

では、そこまで有名とは言えない顔ぶれで作品を作ったらヒットするのか、と尋ねられたら、あなたはどう答えますか?

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あの斬られっぷりこそが見事であるからこそ、時代劇の世界観に没入できますよね。

でも、斬られ役の役者さんの名前とか、顔とかって印象に残っていないのは、仕方ないのかもしれないですが、彼らがいなければ成立できない世界です。

高坂新左衛門役/山口馬木也のうまさがインディーズ作品で光る!

映画「侍タイムスリッパー」の主役・高坂新左衛門を演じる山口馬木也さん。

今まで、何度も見てきたものの、脇役的存在であって、主役を張っている印象はありません。

インディーズ映画だからこそ、彼が抜擢されたという部分はあるんでしょうし、実力のある殺陣が上手い、役者さんなのは間違いありません。

当然ながら、予算も限られてるので、制約が多いなかで作らないといけない作品。

この設定でヒットしたのは、映画「カメラを止めるな」です。

自主制作ほどのチープさはないものの、出演している役者さんの大半は知らない人ばかり。

一方で、役者さんのイメージを度外視して、作品の世界に入っていけるのが最大の特徴です。

山口馬木也さんは、時代劇の切られ役専門の方にしか見えなかったですし、幕末からやってきても、なぜか馴染んでいる感じがフィットしていました。

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タイムワープが自然なのは、幕末から時代劇撮影所だから

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を代表とするタイムトラベル、タイムワープが軸となる作品は数多く存在しています。

よく考えると、時代がズレたところに誰かがいたら、辻褄が合わないので、ストーリーが成り立ちにくいはずです。

言葉も、ファッションも、考え方も、全然違う世界の人たちなのですから。

今回の映画「侍タイムスリッパー」が違和感なく、自然にタイムワープに馴染んでいるのは、幕末から時代劇撮影所に訪れているからに過ぎません。

服装、仕草もミスマッチが少なく、現代の日常だけ違和感があるという設定でも、高坂新左衛門を演じる山口馬木也さんが落ち着いた武士の所作と適応力で乗り切っています。

もちろん、周囲の人も、彼を変人として片付けないで受け入れているのに、違和感がないのです。

もし、自分がタイムワープしたら、と考えてみる

そもそも、自分自身がタイムワープしてしまったら、どうなるのだろうか、と冷静に考えてみます。

元の世界の家族、仕事、関係性などを全て失うわけで、自分が何者なのかわからなくなり、パニックになるでしょう。

移ってきた時代や環境に適応できるかどうかも、難しいのかもしれません。

過去に行ったなら、なんとなくやり過ごせても、もし、未来に行ったら、何もかも知らない世界なので、適応障害になる可能性だってありえます。

いつか戻れるのか、戻りたいのか、という根本的な問題にぶち当たると、パニックになりそうな気がします。

高坂新左衛門のように振る舞って生きることは難しいと思います。

殺陣の凄みを見ると時代劇の伝統を感じる

時代劇のアクション、殺陣は、相当な訓練を積み、魅せる姿としての切られっぷりは、現実感とは違うのでしょうが、見事です。

映画の中でも、殺陣をやる役者の数も、時代劇の本数が減っていることで大変な状況も垣間見れます。

スタントマンでもなければ、時代設定に合わせた衣装と、段取り通りの動きで、カメラの前で動いていく姿は、鍛錬の賜物だと理解できました。

ニーズが減っているとしても、なんとか時代劇の殺陣は後世に残したいものですね。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。