『これからの僕らの働き方』横石 崇 編:次世代のスタンダードを創る10人のインサイト

働き方の多様性は社会を変える!

勤め人(雇用される側)なのか、経営者(起業家)なのかといった働き方に関する基本的な軸があります。

今、大半の人が雇われる立場として生きています。

なんらかの組織の一員としてコミットしているのが普通の働き方だと誰もが考えていました。

時代は変わり、雇われ方も期間限定的なプロジェクト単位に変わり、いわゆるサラリーマン的な働き方は徐々に減っていく傾向が見えています。

個人事業主_フリーランス的なスタイルでも生きていく方が増えています。

安定感に欠ける働き方として、批判されることは多いのですが、現状の会社組織単位がどれぐらい安定を保障してくれているのか、と問われれば疑問しか湧いてきません。

勤め人が生まれる前の時代は、日本にはたくさんの生業(ナリワイ)が存在しており、誰もが復業ワーカーとして生きていたそうです。

確かに、農家の方も閑散期は、別の仕事をしていました。

地方に行けば、復業は普通のことで、シングルワークなのは特殊な職業に限定されているように見受けます。

そこで、これらからの働き方はどう変るのか、どんなスタイルになるのかを知りたくて、この一冊を読みました。

これからの僕らの働き方: 次世代のスタンダードを創る10人に聞く横石 崇 編

10名の個性的な働き方をしている次世代の若手の面々。

価値観が異なり、新しいスタイルを確立していく姿と言葉には驚かされます。

組織もあれば、個人としての働き方もありますが、固定概念を排除して新しいものを作り出そうという働き方という点では、10名とも共通していました。

彼らにも、不安はあるだろうし、失敗も繰り返しているのでしょうが、そこで留まらずに、前に向かって果敢に攻め続けています。

誰もが理解して納得する商材・スタイルではないかもしれませんが、実に面白いのです。

仕事は与えられるものでなく、作り出していく、クリエイティブな存在にしていくことが必要な時代に進んでいます。

与えられる仕事は、おそらく、AIやロボットに奪われていくのでしょう。

単純作業を得意としてきた働き手には酷な生き方を強いるのかもしれません。

個人が考えて、新しい価値を生み出すというのは、ワクワクする出来事として受け止めて進んでいくしか道はないと思います。

働き方のパラダイムシフトは、加速することはあっても、止まることはありません。

まだ、理解できない、実感できないという方は、書籍でも、人でも、インターネット上の情報でも構いません。

一日でも早く腹落ちして、動き出していきましょう。

変化は人に恐れを感じさせますが、ワクワク感も同時に与えてくれます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。