体調が良くないなら、病院で診てもらおう!と思うのは自然な感覚です。
医師の診察を経て、症状から疑わしい病名が発覚し、治療に向かうのですが、この時、ほとんどの場合、薬を処方されます。
日本人は薬をもらうことをありがたがり、薬さえ飲めば健康でいられると勘違いしている民族なのではないでしょうか?
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薬剤師が、危険な薬を語る本があった!
自分の職業や役割を尊重したい気持ちはあっても、逆説的なことをオープンに伝えるのは勇気が必要です。
「薬を使わない薬剤師」を目指す、宇多川久美子さんの著書『
やはり、薬は身体にとって、異物である点は認めないと、大事なポイントを見誤る可能性がありますね。
薬は異物、副作用も含めてダメージが出る可能性があると理解しよう!
宇多川さんは、薬にあるリスクを4点挙げています。
①副作用がある②だんだん効かなくなる
③酵素の働きが弱まる
④身体の声にフタをしてしまう
薬は化学合成物であって、人体には異物であり、症状には効いても、副作用が必ず発生すると言われています。(程度と感覚は個人差があるのでしょうが)
異物ということは身体にとっては「毒」でもあるので、命に関わるという指摘はごもっともです。
また、飲み続けていたら、身体が薬に慣れて効かなくなり、量を増やすことで、副作用のリスクが高まるというのも納得できます。
食べ物の代謝や皮膚や血液を作るために必要な酵素が、薬の消化や解毒にフル回転することで、新陳代謝が低下するというのは大きな問題といえます。
身体のSOSである症状を抑え込むことが必ずしも、健康にとって良いことではなく、自己治癒力を奪うのは身体にとってプラスの要素はありません。
この基本から、各症状と薬の関係、注意点などを具体的に列挙してくれている本です。
薬剤師は薬を処方することで、給与を得る職業なのに
宇多川さんの専門知識をベースにした主張に反対する要素は何もないのですが、1点、大きな疑問が残ります。
薬剤師という職業は、薬を処方することで、給与(対価)を得る職業なのに、否定してしまっていいのだろうか、という点です。
今は、調剤の現場にいらっしゃらない宇多川さんも、おそらく、以前は、薬を処方する患者さんとコミュニケーションをとっておられたのでしょう。
結果として、自分らが処方した薬の影響で、健康を害してしまう方を見てきたことに、我慢ならない思いがあって、今の活動をされているのだと思います。
一方で、製薬会社、薬剤師といった、薬を軸に生業を立てている方々から見ると、異端児であり、裏切り者なのではないでしょうか。
彼女が嘘は語っていないとしても、余計な情報を世間に展開されては不都合な立場の人から見れば、許し難い存在のはず。
そんな背景があっても、一人でも多くの人の健康のために、薬の危険性を伝えようとする姿勢には感服しました。
私も常用薬をかなり長く飲んでいるので不安がある
私自身、長年、常用薬を飲んでおり、2ヶ月に1度の頻度で通院をしています。
果たして、この薬は、自分の健康を支えてくれていると言えるのでしょうか。
もちろん、薬を飲んでいなければ、健康上の大きな問題を抱えて、命の危機に陥ったり、この世にいないかもしれないと思うと、頼ったことへの感謝があります。
一方で、累積されている「毒」の部分は、自分の身体にどの程度、ダメージを与えているのかの証明はできません。
明らかな副作用としてではなく、体内に蓄積された見えないダメージが、例えば、肝臓などに溜まっていたら、ある日、突然、大病に見舞われてしまうかもしれません。
そういう意味で、宇多川さんの薬をお見続けると危険な薬という視点は、胸にグサっと刺さります。
だって、自分たちの親、祖父母世代も薬を飲んで暮らしていましたが、老化の影響なのか、薬の蓄積ダメージなのか、健康体になっていった様子は伺えません。
もちろん、薬を飲まなければ、短命になったというシナリオもあるので、この点の判断は大変難しいと言わざるえません。
ただ、できることならば、薬は飲まずに、もしくは減らしていき、食事で栄養を摂り、運動などの生活習慣によって、健康は維持したいものです。
薬に頼らずに、自分の健康を管理し、病気を予防するスタイルを
結局のところ、自分の健康を自ら管理して、病気(怪我も)予防するスタイルを確立して生きることが大切だというのが、私の結論です。
もちろん、急性の状態を改善するには、医師や薬剤の力は欠かせないのは事実です。
問題は、常態化して、飲み続ける薬のダメージを防ぐためには、やはり、生活習慣をコントロールしていく日々を過ごすしか道はないのです。
血圧、体温、体重、体脂肪など、日々、測定できる健康データと、自己認識できるコンディションを確認しながら、コツコツと健康を大切にする習慣を身につけて、薬に頼らない生活を目指しましょう!
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。