二択本、教科書本が流行るのは、シンプルでベーシックだから?
私は、月15冊平均の本を読んでいます。
実際は、1日1冊と思いたいのですが、なかなか時間確保と読むスピードと量のバランスで難しいので、このペースを維持しながら、もう少しだけレベルアップしたいと思っています。
レビュー(書評)を書くというゴールがある以上、本と対話しながら、過ごせる時間は1日1時間ないとしても幸せに感じています。
ビジネス書、自己啓発本、ダイエットノウハウ本、小説と各種ありますが、最近、意識しているのは、書籍のタイトルです。
「○○の教科書」「○○の方法」という誰もが手に取りやすいベーシック本と感じるものが人気コーナーに積まれています。
内容やレベルはマチマチであっても、タイトルにより箔が付き、信頼感を与えている印象を与えています。
もう1つ、気になる本のタイトルとしては「二択本」もしくは「どっち(選ぶ)本」です。人間は、二択の選択・クイズというのは、答えが気になります。
どちらが正しい、効果があるのかを集中して読んでいきます。ただ、本当に二択の比較軸が正しいのかは疑問が残ります。
世の中、二択ではなく、第三の道があります。
二択にすると、一方を拒否し、一方を選んだという行為への満足感が納得につながっているのでしょう。
『ビジネスマンのお腹が凹むのはどっち?』秋津壽男
ダイエット本で二択本。こういう本ならば、私なら1時間もかからずに読めます。
今まで、仕入れた知識で正解を選べる自信があるからです。
意外な設問は、あまり出てきません。
秋津さんは、お医者さんという肩書きがあるので、エビデンスのない異端な方法を推奨することはないのは表紙を見るだけで想像できます。
「王道ダイエット」を、二択で語るスタイルは、目新しさはないですが、自分の現状を振り返るフィードバック本としては最適です。
知識として身につけているはずのダイエットのアプリーチができているのか、できていないのか、このポイントで読み進めると納得感と反省を繰り返す自分を感じます。
食事制限(コントロール)と、運動を含めた生活習慣をしっかりと正しく実践するだけで良いのです。
ただ、誘惑と慣れ親しんだコンフォートゾーンから離脱するアクションを継続するスタイルとモチベーションが大事なのは変りません。
諦めたら終わりですから。
ダイエット方法に悩んでいる方にはベーシックを理解する為にはオススメできる一冊です。
新しいダイエット法を知りたいという意欲的な方には、不向きな一冊かもしれません。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。