
芸能人や有名人のスキャダルにおって、お蔵入りになることが避けられないことがある。
「劇場版 緊急取調室」は、公開間際のトラブルにより、延期と取り直しという大問題が発生していまいました。
主役の天海祐希さんとレギュラーメンバー、スタッフの負担を考えると、もう一度チャレンジするのかどうか、際どい思いもあったはずですが、見事に2025年末に無事公開となったのは、本当に良かったと思える作品です。
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真壁有希子の生き様と取調可視化と交渉力に尽きる
できる女を嫌味なく演じさせたら、天海祐希ほど似合う女優はいない。
そんな彼女が演じる、真壁有希子という容疑者と密室の中で、対峙するキャラクターは感情を出したり、相手と駆け引きをしながら、見事に真実に辿りつく。
その脇を支えるベテランのおじさんたちも、彼女と一緒に戦う。
考えてみたら、録画されている取調室の中とはいえ、密室であり、距離感の狭い空間で芝居をするというのは大変であり、もし、実際にあれば、ストレスフルな仕事なのは間違いない。
ストーリーとしての満足は別!キャラクターたちの活躍が全て
「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」は、当初の作品は試写会で見た人と関係者以外は知らないままです。
ゲスト枠の役者さんの取り直しはシナリオも含めて、手を入れまくったことが伺えます。
ストーリーとしては、総理大臣の空白の10分間と彼を襲った人物との関係性に尽きるので、映画にするレベルなのかと疑問は残ります。
まして、日本を直撃した台風の影響が断片的にしか描かれていないので、背景となる部分が薄く感じてしまったのは事実。
ただ、エキストラや映像としての演出も含めると、予算を絡めると限界があったのかもしれないと勝手に想像するばかりです。
5シーズンに渡るドラマ版のレギュラーキャラクターたちが活躍し、今までの中でも最もハードルが高い、総理大臣の取調(映画の中では「雑談」と扱う)まで持ってきたのは、ファイナルと呼べるにふさわしかったです。
総理の空白の10分間に何があったのか(ネタバレ少々)
今回は、緊迫した最中、会議に10分遅れた総理大臣が、誰と何をしていたのか。
その理由を解明するという流れに持ち込み、見事に調べて、相手に話をさせるのは見事。
ただ、25年も前のことをこのタイミングで、という点に登場人物の命の期限を持ってきたのはわかりそうであっても、謎は残ります。
どうして、一般人が総理大臣のスケジュールを知っていたのか、などツッコミを入れたい点はいくつもあり、心底面白かったと、観客の満足度が上がり、もう1度、映画館で観たいと言い切れない点なのではないでしょうか。
そもそも、あの10分間を携帯の通話ではなく、LINEなどのアプリであれば、通話記録が残らなければ真実が見えてこなかった可能性もあるように感じました。
サシで話さなければいけない内容が、あの切迫した状態の10分間に必要性あどこまであったのか、見終えた後に考えてしまいました。
意地でも公開してやる!という強い意志に周囲が突き動かされた
安倍元総理の刺殺事件もあり、公開は延期という影響も受け、大物ゲストの事件により、公開そのものがなくなりそうになっても、天海祐希本人やスタッフは一切めげなかったことは、素晴らしいとしか言えません。
出演する役者たちの再スケジュール調整もさることながら、モチベーションを維持できるのか。
この点も、座長である、天海祐希の必死さ、その後の番宣への露出度の多さ、全国行脚という気合の入れようは、意地でもヒットをさせたいという強い意志を感じます。
公開された映画は、噂や口コミで広がっていき、興行成績が高まっていくものの、広告宣伝の限界というものはあって、赤字にはならなくても、大ヒットと呼べる作品は限られているのでしょう。(グッズや配信などで収益を確保することまで見込むとしても)
既に、撮り終えているわけで、ヒットするかどうかを主役や演者がどこまで取り組めるかは微妙なのではないでしょうか。
もはや、半年後、1年後に向けた仕事をしている最中に、全国の劇場を行脚して注目を高めようとする姿勢には頭が下がります。
真壁有希子の怨念のようで、自分の時間を削ってでも、この作品を届けていくことへの熱い思いに、周囲も巻き込まれているのが伺えます。
本当に映画化・劇場版をゴールにすることだけが全てなのか
おそらく、踊る大捜査戦の映画化ヒット以降、テレビドラマはシリーズ化させて、映画化まで展開できるのが鉄板の成功ストーリーのように思われています。
もちろん、ファンを増やし、無料で見ていたドラマを2,000円(様々な割引サービスがありますが)を払ってでも、映画館に足を向けさせることには意味があります。
事前情報の薄い映画だと、登場人物のキャラクターやストーリーが掴めない状態で、予告編だけを見ても、後日、テレビ放映や動画配信サービスに展開されるのを待ってしまう人が多いはず。
ドラマを映画化するには、スケールを大きくすることが不可欠。
海外ロケや多くのエキストラなど含めて、投下した予算を公開後に回収できるかどうか。
ただ、テレビドラマであれば、そのまま、スペシャル版でエンディングでも良いような気がするのも事実。
もちろん、CMなどの邪魔が入らずに、大きなスクリーンで没頭できるメリットはあります。
Netflixのように最初から多額の予算をかけて、世界に配信するプラットフォームのようになっているのであれば、ドラマそのものでも付加価値があるような気がします。
真壁有希子ありがとう!緊急取調室良かったよ!
私個人としては、テレビシリーズも欠かさず見ていた「キントリ」は、ゲストとレギュラー陣の掛け合いが最高に面白くて、真剣勝負そのものだったことが見逃せませんでした。
真壁有希子のプライベートな家族とのシーンも大好きだったので、今回、娘役の杉咲花さんが出てくれて本当に良かったです。(息子くんは、芸能界を去ったのか、どうしているのだろう)
そして、容疑者を追い込むだけ、場合によっては脅迫や暴力もあると言われていた取調室を録画するという時代の流れを世の中に知らしめる効果はあったはず。
今や、何かのために証拠として録画するのは一般人でも普通の行為とも言えるようになりました。
あの熱量を持って、容疑者と向き合う真壁有希子と仲間たちの続きはないとわかっていても、大人が満足できるエンタメ作品だったことは疑いようがありません。
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投稿者プロフィール

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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。



