構成作家の文章術とは
ブログを書いていると、自分の文章力に対して、冷静に考える機会が増えます。
もっと、表現力を磨きたい。
わかりやすい文章、伝わる内容にしたい。
稚拙な間違いを減らしたい。
しっかりと推敲・校正を重ねないといけない。
以前、ただ、本を読んでいるだけの私は、読書好きの男に過ぎませんでした。
書評・レビューを書いてみようと決めてから、本を読む意識が変わりました。
筆者の言いたいことと、自分が共感すること、誰かに伝えたいことはどこなのか。そこから何を考えられるのか。
『一瞬で心をつかむ文章術 』石田章洋
「世界ふしぎ発見」の放送作家である、石田さんの本は、以前も『複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考』を読んで3本のブログを書いています。
文章を書くのは好き、嫌いが分かれます。
書くのが好きな人も、誰にも公開しない日記と、ブログ、提案書、著書などジャンルは異なります。
不特定多数の人に読まれる文章というのは、どうすれば相手に伝わるのか、という一点が気になります。
また、いつまでも、のんびり書ける文章もありますが、大半は、何らかの締切を持っています。
限られた時間の中で、一定の水準以上の文章を書く。
これは、才能もありますが、訓練されていないとできないテクニックを含んでいます。
個人で書いて読むだけの文章以外は、必ず読者がいます。
だらこそ、誰が読むのか、という点をクリアにしておかないと、テーマも構成も出来上がりません。
この時に、特定の個人を想定して書くことを推奨される方が多いです。
あの人のために、この文章を書こうと決める。
ペルソナの設定などと言いますが、ここは重要とされています。
たとえば、このブログは誰のために書いているのでしょう。
読んでくれている、あなたのために書いています。
その人は、どんな人なのか。
私を知っているAさんなのか、たまたま検索やリンクを経由してたどり着いたBさんなのか。
正直言って、ケースバイケースでしょう。
年齢、性別、仕事、趣味など。あなたを想像してみます。
どんなテーマとネタならば、喜んでもらえるのだろうか
文章全体をどんな組み立てにすればわかってもらいやすいだろうか。
その上で、限られた時間などリソースの中で、何を伝えていくのか。
石田さんのベーシックな指導本だけにわかりやすいのですが、そのゴールに「美しい文章」が最後まで読まれるもの、という6点が大変参考に鳴りました。
・最後まで読まれる文章は「リズム」がいい!
・最後まで読まれる文章は「飽きさせない」!
・最後まで読まれる文章は「描写」でイメージできる
・最後まで読まれる文章は「言葉を強調している」
・最後まで読まれる文章は「?→!」の繰り返し
この書き方の時点でリズムを感じます。
特に、私が大事にしたいのは、「描写」をイメージさせる文章だと思います。
相手の脳の中に、こちらが伝えたい内容が、できるだけリアルに描写できるか。
白黒よりもカラーですし、二次元よりも三次元であり、視覚だけでなく触覚・聴覚・嗅覚を感じれるような文章が書けたら、素敵だと思います。
最終的には、文章を書くことを習慣化することでしか上達できないこと。文章を書くゴールを出版にしてみること。この2点は、腹落ちする内容でした。
私が文章を書く中身もさることながら、最終ゴールは、商業出版までチャレンジしたいと考えています。
企画書を書き、出版社の編集会議、営業会議を通過しなければ通らないというハードルの高さ。
さらに作る以上、売りたいという思いがあります。
「サードプレイス」をつないでいくというポジショニングを確立していきながら、コンテンツをまとめあげる作業を、このブログでコツコツと続けています。
もちろん、あなたのために役立つ内容を意識しながら。
結論:あなた(読者)を意識する!
読んでくれる読者である「あなた」のことを常に意識します。
自分のゴールを意識して文章を書く習慣をつけて、磨き続けましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。