『ブログ飯』で有名な染谷昌利さんの「商業出版セミナー」に参加して事情が分かったよ

「本を出したい」(書きたい)という人が増えており、今も、新人作家さんが、電子書籍や紙の書籍でデビューをしています。

うらやましいと思う気持ち半分と、自分だって出版したいという方向けに、ご自身も多作の著書があり、出版プロデューサー的なフォローもしている、染谷昌利さんの「商業出版セミナー」に参加してきました。

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染谷昌利さんから商業出版について基本を学ぶ

DMMオンラインサロン 染谷昌利の食べ過ぎ上等!ギガ盛りブログ飯のセミナーに参加してきました。

今回は、第4回です。(前回は予定ありで参加できずに残念でした)

会場が六本木一丁目のDMMさんが移転されたばかりのきれいなビル。
窓から東京タワーが目前の夜景が見えました。

ゆったりできるフロアで、雰囲気がとても良くて、快適です。本当にリアルなサロンです。

壁の装飾イメージが「森のジャングル」だということは、セミナー後半の見学ツアーで知りました。

普通の人でも商業出版できる!

今まで、10冊の本を出版をされてる染谷さんの話だけに興味満々で参加しました。

1.実績を積み、一つのジャンルの専門家になる(自称でも可)

2.実績(経験)を体系化し、再現性を検証する

3.編集担当に興味を持たせ、営業担当に売れると感じさせる企画書を作る
(売れる本を作りたい=出版社の思惑)

4.書ききる
(書ききれない人が多い)

5.つべこべ言わずに売る

知り合いに誘われて、共著を書くメンバーとしてスタート。
ブレイクしたのは『ブログ飯』(6刷)は、インプレスの編集に軽く話をふったことがきっかけ。次に、ネットショップの本を書く。Adsence関連記事を編集さんが見つけてくれたり、インプレス社からの依頼。その後も依頼を受けて数冊、書き続けている。

結果を最初に出せば、次の出版に繋がる。

出版社は書ける人を探している。一方で本を書きたい発信者もいる。双方の間には壁がある。
結果として、実績がある著者に依頼が集中。

実績を積み上げるとは

・誰にでも専門性はある
ブログ記事を洗い出す、独自性を見つけ出す

・1つだけの独自性で勝負してはいけない
組み合わせること!自分だけの「場」を創り出せる

・背伸びしよう

編集者と知り合うことがポイント!

・出版社に直接コンタクトをとる
自分の企画を持ち込む…ハードルが高い

・著者の後ろには編集が居る
書評を書いて、著者や編集者にアピールすることが大事!
出版記念イベントでコネクションを作る
出版関連セミナーで編集者を探す

・出版プロモーターに相談する
お金はかかるけど、確実に出版につながる!

出版企画書作りのポイント

1.世の中に役に立ちそうか

こだわりや独自性は編集会議向けに必要。

2.売れそうか

売れている類書や販売見込みは、営業会議向けに必要。

この目線は企画書を通すために、何が必要なのかを考えるヒントをもらえました。

企画書の入れる項目は10項目

・タイトル
・サブタイトル(キャッチコピー)
・本書の内容・目次案
・ジャンル
・著者名・プロフィール
・企画意図(背景)
・想定読者層
・類書
・類書との差別化
・販売施策

A4用紙 2−3枚で簡潔にまとめる

ここで、染谷さんは実際の企画書をスライドで見せながら解説。リアルティがありまくりです。

出版社は、良い本で、かつ、売れる本が良いと考えている。

15〜20万字を用意して、10〜12万字に絞る。推敲を重ねることで磨き上げる。最後に必要なのは覚悟。

とにかく売れ、足で稼げ!

出版社は何もしてくれない、書店を自らまわって、担当者と名刺交換する

紀伊国屋の販売システムが影響大、目立つ本屋に足を運ぶ。担当者に冷たく対応されても心折れないこと。

デビュー作のインパクト(熱量)は超えられない

2冊目以降の依頼が来るか来ないのかが決まる(作家の印象)

本を売るのは出版社や書店、Amazonだけに頼ってはいけないのです。

著者自らも売る覚悟と行動が必要だという点に驚かされました。

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出版後に変わる世界

親、友人、取引先の対応(見る目)が変わる

ライター募集や講師募集に100%通り、仕事の単価を上げられる

結果として、次のステージの人脈や仕事が広がる

セミナーメモ的な内容を書かせてもらいました。

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結論(まとめ)

レ 商業出版は、ハードルが高い分、しっかりとやりきれば自分の価値を高めることができる

レ 本は書くことだけではなく、書かせてもらえる企画を作ること、売れることがなければ、出版社とWin-Winな関係は築けない!

レ オンラインサロンをベースにしたセミナーは、参加者とのライブ感もありながら、参加者間の交流も深まる。このプラットホームを抑えるということは、今後のビジネス的な展開のポイントになりそう。

<染谷昌利さんの本>

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。