あげまん、さげまんがくり返される後半が最高に面白い!
「超一流」と「その他大勢」という区分けの仕方って、極端な色分けに感じませんか?
この切り口で本を書けるのが、千田琢哉さんらしいと言えるのだと、分かってきました。「超一流」と「一流」「二流」「三流」というレベル分けをするのではなく、二極化させることで、「超一流」が際立ちます。
『その他大勢から抜け出し、超一流になるために知っておくべきこと』千田琢哉
上司の指示や会社の方針通りにやらない[その他大勢]
上司の言う通りやって成果が出ずに終わる
確かに、サラリーマンなど組織に属していれば、上司の指示や会社の方針に従うというのは、常識なのかもしれません。ただ、成果が出ない場合は、誰がその責めを負うのかと問われると、普通は、末端の個人になります。
上司の言うことをきかない人は、毛嫌いされたり、迷惑な存在に見えますが、成果を出していれば、一目置かれる存在になります。
超一流の証とも言える事実です。
仕事は始業時間までに終わらせる[その他大勢]
急ぎでも重要でもない仕事をダラダラやって一日が過ぎる
この仕事の処理のタイミング、スタートダッシュについては、ビジネス本では、よく見かける内容です。
ということは、スタートダッシュが上手にきれずに、ダラダラと時間を過ごしながら、働く人間が多いという現実を語っています。
これは、起きる時間や出勤時間と始業時間の差まで含めて、超一流の人とその他大勢の間にある距離なのです。
面倒な仕事ほどすぐにとりかかる[その他大勢]
面倒な仕事を前にするとデスクの掃除を始める
思わず、この対比には笑ってしまいました。
以前の私も、この「デスク掃除」の人そのものでした。
考えてみれば、子供のときから、勉強を本気でやろうと思うと、まずは環境をきっちりしたくて、身の回りの片づけをダラダラとやっていたことを思い出します。
結果として、本来やらなければいけないことに手がつけられていないまま。
面倒だからこそ、真っ先に片付けてしまう。
この発想は、誰もが身につけるべき習慣なのだと思います。
メールは決めた時間以外チェックしない[その他大勢]
メールを頻繁にチェックして返信に時間をとられる
このメール対応の部分は、奥深さを感じます。
ホリエモン本で読んだことを思い出しました。メールは即レスをしていけば、仕事が猛スピードで片付く的な内容を読んだ記憶があります。私も含めて、多くの方が真似をした「メール即レス」。
ある意味、できるビジネスマンの象徴と捉えられています。
でも、「即レス」を心がけると、他のことが何も手につかなくなるのです。
仕懸かっていた仕事の手を止めて、メールを返す。もちろん、当時のホリエモンのように経営者であれば、「了解」といった一言を返せば済むのでしょう。
通常の返信の場合、挨拶も交えて、気くばりを考えると、それだけで時間がかかります。
メールとなると五月雨式にやってきます。CCメールの好きな日本人だけに、どんどん、メールが届きます。読むだけだと忘れてしまうから、とりあえず、返信だけでも、と考えてしまいます。
やはり、この考え方やアクションも「超一流」とは言えないのでしょう。
どんどん出世して嫌いな仕事を人に丸投げする [その他大勢]
「出世なんて興味がない」と言って安月給のままこき使われる
耳が痛い人は多いはず。丸投げする側と、丸投げされる側の違いは、とても大きい者です。丸投げが素晴らしい行為とは言いませんが、全て細かい作業を全部自分でやりきろうとするのは無理があります。
心置きなく、丸投げできる側の人間を目指しましょう。
雑用を徹底的にきわめて独立する [その他大勢]
雑用を後回しにして、よけいに雑用が増える
誰もが嫌う雑用を、ビジネスの根本が分かる訓練と位置づけられたら、積極的に雑用をこなそうと心が得るのかもしれません。ただ、いつまでも、ダラダラと雑用を受け入れていると、何もできないまま時間をやり過ごし、泥沼にはまった状態に陥るのは納得できる展開です。
病気を境に運気を上げる [その他大勢]
病気を境に運気を下げる
病気というハプニングをどう受け入れれば良いのか。
病気を体験して、運気を上げられる人は人生をハッピーに生きている人です。
病気を理由にして、後ろ向きになる人は、その他大勢の仲間入りするのは残念な話です。
年収3000万を狙って今いる場所を飛び出す [その他大勢]
年収1000万を夢見たまま一生を終える
金額の多い、少ないが人間として立派なのか、そうでないのかを語る指標にはなりません。ただ、遠くて大きな夢(この場合、年収)を描いた方が、成長できるというのは理解できます。夢をいくら見ても、夢にすぎません。叶えるために、具体的な行動ができる人だけが超一流として認められるのでしょう。
さげまんと決別するためには別居・離婚・退職も辞さない [その他大勢]
さげまんとやむなくつき合って、どんどん落ちぶれていく
この部分が最高に面白かったです。あげまん・さげまんの良し悪しではなく、人間関係として運気を持つ人とどう付き合うのか、という課題を投げかけられている点が特徴です。相手を選んで、どのように付き合うべきなのか。
正直、自分を貶めるならば、こちらから離れていく必要があるというドライな印象が秀逸でした。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。