ベストセラー本『聞く力』(阿川佐和子)でインタビューアーの心構えを知る

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今、実力No.1のインタビュアーは阿川佐和子さんのはず!

自分自身が、メルマガのインタビューをやり始めて数ヶ月たったものの、緊張感が薄まっただけで、力量不足に関しては頭を抱えています。

インタビューの上手な人は、世の中にたくさんいるだろうけれども、どうしても、インタビュー相手が注目されるために、インタビュアーとしてモデルになる人は思いつかずにいました。

当然、ビジネスをしていれば、お客様の声を聞くという場面があり、相手のニーズや本音を探るというアクションは怠っていませんでした。
ただ、相手に聞くというゴールが商品やサービスを相手に提供するという点と、聞き出したものをアウトプットするというのは、似てあらざるものだと、すぐに理解できました。

行動は一緒に見えても到達点が違うならば、考え方も変えなければいけない。

もちろん、インタビューをまとめて本にしている、上阪徹さんも素晴らしいですし、ファンなのですが、映像として姿が浮かばないのが難点でした。

私のイメトレに繋がるようなインタビュアーで、自然体でやっている人は誰かいないのか。

雑誌を立ち読みしても、なかなか合致するモデルが見つかりません。

電車の中吊りと世の中へのインパクトを与える記事(賛否両論はあるでしょうが)の「週刊文春」も同様に立ち読みをしつつ、WEBオンライン版にも目を通していました。

この人だ!阿川佐和子さんしかいない!!

このビビッときた感じに、思わず、大きな声を上げてしまうところでした。

特定の分野の人にだけインタビューをしているわけではなく、自然体でありながら、相手に入り込んで、さりげなく聞き出している。彼女の個性なのか、訓練によるものなのか。興味が惹かれてたまらなくなりました。

ここからは、エゴサーチと過去の実績探しの旅になりました。

阿川佐和子さんは、1953年生まれのタレント、エッセイストであり、今までテレビのキャスターや進行担当などをこなしつつ、執筆活動を展開してきました。

週刊文春の「この人に会いたい」は長年続く対談コーナー。
おそらく、阿川さんの魅力が溢れるのは、このインタビューに違いないと感じています。どんな相手とも、見事に話を聞き出せる能力は素晴らしい。

2012年に出版されて100万部ベストセラーになった、阿川佐和子さんの『聞く力―心をひらく35のヒント 』を、読み逃していたことに気がつきました。なんという大失態。

“でも、きっと私のような職業についていない人だって、多かれ少なかれ同じような場面に遭遇することがあるはずです。インタビューというから専門職のように聞こえるかもしれませんが、つまりは質疑応答、もっと日常的な言葉を使えば、「会話」ということですからね。”

阿川さんが、対談の名手、インタビュアーとして評価されていても、彼女自身は、まったく自分が上手でないという謙虚さを持ち続けている様子には驚きました。どんなジャンルの相手とも見事に相対して、意外な話や面白い話を聞き出して、私たちを楽しませてくれる。

ものすごい大発見ではないけれども、映像でも、文章であっても、見事に仕上げてくるのは、彼女の素養、ポテンシャルによるものだと感じます。

どんな風にインタビューを行っているのだろうと疑問を感じます。

「徹子の部屋」で有名な黒柳徹子さんは、事前にゲストについて徹底的に調べぬくそうです。その上で、自分のペースを維持しながら番組を作り上げているように伝わってきます。

その点、阿川さんは、自然体。彼女は、インタビューの仕事をしながら、徐々に、体得していったことがわかります。相手を観察して、意外性を引き出すこと。段取りに縛られすぎないこと。相手の気持ちを推し量るために、自分ならどうするかを考えてみる。

「会話は生もの」という感覚を生かし、脱線しても焦らずに、相手に合わせながら、相づちをうち、相手の目を見る。知ったかぶりはしないし、相手のテンポを大事にする。

読みやすい新書の中に、人の話を聞くコミュニケーションの極意と、インタビュアーとしての技がさりげなくまとめられています。

阿川佐和子さんは人を惹き付ける天才でありながら、相手を光らせる立ち位置をキープできるテクニシャンであるからこそ、彼女の対談は面白いに違いない。

また、彼女自身は、著名人を含めたインタビューを通して自分を磨いてきたので、経験値が輝きに変わり、成長し続けている。

2017年5月に、阿川さんは長年望んでいた「ご結婚」をされました。色々な方とお見合いをし、出会いを繰り返した彼女が、このタイミングで、というのはニュースでした。

いつか、自分が阿川さんにインタビューしてみたい。

それも、自分の夢リストに加えてみました。

<阿川佐和子さん本>

 

 

 

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