「運」を左右するのは、実は、失敗も含めた「行動量」にある

運の良し悪しをどう考えてますか?

「私は運がいい」、または、「あいつは運が悪い」などと日常的な言葉として使っていませんか?

「運」という形の見えないものをどう捉えるのか。気にしないという人もいますが、どうしても、幸運を願って神頼みをしたり、上手くいかない出来事に悪運なことを恨んだりしがち。

実は、「運」も習慣で左右されているとしたら、コントロールできる可能性が高まると思いませんか?

【A or B】 の対比本って、2択比較の中で気づきが伝わりやすい

運の良し悪しを習慣という観点で対比する本を読んでみました。

「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣 』横山信治

横山さんは40歳までダメサラリーマンと自称されています。

左遷され出世から見放され、鬱になり、自分の運命を嘆いている人間というと、イメージは暗い将来しか浮かばないものです。

ここから、「運」を良くする方法を習慣として身に付けて、人生がV字回復していかれます。

所得も地位も向上し、上場会社の役員や、関連会社の社長にまでのサクセスストーリー。

まるで、映画の主人公のようですが、「運」について実践してきた横山さんだからこそ、語れる話を対比しながら、伝わってきます。

人生を通して、運が良い、悪いを体験してきた横山さんが語る、言葉の深さを感じます。

私は「運」は行動量の結果、引き寄せると考えます!

私は、昔は、「運」の良し悪しを受け入れるだけの人間でした。
失敗したら「運」が悪かったと嘆き、成功すれば「運」が良かったと胸を撫でおろす。

「運」なんて、自分では左右できない存在として「運命」なのだと決めつけていました。

ただ、ビジネス書や自己啓発書好きだった私は、成功者のエッセンスを大枠で理解できるようになりました。

彼らは、ラッキーな運だけですべてを掴めたわけではない!!

明らかに、普通の人と違うのは、失敗も含めた「行動量」の差だと理解できました。

だからこそ、私は、当初、無駄なセミナーや勉強会にも参加しました。
何も得られるものがなかったり、逆に、バックエンドの商品を勧められるお客として扱われるだけだったり・・・。

その違いを教えてくれたのは、自分のメンターの徳本昌大さんです。

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質を高めるために、量は絶対不可欠な存在です。

インプットの行動量を書籍、イベントで増やし、アウトプットを続けると、不思議な運が訪れる

私は、行動量として、読書量というインプットを増やしました。
さらに、仕事以外の時間で、何かのイベント・企画・セミナーなどに参加してみました。

当然、最初は何も変わりませんでした。むしろ、違和感しか感じない世界のほうが多かったです。私の考える常識的な世界とはすべてが違っていたので当たり前です。

何のために、今のインプットを続けるのか、と考えて、SNSやブログというアウトプットに変換して、その量を積み上げることを始めました。

ここでも、最初は何も変わりませんでした。

ところが、ここで変化が始まります。出版イベントに行くと、著書に会えて話ができたり、簡単なレビューを書くとコメントが返ってくるという現象が起きました。

すると、この著者が他の著者のことや色々と面白いことを教えてくれる機会に声をかけてもらえるようになりました。

そこで、新しい出会いを得て、自分が少しずつ変化していきます。

1つの偶然のような「運」を呼びこんでくるのは、こういう薄い、弱いつながりの先に、現れてきます。誰と誰が繋がり、何か新しいことが始まる。

他の人に自分を紹介してもらえる機会が増えてくる。徐々に、変化が起こり、私流の「運」が良くなる習慣に近づいています。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。