地域を元気にする「コミュニティデザイン」にかかわってみたい!

地域を元気にするのは、地元で生きる人たちの活動しかない!

地方活性化となると、政策論や象徴されるハコモノ、企業誘致などが今までのスタンダードだった。

外部のシンクタンクが作る地域計画は、上滑りで、結果として、地域・地方の元気を奪っていき、過疎地域・限界集落というものを生み出してきたように感じます。

地元の人の英知、パワーを結集して展開して、周りがサポートしない限り、成功はないというのは、イメージとして浮かんでいました。

「コミュティデザイン」が懐かしくシンパシーが感じる理由がわかった!

私が学生時代にワクワクしていた「フィールドワーク」に近い存在が「コミュニティデザイン」にあるからだ、と気づきました。

「ホロス2050」で話を聞いた山崎亮さんの存在、コミュニティデザインの事例がとても気になり、本を手に取りました。

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる』山崎亮

元々、建築設計事務所でデザインをしていた山崎亮さんが、いつのまにか、コミュニティ再生事業に関わるようになったのか。

私は、この1点に大変興味を持っていました。

建築物をハードに作るのではなく、関わる人たちのソフトの部分を生かさないと、自立発展していかないというメッセージは大変わかりやすかったです。

そして、取り上げられている事例の数々。定年後の男性が主力になるもの、奥様方が活躍するもの、子供たちに未来を託すもの、それぞれが十分に問題を把握したうえで、その地域が解消したい課題を解くための、ヒントを与えて、一定期間関わった後は、離れていく存在。

移住して、そのまま土着の民として根を下す生き方も悪くないですが、結果として、1か所でしか輝けないもの。

山崎さんの事業として関わるスタンスは、ワークショップを仕掛けたり、奇想天外なアイデアによると思われつつ、無理のないアプローチが多い。結果として、地元の人は、その展開にのせられていく。

社会問題を解決するために、「社会調査」を武器にしようとしていた私

大学時代のゼミ活動として、社会計画論や環境社会学を学びながら、目の前の社会問題を理論ではなく、実践の場で理解するには、フィールドに入り、社会調査を行なわなければいけない。

故:舩橋晴俊教授の考え方に共感して、神奈川県大磯町をフィールドにして、ゴミ問題を地域住民・団体、行政、店舗主など、様々な関係者と関わりながら、解決できる道を探ったことを思い出しました。

調査をする、論文を書くという命題が先にあったので、社会問題を解決するためにという大義名分は薄まってしまったのですが、フィールドに入り、地元の方と仲良くなるという楽しさ、また、一方で、色々な立場や考え方の方がいるために発生する難しさを体験できました。

【参考】なぜ、社会学部なのか?社会調査なのか?『新幹線公害』に引き寄せられるまで

あの社会調査は、先生のシナリオ・手法に従っていたけれども、そこに生まれた空間は、まぎれもなく、「フィールドワーク」であり、「コミュニティデザイン」であったのだと思います。

また、フィールドに入って楽しめる大人でありたい

私自身、普通に働き、家族を養うという普通の社会人生活が長くなっているものの、こういう地域に入って、一緒に汗をかいたり、話をして、活動するようなコミュニティデザインもやってみたいと考えています。

新しい夢として、「地域のコミュニティデザインにかかわる!」を正式に加えることに決めました。

次回のサードプレイス・ラボは、「コミュニティづくりのヒントを知る!!」です

私と同じように、サードプレイス的なコミュニティとして「プラスオン未来塾」を運営してきた、増田和芳さんをメインに「コミュニティつくり」について学べる機会を設けました。

参加申込は3パターンで受け付けています。(開催終了済み)

1.Facebookイベントページ:

サードプレイス・ラボさんが東京都中央区で水曜日, 2月 21 2018に開催するイベント

2.こくちーず申込ページ:

こくちーずプロを使えば、驚くほど簡単で安全なイベントの告知・集客ができます。登録料・手数料は無料!SEOに強くSNSでつながりのない人々にもアプローチ!イベント・セミナー・勉強会の管理や告知にかかっていた時間などの手間をお大幅に削減できます

3.私個人へのメッセージやメール連絡(増田さんへの連絡でも可)

参加いただける方にとって、気づきとメリットがあり、すぐに一歩目の行動に取り組めるような企画として仕上げて行きます。どうぞ、ご期待ください。

ご参加お待ちしております。(開催済みです)

<山崎亮さん・コミュニティ関連本>

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。