SNSなどで発信する人と情報量が増えましたが、あなたの発信力は高まってますか?

発信する人が増えて、発信する情報量が増えたのは間違いないが、発信力は高まってますか?

インターネット上で、個人が情報を発信することが普通な時代になりました。

Facebook、Twitter、インスタグラムなどのSNS、ブログ、など多様な情報発信ツールが増えました。最初は、恐る恐る始めた人も、ある程度、慣れてくると習慣として発信を始める人がいます。もちろん、発信を拒否する人、楽しく感じない人は、離脱していきます。

発信する人、発信する情報量が増えたのは間違いありません。

では、発信力は高まったといえるのでしょうか?

発信力の鍛え方 (PHPビジネス新書)』を読みました。

2011年に発刊された、藤代 裕之さんの『発信力の鍛え方』を読みました。

1章 なぜソーシャルメディアに取り組むのか

2011年と言えば、3.11という東日本大震災が起こった年です。様々な問題の中で、スマホ・携帯の通話は繋がらず、連絡や情報を展開するのには、Twitterが有効だったと言われた年です。

弱い絆がキャリアをもたらしたり、リアルとバーチャルの分離と融合の話がソーシャルメディアには出てきます。

藤代さんも、著者の中で、信頼を積み上げるために、正直であることを戦略に持つことが大切だと強調しています。

リアルがキラキラしているように無理やり、盛り上げて、リア充を演出してはいけない理由は、この信頼を勝ち取ることに不可欠だと理解できました。

2章 発信力は自分力

発信するのは個人です。SNS以降、個人がメディアになりました。さりげない日常とつぶやき、本人の思い、専門分野の解説、いろいろなことを発信するようになりました。

情報発信の際は「誰に向かって発信するのか」が大事になります。

自分のオリジナルさを持たずに、他人の情報を右から左へ流すだけの人たちも発信をしていると勘違いしているケースがあります。

自分力を出すためには、ネタを探して、色々と調べながら、自分で掘り下げることが必要になります。

なぜなのか、困っている人のヒントにならないか、などとネタを加工する力を高めるために、コツコツと試行錯誤しながらトレーニングしていく人が、発信力を持つことになります。

間違っても、コピペした内容を組み合わせて切り貼りする発信に走らないという基本は、学生時代から身に付けるように指導しないといけないのでしょう。

3章 はじめてみよう 発信の第一歩

やり方、何を発信するのかは、個性が出ます。

気軽な日記タイプからスタートする人もいれば、ニュースネタを拾う人、とにかく自分で撮る画像を公開していく人。

自分に合ったスタイルと発信メディアを使えば良いのは当然です。

他人を不快にさせないことを基本軸にして、プライバシー(プライベート)の開示ポイントを間違えなければ、大丈夫なのです。

もう一つは、続ける仕掛けやルール作りをどうするか。義務感ではなく、ルーティンとして取り組まないと、発信力は磨かれません。
1人でできなければ、他人を巻き込むことを藤代さんは推奨しています。

4章 差がつく情報活用術

誰のために、何のために伝えたいのか?という目的を忘れがちなのが、ソーシャルメディアやブログです。

情報発信する際は、自分に興味を持ってもらいたい、相手に話を聞いてもらいたいというのが先になってしまう人が多いのですが、立場を置き換えて自分が誰かから話しかけられる場面を考えてみましょう。相手の興味があることばかり話されても聞く耳を持てるでしょうか。まず、相手に関心を持ってもらえることこそ「伝わる」秘訣です。

自分が面白い、楽しい、感動した!などの心の揺さぶりを言葉にして、相手に伝えない限り、発信力は磨かれません。

5章「伝わる」技術

自己満足ではなく、相手に伝えるということは、主観でありながら、客観的なものでなければいけません。テクニックの基本として、5W1Hなどの設計や、タイトルなどのキャッチをしっかりと作るという話も納得ができます。

まずは、何を伝えるのかを明確にしないと、相手の心を掴むような発信はできないと言わざるをえません。

「伝える」ではなく、「伝わる」という表現がポイントです。

6章 トラブルに対処する

同じ言葉やフレーズを使っても、相手によって受け止め方が違います。また、警察な情報発信がトラブルにつながり、企業を謝罪まで追い込んだり、個人に損害を与えるという事件まで起きています。

権利やプライバシーなど微妙な問題も関わってくるので、トラブルは避けたいが避けられないもの、という大前提を肝に銘じて、一度、自分が公開した情報は消すことができない、変更も難しいと考えておくこと、感情的にならないこと、などは誰もが意識してしかるべき時代になっています。

終章 人とつながる

インターネット、SNSだけのつながりではなく、リアルで人と繋がる場に足を運んでいくということは、手間もかかりますし、勇気が必要なこともあります。知らない人ばかりのイベントや勉強会に足を運ぶことは緊張と不安が残ります。

だからこそ、ネットとリアルを融合させた人間関係のつながりが大事であって、どちらかだけに偏ることなく、両者をバランスよく組み合わせていくことで、これからの時代を楽しみながら生きていけるはずです。

私は、多種多様な本を読んでいますが、新刊だけでなく、テーマが気になった本を探して読みます。最近、気にしているのは、本の出版年です。日本の場合、2011年以前と以降では大きくトレンドが変わっています。また、2016年以降とそれ以前も、社会のムードが違うような感覚を受けます。

今回の藤代さんの本の場合、2011年後半の本の為、SNSの主役は、ミクシィとツイッターです。Facebookでもインスタグラムでも、LINEでもありません。

また、当時は、SNSをやる人は、ムーブメントに乗る一部の人たちから大衆化してきたことで、SNS内部でもユーザーの成熟度が混在していた時期だったような記憶があります。

SNS利用者の推移データから発信者数で考えてみる

ICT総研による2017年度のSNS利用動向に関する調査結果によると、日本におけるSNS利用者数は、2016年末時点の日本国内のSNS利用者のアクティブユーザーは、6,878万人で、2017年以降も増加は継続すると予測しています。

人口減少にも関わらず、利用者が増えるということは、若者からミドル中心とされてきたSNSの年齢層が確実に上がってきたこと(一部の低年齢への影響は別途問題がありますが)が影響を与えています。

日本の全国民必須になることは当然ないのですが、総人口の8割近くまで増加していくことは見込まれています。

もちろん、利用頻度、投稿行為よりも、投稿を視聴するだけのユーザーも含まれているので、発信量が極端に増えるというわけにはいきませんが、企業・団体の投稿も混在しながら増えているので、圧倒的な情報量のマーケットが存在しているのは間違いありません。

情報は埋もれる?インフルエンサーやインパクトが全て?

この爆発的な発信者数と発信される情報量は、大半は埋もれていくものです。友達や知人の数にも限界があります。さらには、検索エンジンにヒットしなければ発見率は高まりません。

インフルエンサーと呼ばれるような影響力のある人間でなければ、一つの情報発信が大きくインパクトを与えることは難しいものです。

意外な展開として、何気ない情報が拡散され続けることで社会を動かすということもありえますが、確率論から見れば、宝くじの1等当選以下だと言えるものに過ぎません。

本来、必要な人に自分が発信した情報が届けば十分

発信者の人数と発信される情報量が増える中で、正しい情報をアウトプットしていくことに意識を向けることが最優先です。
(マーケティング的な要素や広告としての価値などは一旦無視しています)

曖昧で、噂のような情報を伝達することに、発信を使い、拡散してしまうと、間違った方向に社会を動かすことに加担するのは避けましょう。

一方で、情報を受け取ることで右往左往する人を蔑むような方々も世の中にいます。
あなたが、大きなメディア媒体・個人発信の情報の受け手であっても、その内容が正しいものかどうかを見抜こうという視点がなければ、騙されるリスクも忘れてはいけません。

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