Amazonプライムデーで、お得に商品が買えるのは素晴らしいことです。
ただ、それだけ売れるってことの裏には、あのAmazonダンボールの山が増えることになるわけで。
あの現象には、環境への配慮とかあるの?と考えてみました。
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Amazonプライムデーということは、注文が激増するとしたら、段ボールが大幅に増える!
Amazonプライムデーで、プライム会員は、このタイミングを生かして、モノを購入しようとしているはず。結果として、段ボールの消費量が増えるのではないかと考えてみました。
▼今、私が購入を検討してる商品
配送、廃棄(リサイクル)の場面で段ボールの消費量は増えている
毎日、宅配運送業者さんは段ボール箱の山を抱えている。箱のサイズはまちまちであり、個人宅への配送用に一番多く見かけるのがAmazonの箱。p
ピックアップや梱包が自動化されているAmazonといえども、この段ボールの生産と廃棄はどうなっているのだろうか。
全国ダンボール工業組合連合会のホームページによると、段ボールのリサイクル事情に関する情報が見てきました。
段ボールはほぼ100%リサイクル可能な包装材です。
そして実際にわが国の段ボールの回収率は95%以上を誇ります。
その高いリサイクル率を支えているのが、各家庭や企業でご協力いただいている分別と、
古紙回収・製紙・段ボールの3つの業界が一体となって資源循環を支える、「三位一体」の古紙リサイクルシステムです。
(段ボールはリサイクルの優等生 より引用)
確かに古紙リサイクルの仕組みは安定的に機能している歴史があります。
配送の大半は段ボール箱が鍵を握っており、通販・宅配・引っ越しのトリオが大幅に生産量と連動していることが伺えます。
確実に右肩上がりを続けていることが、運送会社で働く人の過剰労働に繋がっていると言えるのだと感じます。
Amazonの段ボールは適切な包装なのか、過剰包装なのか?
Amazonから届く商品を見て、この段ボールサイズが最適だったのか?と考えることはないだろうか。
この小さい商品に、このサイズは不要だろう。顧客もまとめて注文・発送を促せばいいのに。
確実に個宅に届けるには、包装なしというのは無理がありますが、最適なサイズや頻度というものがあるのではないだろうか。
ゴミ収集所や業者さんが引き取っていく段ボールの山。以前であれば、製造メーカーと問屋、小売りをつなぐ点で最終消費者の手元に商品と段ボールがセットで届くことは限られていました。(みかんの箱買い、など)
今は、ダイレクトに消費者に商品が届く以上、この仕組みは避けられません。段ボール箱は個人が開封してしまうと役割を終えます。
例えば、集約センターに荷物と受け取りに行けば、Amazonポイントを加算するみたいなことができれば、無駄な段ボール箱は減らないでしょうか。再利用って、本当に無理なんでしょうか。Amazonの箱ならば、Amazon社に戻る逆ルートがあればいいのに、と考えてしまいます。
◆ 『大量廃棄社会』を読むと知らない世界の見過ごせない事実を突きつけられます
Amazonプライム会員、通販・ECサイト利用者が増えると、段ボール箱は増え続ける
結局、この段ボール箱のスパイラルは、今後、利用者と頻度が増えれば、確実に増え続けることになります。
あの箱たちをもっと有効に使えたら、環境負荷が減るのかもしれない。
もしくは、このロスを見込んで「段ボール使用税」なるものを徴収しようと考える国家が誕生するかもしれません。
本当に、この利便性は、私たちにとってどこまで必要なのか、もう一度見直してみませんか?
もちろん、私自身(家族も含む)、Amazonも通販も利用していますし、メリットは感じている個人という点は変わらないのですが。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。