【開催レポート】「型破りな塩尻市職員!山田崇さんの地方創生型サードプレイスの作り方」(サードプレイス ・ラボ 第23回)

地元・塩尻市のために、山田崇さんの多動な活動は貢献できている!

山田崇さんは腰痛だと言いながらも、熱っぽく、塩尻のこと、ご自身の活動を語ってくれました。皆さん、引き込まれました。

第23回「サードプレイス・ラボ」のゲストは、塩尻市職員のプロモーション係の山田崇さんでした。事前に、「MacFan」のインタビュー記事や、インターネットで調べていくと、山田さん面白い人に違いないということが予測できました。

彼の活動をアーカイブできるWEBサイトを見ると良く分かります。

シオジリング:https://www.shiojiring.jp/

年間200件弱の講演活動を塩尻市を起点としながら、全国で行なっている地方公務員の山田さんは、カジュアルな姿で現れました。

山田崇さんの 今後の講演予定/講演実績  を見ても驚くばかりです。

※会場は、私が2018年で一番サードプレイスな場所と感じた、ブックハウスカフェで開催させていただきました。

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“元ナンパ師”は数字を出して説得力を醸し出しながら、相手に合わせて話ができる人でした。

最近定番な形として、サードプレイス・ラボのアドバイザー、徳本昌大さんとの対談形式で山田崇さんの話が展開するかと思いきや、話のテンポは、山田崇さんワールドでした。

大学時代に週末は都内でナンパばかりしていたという山田さん。
自分のことを元ナンパ師ということを照れることなく断言できることで、掴みはOK!となります。

都会での学生生活(ナンパライフ)を終えて、地元・塩尻市に戻り、公務員という道をUターンで選んだのは、彼の運命でした。

数字がポンポンと出てくる話は、講演や取材慣れしているというだけでなく、博識と地元のデータ、地方を語る上での細かい数字が染みついているというのが伝わりました。

学者や公務員の語る固い数字ではなく、リアルに感じれる数字が出てきます。

相手に合わせるといいながらも、惹きつけるポイントを理解(本能かも知れませんが)して、どんどんと話をする勢いに圧倒されました。

塩尻市で「nanoda」を立ち上げて、他人を巻き込んでいく

山田さんの塩尻でイベントを展開する「nanoda」を立ち上げたのが2012年4月15日。もう6年半になります。

この「nanoda」は、シャッター商店街になっている地元の大門商店街に活気を戻すために、塩路市役所職員の有志が、自腹で月1,000円づつを出し合って、空き家を借りてスタート。

まずは、地元の人間としての目線にならないとわからないのだから、実際に住んでみるというアプローチは、普通の行政マン、市役所職員の感覚とは違う。

塩尻市役所 ここが山田崇さんの宿場(ホーム)です

市役所職員のイノベーターとして、自由にやらせてくれるのは、上司と市長の理解を得ていることにあり、商工会議所への出向から戻ってきた彼に、「地方創生推進課 シティプロモーション係」という役割を与えてくれた役所の仲間たちに支えられながら、他分野に活動を広げていきます。

本業の市職員として、「塩尻市シティプロモーション戦略」及び「塩尻市シティプロモーション戦略アクションプラン」は、第五次塩尻市総合計画の基本戦略を包括し、機能的に推進するプロジェクト「地域ブランド・プロモーション」を具体化するという前提という部分は一切ぶれていません。

塩尻市の多様な地域資源に磨きをかけて活用して、地域全体の認知度やイメージ向上を図り、地域全体のブランド化の推進と移住定住を促進を狙っています。

塩尻市は、人口減少が多い地方都市の中で、現状維持以上の状態、微増を続けているという点が一番の成果です。転出転入のバランスを考えると、仕事があり、魅力がある街でなければ、この実績は出せません。

自分ですべてを行うのではなく、周りを巻き込んでいくことに関しては天性のある方だと感じました。

塩尻は、そば切り発祥の地

DCAでいいんだ!最後は謝っちゃえ!

そんな中、今までで失敗したプロジェクト案件を話す時の勢いが最高でした。

彼が、企画実施していく結果、思わぬ相手に怒られるという事件を語ります。

「あんなに怒られるなんて思わなかったけど、思いっきり謝っちゃいました」

おそらく、市職員の立場としてはプランニングを図っているものの、個人としては、とにかく、声がかかるもの、塩尻市のプロモーションに繋がることであれば、何でもやっています。

「PDCAではなく、D、C、Aですが、私のAは、謝る、という aporojaizu のAだと」

この部分が、参加されてる皆さんと私が大爆笑しました。

前例を大事にしながら、失敗を避けるというステレオタイプなモデルを公務員に抱きがちです。山田さんは、個人という立場では、とにかくチャレンジしてみて、失敗しても構わないし、誰かに迷惑をかけたら怒られて、謝ろうというスタンスは、相手に受け入れてもらえるキャラクターなのが伝わってきます。

最近、謝ることが負けと感じる人が増えている世の中で、この潔さは爽快でした。

失敗することが悪いんじゃない、人に迷惑をかけてしまうかもしれない。
だったら、自分が相手に素直に謝ればいい。

ミッションとビジョン、プランニング重視で物事を考えるのも大切ですが、頭でっかちになりがち。

活動は塩尻市を越えて、民間企業、大学などに広がる

「nanoda」の取り組みが注目され、2013年に、「地域に飛び出す公務員アウォード」大賞受賞。

今は、塩尻市の中で活動を外部に伝える役割として、民間企業とタイアップして人材と知恵を地元で生かす意味を探ったり、大学との研究にも関わる。

組める相手であれば、誰でも構わない。自分たちだけ、自力でできないことなんてわかっている謙虚さも素晴らしさを生んでいます。

名刺に、「内閣府 地域活性化伝道師」とつけることが許されたことで、親に喜んでもらえたことをニコニコしながら話す山田さん。

お墨付きをつけながら、地元と他の街の人々を結びつける縁に関しては、貪欲な方だと思います。

取材・講演依頼も積極的に受け続けています。積極的に、メディアに出ることで、彼自身と塩尻市に注目が集まるというプロモーション効果も出ています。

「塩尻でサードプレイスなのだ」(仮)をやろう!

空き家を借りての活動以外も、塩尻市に魅力がたくさんあることを伺った、私たちは、是非、塩尻でサードプレイス・ラボをやろうと自然に思いつきました。

何をやるかとか、細かいことは決めていません。

ただ、この地方創生の現場の熱をリアルに感じて、サードプレイスの新しい姿を思い描くためには、「塩尻でサードプレイスなのだ」(nanoda)をやってみるしかないと。

細かな詳細は何も決めていません。一緒に参加してくれる方が何人いるかもわかりません。でも、面白そうだから、とにかくやってみよう、やるんだ!ということを決めてみました。

行動をする人には、様々なフィードバックが生まれます。その結果、さらに発展していく生き方、働き方を続ける山田さんの話を伺っていて、イノベーターな存在の魅力がわかりました。

「サードプレイス・ラボ」終了後、会場のブックハウスカフェでポールダンスショーを見て、懇親会では、「下町バル ながおか屋 神保町店」でラムチョップとパエリアに舌鼓を打ちながら、山田さんと色々な話ができました。

塩もタレ味の「ラムチョップ」は、どちらも美味しい。今年の夏、累計100万本を達成したことは、「下町バル ながおか屋」の素晴らしさがあってこそ!

「下町バル ながおか屋」(スペイン料理)のパエリアも本格的で美味しい!!

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◆ 【開催レポート】第17回 サードプレイス・ラボ「女性経営者が語る!成功するためのチームビルディング」 (当日のゲストは「下町ながおか屋」の女性経営者・前川弘美さんでした。その時、生まれて初めて、ここまで美味しいラムチョップを食べました)

◆  「神田学会」で100年企業の事業の価値を経営者から聞きました!
(今回、会場をお借りしたブックハウスカフェの今本義子さんの講演でも、地元愛の感じるエピソードを聞いたことを思い出しました)

◆ 「食べないと飲まナイト」に行かNight!in上野仲町・湯島 は地域を盛り上げたい気持ちに支えられている
(地元愛という意味では、前川弘美さんは上野がホームタウン。上野の街に活気を取り戻すために、彼女が企画・展開してきたのが「食べないと飲まナイト」。2018年、私も初参加してきました)

まとめ:今年の「サードプレイス・ラボ」の総括的な仕上がり感でした

今回、サードプレイス・ラボは、今年の総括的な点が繋がっていました。

・ブックハウスカフェ(居心地の良い素敵な場所=サードプレイス的)

・下町バル ながおか屋 のラムチョップ・パエリア(スペイン料理)は美味い!

・地方を盛り上げる人(ビジネス・行政・ボランティア含む)の話を聞く

私の掲げるサードプレイスのミッション及び、コンセプトワードは「拡張」です。

個人のやりたいこと、好きなことを拡張することも大事ですが、人が集まる日本の色々な街を個性的に「拡張」することも念頭に置いています。

都市部だけが盛り上がるのではなく、地方創生をインサイト(地方内に住む方々)だけでなく、アウトサイダーの立場からも一緒に盛り上げる道も模索したいと考えています。

単純に、ふるさと納税や、移住・定住、旅行という既存の切り口だけでなく、新しい関わりあい方ができるはずだという仮説を立てています。

このあたりの話も、サードプレイス・ナイトのラストで私は語れるようになるために、常に妄想を続けています。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。