「つながり」で売る時代の法則!エクスマの藤村さんから学べ

「つながりの経済」が時代をどんどん変え続けている!驚き

物やサービスを購入する消費者の私たちが、今までの企業側の宣伝、広告というパターン化されたものに反応しなくなってしまった。

おそらく、インターネットが大きく影響し、その先に、個人と個人のつながりが生まれて、人のクチコミ評価、知人のオススメなどを参考にするように変わったのだと言われれば、納得してしまう。

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私の場合、一冊の本を見つける、知る、きっかけは、もちろん、新聞広告やAmazonのランキングだったりしますが、書評家ブロガーが取り上げていることが、きっかけになることが増えました。次に、著者を調べます。著者のブログやソーシャルメディアでのアカウントまで見て、共感が持てそうな人物だと感じれば、確実に読もうと著書を手に入れます。

読み終わり、私もレビューをブログや、ソーシャルメディアに公開すると、出版社の公式アカウント、同じ書籍を読まれた方からメールをもらったり、時には、著者自身から連絡を頂けることもあります。

以前であれば、著者と知り合うのは、出版イベントなど限定された機会に過ぎませんでしたが、ダイレクトに繋がることで、新しいコミュニケーションがスタートすることも可能なのです。

実際に会って、遊んだり、飲んだり、楽しんだりしているうちに、商品を買ってくれるようになる。消費はすべて「つながり」から起きる。ものはすべて「つながり」から買う。欲しいものや新しい商品は、すべて「つながり」が教えてくれる。

このように、「つながり」によって、人は動かされている時代になってきたと、マーケティングコンサルタントの藤村正宏さんは、仰っています。

「まずSNSでつながる→そこで共感したり好感を持ったりする→その後に商品が買われる」という、今までの消費とは逆のパターンになっています。まさにこれが「つながりの経済」の特徴です。

私の読書習慣の周りには、既に「つながりの経済」的なものが存在しています。今後、私のブログや書評、レビューのレベルがアップして、過去記事が蓄積されていけば、誰かの検索にヒットして、新しい「つながり」が生まれて、広がっていく可能性があるのです。実に、不思議で、面白い世界だと感じます。

「つながり」で売る! 7つの法則藤村正宏

藤村さんは、「体験を売る」という実践的マーケティング手法「エクスペリエンス・マーケティング」(エクスマ)の考え方を提唱し、経営者向けの塾を展開されています。

この著書の中でも、様々な塾生たちの実例が展開されているので、ビジネスをされている方には、類似の業界やアプローチ法で気づきがあるはずです。

広告費にお金を投じるのではなく、自ら情報を発信することで、顧客とつながり、売り上げやリピート率向上に貢献できるというのは、古い思考では理解できないでしょう。

ただし、ニッチな世界だけに限らず、この「つながり」の力で、社会は動き始めており、今までの常識が変わっていることは、誰もが、漠然とでも気がつき始めている現象なのです。(先日の東京都知事選も、もしかしたら、「つながりの政治」が行かされたのかもしれないと、私、個人的には分析しています。)

これが、あなたのコミュニティをつくり出す発想です。コミュニティの場をつくり出す。あるいは、あなた自身がその中心になる。SNSやブログで共感を呼ぶような情報を発信すること。発信だけではなく、SNSでコミュニケーションすること。そういうことを、意図的にやってみる。あなたを中心としたコミュニティができたら、これはすごいです。その中からお客さまになってくれる人が出てくる。毎日のように発信していると、信頼が生まれます。さらに、あなたの商品やサービスのことをその発信に織り交ぜることで、商品を理解してくれるようになります。商品の知識が深くなると、それが欲しくなるのです。コミュニティをつくり、そこに集うお客さまの質を決めるのは、あなたの発信です。

発信力の重要性。発信という行動への手間や勇気を持って、継続する人が信頼され、企業価値まで向上させてしまうとしたら、不思議な縁が生まれて、広がっていく姿がイメージできませんか。

「つながりの経済」の中では、企業の本音が生活者に伝わりやすくなっています。SNSがインフラ化したことで、会社が隠し事をできない時代になったってことです。「個人の利益を追求していた時代から、全体の利益を考える時代に」こんな風に社会は変わってきている。

個人中心でワガママに感じる人が増えているように感じていましたが、個人の利益よりも社会全体の利益を求めるように変わるとしたら、社会は幸せな環境に移り変わる方向に動いていると認識できます。

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個人の発信力としてのブログの存在価値

個人の発信力を高め、影響力を持つこと。そしてたくさんの人とつながり、コミュニティをつくり出すこと。あなたのことが大好きだという、ファンやお友達だけでビジネスが成立する──そんなことも可能になるのです。

私がブログを続ける、潜在的な理由も藤村さんに言い当たられているような文章が気に入りました。

サラリーマンであってもブログを書き続けて、私のファンが少しずつでも増えてきたら、影響力を持てる存在になれるかもしれません。本当の意味でのインフルエンサーにまで成長できたら、人生は大きく変わると信じています。

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日々、目の前の仕事に頑張り、悩んでいる働く人の本音を理解して、新しい道を一緒に模索していきながら、サポートしていきたい。どうしても、狭い了見になりがちな企業人としてのサラリーマン同志たちへ、ヒントや情報を提供しながら、智につながり、成長していいけたら、ワクワクする未来への期待感が高まります。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。