映画「初恋」は宮崎あおいの演技だけじゃなく、共演者も良かったんだけど

「心の傷に時効はないから」って、今は使えない言葉かも

「心の傷に時効はないから」

このフレーズのインパクトが刺さって、私は、映画「初恋」の公開を楽しみに待ってました。

↑ 映画「初恋」予告編)

突然、2006年に公開された「初恋」という映画のことを思い出しました。

中原みすずの小説『初恋』を映画化した作品です。

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1968年に発生した3億円強奪犯の実行犯である白バイ男が女子高生だったという設定。

この時点で荒唐無稽な物語だと片付けてしまうのは惜しい。

学生運動という今から見ると、昭和の熱気の後半(バブルは異常なので除外してます)ともいえる時代、1960年代の若者が主役となる青春映画。

「あなたとなら、時代を変えられると信じていた」

「心の傷に時効はないから」

主演の宮崎あおいさんのこれらのセリフは深く胸に刺さります。

パソコンもスマホもない時代に若者は何に夢中になっていたのか

ジャズ喫茶にたむろする若者たち、荒廃した雰囲気の世の中に何かをしたいという熱を持っていた彼らの存在は、当時を生きていない私や、もっと若い人たちにすると、異次元に感じてしまう。

なぜ、小難しい議論をしたり、反勢力的なことに向かったのか。

社会を変えることができるって信じていたということは、絶望と諦めの時代が中心で生きてきた人間から見ると、日本の出来事とは違うように見えてしまう。

ドロドロした恋愛模様でもないし、はちゃめちゃ楽しそうでもない。

彼らのエネルギーの吐き出し先は、どこにあったのだろうか、と考えてしまう。

今は、一線を引いた方も多い、団塊世代と言われる彼らにこそ、このストーリーは共感が得られる設定なのだと思います。

バカをやっている姿も、若者らしいのに、暗いわけではないの何か影を感じてしまうのです。

テーマ設定が未解決事件!しかも共演者たちが・・・

戦後の未解決事件の中でもトップクラスの謎に包まれているのが、この3億円強奪事件です。

いまだに、当時盗まれた紙幣が使われた形跡がないという不可思議な話も、事件ミステリーの題材になりやすい。

基本はタイトル通り、主役のみすずと岸の恋愛物語がベースにあることを忘れずに。

出演していたメンバーが当時の若手俳優の面々。

将来を嘱望される顔ぶれが揃っていました。

ところが、この数年、出演メンバーに色々と問題が発生しました。

1名は、ドラマも映画など数多くの作品に出演していた、小出恵介氏が不祥事によって、芸能活動休止。

もう1名は、最近、元ジャニーズアイドルグループメンバーと大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された女優の小嶺麗奈容疑者です。この映画でヌードシーンまで披露していました。
3年B組金八先生」の第4シリーズでは、主役級の広島美香役を演じて、将来を期待されていたはずの女優さんでした。

トラブル出演者の作品は、世の中からなかったことにされる流れから、DVDなどの作品が消えているのでは、と思って調べてみました。

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大丈夫でした。(さすがに、当時の公式サイトなどはクローズされています。)

大ヒットした映画とは言えないだけに、目立たないことで生き残れているのでしょうか。

元ちとせさんの「青のレクイエム」という主題歌がぴったりとハマっていましたね。

メジャーな映画もいいけど、マニアックな映画も悪くないですよ。

あなたの好きな映画をこっそり教えてください。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。