人気ベストセラー!西野亮廣さん『新・魔法のコンパス』「機能検索」から「人検索」の時代へのシフト

「機能検索」から「人検索」に変わったと西野亮廣さんが語る内容にビリビリと感じた人気本が『新・魔法のコンパス』を読んで、これからの時代がどうなるのか考えてみました。

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お金のことは無視できない!他者に提供した価値の対価!

今、時代の寵児、日本最大のオンラインサロンを展開する男、西野亮廣さんが、以前書かれた『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』を大幅に書き直して、新・魔法のコンパス (角川文庫)が発売されました。

お金というのは、他者に提供した『労働』の対価じゃなくて、他者に提供した『価値』の対価なんだ。

お金を儲けるというテーマのコンテンツは世の中にあふれています。

収入が増えなければ、自由で、好きなことができないという理屈は正しい。

他者に「価値」を提供しなければ、お金を生み出さないという基本中の基本を忘れてはいけない。

キミの収入を増やすには、キミの「希少価値」を高める必要がある。
キミが「100人に一人の人材」になるか、「100万人に一人の人材」になるかで、キミの収入は変わってくる。

希少価値を高めるためには、職業の掛け合わせを通して、信用をアップするしかない。

これを信用の面積を大きくするという表現・図解で、西野亮廣さんは説明することで、読者の中で腑に落ちるようになります。

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本業を収入源にするな!と言い切る

本業がメインであって、副業はサブの副収入と考えるのが普通の一般人。

目的に合わせ、どこにメイン収入を置くかで考え方が変わる

西野亮廣さんは、芸人としての収入、著者としての収入に依存することなく、オンラインサロンという仕掛けを持つことで、より自由に楽しみつつ、お金を集めて、自分のチャレンジに投下できるという強みがある。

常識なんて明日には変わるんだから、非常識で結構。
キミのルールで動くんだ。
そのルールに悪意がなければ、少し時間はかかるかもしれないけど、世間は必ずキミを理解してくれるよ。

大丈夫。

彼は、既存の概念をすっ飛ばして、新しい切り口とアプローチを続けてきた。

理解されずに、嫌われてバッシングもされたのだろう。

でも、彼は、時間をかけて勝負をする道を選んだのです。

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広告はお金を使った体力勝負じゃない!お客さんの発信力を使うニュースになる仕掛けだ

広告に関して、彼は、新聞一面広告や、電車・駅構内など広告を展開してきた。

大事なのは、これは個人として投資しているという姿に意味があります。会社の影響力など外部の力を頼らずに勝負したという点は見過ごしてはいけません。

SNS時代は、お客さんが発信力を持っている。
その発信力を使うことが何よりも重要で、ミュースを出すのではなく、ニュースになるように仕掛けるんだ。

細かいテクニックとしての広告・PR論ではなくニュースになるような仕掛けを用意しろと語るのは耳を傾ける価値がある。

だからこそ、西野亮廣さんは、積極的に相談をして共犯者を作れと断言している。

ポイントは、「相談は〝する〟よりも、〝される〟方が気持ち良い」という点だ。自分が必要とされて、嬉しくない人間はいない。

なんとも見事な人心掌握術を持っている男だと思う。

相談をされる感覚を相手に与えて、巻き込んでいくとサラっと語っているものの、ここは簡単んじゃない。どうしても、相談を受けたら気持ちよくなるのは事実で変えられない。

普段はサラリーマンやOKをやりながら、隙間時間に発信を繰り返し「いいね」を貰って承認欲求を満たし、ついでに仲間内でのポジションを確保する。
彼らはクリエイターとオーディエンスを行き来している。
彼らのことを『セカンドクリエイター』と呼ぶ。

(中略)

現代の広告は「セカンドクリエイターをいかに巻き込むか?」にある。
つまり、セカンドクリエイターが参加できる〝余白〟を残しておく必要がある。

なんともわかりにくいポジショニングがここにある、セカンドクリエイターだと思います。

自分の感性を信じれば、お客さんの参加理由を複数用意するようなことで、時間を持てあませないようにしないと、結局は、広告に関わる人間は生き残れません。

しかも、ネタバレから始まって構わないと断言してしまう

実に、広告に対する斬新かつオーソドックな考え方の間にこそ、大事なポイントが埋もれている。

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自分のファンを作って、仕掛ける時代に

「機能検索」の時代は終わり、「人検索」の時代が始まった。

この1冊の中で一番刺さったフレーズが当たり前の話でありつつ、インパクトが強いものになりました。

どれを買うか、というおいて、誰からかのかという競走が勝敗を決するというものと言い切っている。

『ファン』というのは、
「企業やブランドや商品が大切にしている〝理念〟を指示してくれる人」のことを刺す。

そして、スペックではなく、ストーリー・物語を売れと断言しています。

西野さん自身が、バッシングを受けて、厳しい時期は確かにあったのですが、最近、毒が抜けて、温和な先生や仲間に囲まれている印象が強いです。(時に炎上を繰り返していますけど)

向かい風を受けてもヨットは進むのだから、無風の方が危険だとまとめています。

近畿大学の卒業式での講演、「夢を追いかけているキミ」への手紙、という付録的な文章も文庫版の中に加わることで、語りかけるようなメッセージを受け止める側は何かを感じるはずです。

気軽に読める一冊ですが、西野さんの伝えたい真意は簡単には理解できないかもしれません。

すぐに行動するなんて難しいという人もいるでしょう。

ただ、夢を持ったならば、誰よりも行動し、情報収集をして、相当量の努力をして、傷を負ってでも前に進もう、僕と一緒に、というスタンスに共感は得られるのでしょう。

自分のことを語りながらも、読者を励まそうとする姿勢こそが、西野ワールドの真髄なのだと思います。

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まとめ:お金×広告×ファンという切り口

新・魔法のコンパス (角川文庫)』の読者は、おそらく、西野亮廣さんのオンラインサロンに入っていたり、今までの彼の著書を読んでいたり、彼のお笑い芸人としての姿をテレビで見てきた接点があります。

無名な著者がタイトルやキャッチコピー、プロフィールで伝えようとするよりも、西野亮廣さんという存在自体が、より多くの人に知られて、様々な活動、彼に言わせるとエンターテイメントに共感や興味を抱いています。

その理由は、普通の感覚や常識では計り知れないことを考えて、実際に行動してしまうことに特徴があります。

当然、世の中の普通の感覚からすれば、批判やバッシングも避けられません。

もし、メンタルが弱かったり、信念がなければ続けられないほどの圧力がかかっているはずです。

それでも、彼が行動を続けて、アイデアを形にして、お金を集めて、というアクションを継続できるのは、自分を見てくれたり、関わる人に最高のエンターテイメントを伝えたいというブレない軸を持っているからだと思います。

西野亮廣さんに限らず、お金のことは気になるし、広告・宣伝・PRという世間に伝える作戦を取らなければ誰にも知ってもらません。

孤独・孤立で頑張っても限界があるからこそ、自分と一緒に歩んでくれる仲間、ファンを持たなければ、楽しくもないし、成功もできない。

しっかりと熟慮しつつも、相手に強制もしない優しい語り口。

一方で、人一倍、インプットもアウトプットもし続けている彼を見た時に、憧れで済ますのではなく、自分も真似をしてみよう。

まずは、彼の近くで一緒に何かを体験して感じてみよう、と思わせるコンテンツを用意していることが、彼の魅力の源泉なのだと感じます。

短期的なアクション、突発的な思いつきの行動に見えても、その裏には、念密に練られた計画や準備があり、その先の未来を見据えて生きている。

同じ生き方をしよう、完全にコピーしようなんて無理。

だけども、彼の活動、言葉などから何かを感じて、少しでも動いてみよう。やってみようとする人が増えるのであれば、世の中へのインパクトは計り知れないほど大きなものがあります。

私の場合、何かをやってみよう!試してみよう!仲間に加わったり、一緒にやろう!と伝えるメッセージとして、サードプレイス という言葉を使っています。

ここまで、この記事を読んでくれたならば、半歩は踏み出そうと気持ちが動いているはず。

恥ずかしくてもいい、ミスってもいい、大声で宣言しなくてもいい、まずは、一歩を踏み出して、踏み出した自分を褒めてあげましょう。

大丈夫だから。(この言葉だけは、私も西野亮廣さんと完全コピペです)

西野亮廣さんの本・絵本

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。