早坂信哉(著)『最高の入浴法』は毎日風呂に入れ!ということに尽きる

最高の入浴法~お風呂研究20年、3万人を調査した医師が考案』なんてタイトルを読んでしまうと、今までの自分のお風呂の入り方を大きく変えなければいけないのかもしれない。

実はオーソドックスな方法を確認することで終わることも半分予測しつつ、読み始めました。(過度な期待は、残念な思いにつながるので)

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毎日、家のお風呂に入ろうよ

心身をリラックスさせて、免疫や自律神経を整えて、血流を促せば健康的な入浴法になるわけです。

そのためには、シャワーで過ごすのではなく、毎日、ぬるめのお湯に全身浴をはかり、余計なものを持ち込まない(スマホなど)で10〜15分を過ごすことが大事というのが基本メッセージです。

ここまでまとめてしまうと、「お風呂研究20年、3万人を調査した医者が考案」というキャッチコピーと中身のギャップを少し感じます。

日本人が風呂にゆっくり浸かるという習慣こそが、長生きにとって不可欠であり、健やかな毎日を送る上では、大切なものという認識は誰もがブレないポイントだと思います。

もちろん、早坂医師が研究を続けているだけに、1つ1つの事象、ヒートショックの話などは、わかってはいても、再度、しっかりと理解するには最適な内容です。

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重い疲れが取れる5つの入浴ルールの話

疲れをためてしまう現代人にとって、早坂さんが提案する、疲れを取る入浴のルールというのは是非、守りたいものではないかと考えます。

① 温度は40℃
② 「全身浴で肩まで浸かる」
③ 浸かる時間は、10分から15分
④ 入浴剤でリラックス効果アップ!
⑤ 入浴後は温熱効果を逃さない

正直、毎日、入浴剤を入れると特別感が出ないので好きではありません。

真夏の時期は入浴後に温熱効果を求めると、汗が止まらなくなりそうなので好きではありません。

スタンダードに見れば、この5つも不思議ではなくて、当たり前のことばかり。

ただ、なかなかちゃんとお風呂習慣としていかせていない部分はあるので、取り入れてみることは良いものだと思います。

温泉の効能の話、症状ごとの効果の話は必要?

私が目次を読んで、違和感を感じたのは第4章の温泉の入り方に関する部分には疑問が残りました。

当然、地域によっては、毎日、温泉に浸かれる生活を送っている人もいるでしょうが、それ自身は特別なことです。

さらに、温泉の種類と効果というのは、明確に証明できるのであれば、医療行為の一環として勧められる話になるのに、日本では成り立っていない。

湯治の文化はゼロではないけども、あくまでも旅行のキーに温泉があるだけで長期間療養をしている人を見かけない。

さらに症状ごとに、お風呂の入り方などのポイントも語られています。

おそらく、間違いではないですし、医師が語る以上、エビデンス(証拠)がある上での話のはずなのですが、どうもしっくりきません。

お風呂に毎日入ることは健康習慣として、日本人は続けることに意味はあります。

では、どのあたりが最高の入浴法という意味だったのか、読了後、読み返したものの、これが秘訣だと感じることはありませんでした。

それだけに入浴する習慣は当たり前すぎる日常のものなのだと納得はできました。

もっと、違うタイトルでも良かった本なのかもしれません。

売るためのタイトルとしては正しいのですが、読了後の感覚とはギャップが残りました。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。