自分が竜宮城で過ごしていると感じていないとしたら、ヤバくないですか?

今、あなたの生きている世界は、竜宮城ですか?

こんな質問をされたら、どう答えますか?

そもそも質問の意味がわからないと感じる方もいると思います。

浦島太郎の昔話に出てくる、竜宮城の世界って楽園であって、今の自分には関係ない。

本当にそれって合ってますか?実は、今、知らぬ間に竜宮城に身を置いている自分に気が付いていないだけなのではないですか?

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早く一歩踏み出さないと、竜宮城で過ごしたら大変な現実を突きつけられる!

「今、竜宮城にいる奴が多い、これからの時代は困っていくはずだ」

私が、ある人と話していて、ふと耳にしたフレーズ

竜宮城

浦島太郎の世界の話に出てくる、海の中の楽園、竜宮城が日常会話に出てきたのだから、普通は、違和感を感じるはず。

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でも、話こんでいくうちに、誰もが今いる世界、環境は竜宮城なのかもしれないという説に納得しました。

竜宮城

それは、あなたが慣れ親しんで、不平不満があっても、ぼちぼち過ごせる場所、職場でも家庭でも構いません。

でも、その竜宮城の外には、全然、別の世界が存在していて、時代の変化のスピードを受けて、ギャップが大きくなっていることに気づかない人が多いのです。

狭い世界で安住していると、世の中の本当の変化を感じられない

ビジネスをしているし、家庭と地域と一緒に過ごしているし、ニュースもSNSもやっているから、私は、普通の感覚で生きていると感じている人がいます。

結構、自分が狭い世界に生きていても仕方ないとか、諦めて過ごすことに違和感を感じない状態になると、世の中の本当の変化を感じられなくなります。

もちろん、その狭い世界で生きることを選択しても、悪いというわけではありません。

ただ、その竜宮城のように居心地の良い場所が何らかの理由でなくなってしまったら、あなたはどうしますか?

いきなり外の世界に飛び出すことになると、自分の感じていた常識的な世界とのギャップに心底苦しむはずです。

ある営業部長を襲った話 〜過去の成功体験は今は通用しない〜

実話をベースにして書きますが、多少、手を加えています。

鈴木部長(仮名)は、社歴20年のベテラン。

今まで九州や東海、東北など全国を回って営業一筋で頑張ってきました。

修羅場もくぐり抜け、問題を乗り越えて、ようやく営業部長というポジションまでたどり着きました。

これからは自分が先頭に立ってやりたいようにやる!と決めて、部下たちにハッパをかけます。

ところが、彼の言う営業スタイル、考え方に対して、部下たちは納得して行動を起こしてくれません。

「鈴木部長って、なんだか昭和っぽいよな」

「なんだよ、気合いとか、根性とか、精神論ばっか」

部下たちの陰口なんて聞こえないまま、数字が伸びないことに苛立った、鈴木部長は、課長たちを筆頭に叱責を始めます。

「なぜできないのか、自分で考えて、反省文を書いて提出しろ!」

ここまでくると、課長以下は我慢の限界を超えて、気持ちを一つにして、鈴木部長の上司にあたる、本部長に状況を報告しました。

その結果、鈴木本部長は、会社上層部に呼ばれて、厳重注意を受けます。

それでも、彼は今までのやり方が成功鉄則として譲りませんでした。

「スケジュールは手帳で書いて確認するもんだろ!なんだ、スマホとかパソコンで管理するな!」

会社の方針とはそぐわないことを部下たちに言い続けます。

入社3年目の若手社員が、ついに言ってしまいます。

「鈴木部長って、化石ですよね。今の時代とか環境ってご存知なんですか?」

職場の空気は凍りつきました。その後、鈴木部長は他の部下たちからも、丁寧でありながら辛辣な意見、世間では普通のことを言われ続けます。

経営層からは数字とマネージメントができないことを理由に厳しい言葉を受けていました。

数ヶ月後、鈴木部長はメンタル不調を理由に休職しました。

彼は、ビジネスの世界で、サラリーマン営業部長によくある、過去の成功体験を押し付けるマネージメントをしながら、竜宮城の世界に生きてきたと言える事例です。

彼の過去の成功体験は否定できない事実ですが、今の時代、その成功体験を繰り返せば、うまくいくという保証のない環境に身を置いています。

自分自身が少しでも、世の中の環境や変化に敏感に感じれる機会を得て、少しでも変化を試みていれば、ここまでの結果にはならなかったのかもしれません。

竜宮城から一歩踏み出したほうが、未知の世界に出会える

竜宮城というのは守れられた空間なので、居心地が良いものです。

ただ、竜宮城にいることで、自分が取り残されている感覚がしないので、一歩、外の世界に出ると大きな変化を感じて混乱してしまいます。

だからこそ、日常の当たり前な環境に安住するだけでなく、今いる竜宮城な環境から一歩踏み出すことをチャレンジしてみることが必要となります。

今までは興味も関心もなかった誘いにのって、イベントに参加してみる。

友人や知人が楽しそうに話していることに自らも手を出してみる。

小さな一歩ならば、大きな失敗は招きません。(ギャンブル思考で一発で大金を得ようと考えるとしくじりますので、ご注意ください)

竜宮城を出た、未知の世界に誰もが驚きます。

こんな世界が世の中にあったことをテレビでも新聞でもやってなかった。

SNSや仕事後のイベントなんて、暇人や金持ちの道楽だと思っていた。

そんな考えが少しでも変化を受けて、自分で新しいことにアンテナを張り出すことができれば、竜宮城で暮らしている住人でも、世の中の流れやトレンドを肌身に感じれるようにシフトできます。

是非、今までにやったことがない、初モノなコトに勇気を出して、少しだけチャレンジしてみませんか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。