「世界らん展-花と緑の祭典」に初めて足を運びました。
今回、人生で初めて「世界らん展-花と緑の祭典」に足を運びました。
1991年にスタートした東京ドームでの「世界らん展」は、今年で30周年になります。
2月半ばから3月初めにかけて、7~9日間で連続開催されるイベントです。
元々は、1991年~2018年までは「世界らん展日本大賞」という名称でしたが、2019年以降、「世界らん展-花と緑の祭典」と名称をかえて、ラン科植物以外も含めた多様な園芸植物にも対象を広げています。
ピーク時は、46万人以上も集めた大イベントですが、現在は11-13万人の来場に落ち着いている状態になっています。
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今回の目玉は、30周年記念特別展示の2点
30周年記念特別展示の目玉は2点でした。
「至宝の蘭」と「奇跡のカトレア~ドミニアーナ」です。
至宝の蘭
世界でも珍しくめったにお目にかかれない最高級の「洋蘭」「東洋蘭」「日本の蘭」を展示いたします。1株1,200万円以上する日本初公開の東洋蘭「韓国春蘭 円紅舌(エンコウゼツ)」をはじめ、高額な蘭たちが魅せる上品な花姿や、芸術的な葉柄をご堪能頂けます。
蘭は高いというイメージはあるものの、1株1,200万円以上する東洋蘭「韓国春蘭 円紅舌(エンコウゼツ)」がどんなものなのか、近場で見つめてみました。
花に詳しくない私には、価値が分かりかねましたが、芸術性は感じました。
でも、値段を聞いていなかったら、さらっと素通りしてしまった蘭かもしれません。
見た目の派手さと実際の価値が違うのは、欄も人間も一緒なのかもしれませんが。
奇跡のカトレア~ドミニアーナ
らんの女王といわれるカトレアの中でも、160年前に人の手によって作られた、世界初のカトレア交配種である「ドミニアーナ」の大株を展示します。現在4万種以上のカトレア交配種の中でも、起源になった原種と世界初の交配種の夢の共演が実現します。
この世界初のカトレア交配種「ドミニアーナ」の展示は、歴史の重みを感じつつ、じっくりと見てきました。
らんの家系図も壮観なものでした。
こうやって、大切に育てられていることがわかるので、らんの花は人を魅了するのですね。
東京ドームを蘭を中心に花の展示場にしてしまうすごさ
東京ドームを1週間以上使ってできるイベントのスケール感はハンパなものではありませんでした。
花だけでなく、沖縄美ら海水族館の水槽があったり、メインステージで有名人が登場するイベントが用意されていたり、飲食スペースや、お花を買っていけるスペースなど充実感はたっぷり。
このスケール感ができる花のイベント・展示会は日本では想像できません。
ただ、30周年という中で、変遷があったにせよ、集客力は落ちているのは事実。
らん展のチケットは高い?適正価格?
当日券:2,300円
ナイト券:1,200円
通し券:5,000円
特別に高いとは言えません。
これだけの花をたっぷり見れて過ごせるならば、当日券は適正価格でしょう。
しかも、今ならばインターネットで購入もできるので、チケット売り場が猛烈に混雑することもないので。
課題は、東京ドームの階段の段差にある!!
毎年、足を運ぶという高齢な方もいるのですが、それだけに、このイベントの課題を感じました。
通常の東京ドームの入り口から入り、階段でグラウンドのあるスペースに降りていきます。
観覧が終わったり、食事をしようと思うと、グラウンドから階段で上がる必要があります。
ここで、高齢で膝、腰などを痛めている方にとっては、つらいのは間違いありません。
もちろん、ハンディキャップのある方も足を運ばれてましたが、なかなか観覧するのは厳しいと感じました。
らん(蘭)の解説ができるナビゲーターが近くにいてくれたら、もっと楽しめるかもしれません。(オプション的なサービスにはあるのですが、もっと、気軽に楽しむために)
今後も、この「世界らん展」は続いてほしい
ピーク時よりも入場者の数は減っているとは言えども、この「世界らん展」のイベントは続いてほしいと期待しています。
なぜならば、毎年、このイベントまで準備する出展者の情熱と、らんを見るために遠方から足を運ぶ人がいる限り、根強いファンに支えられていることが伝わってきたからです。
ただし、今後に向けて、新たな工夫は求めたいものの、継続を望みます。
今年は、新型コロナウィルスの影響で入所者数は過去最低に落ちるかもしれませんが、引き続き、盛り上がってほしい恒例イベントです。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。