羽生善治と互角に渡り合った村山聖。
彼の短い生涯を取り上げた、映画『聖の青春』をAmazonプライム・ビデオで視聴しました。
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松山ケンイチが体重を増やして、村山聖になりきっていた
将棋のことなんかわからないと、楽しめない映画なのではないだろうか。
そんな印象は、吹き飛ばされたのは、松山ケンイチが体重を大幅増量して、村山聖さんになりきっていることが全てでした。
29歳で亡くなった、彼の人生をノンフィクションの原作を描いた映画だけに、リアルティがなければなりません。
羽生善治の仕草や雰囲気を完全にコピーしきった、東出昌大さんもいいアクセントが付いていました。
将棋の世界に自分の命をかけて、燃え尽きた存在だけに、心に刺さる作品でした。
真剣勝負の棋士たちの戦いと心の動きが丁寧に描かれる
実は、映画『聖の青春』の前に、『3月のライオン(前後編)』を見たのですが、棋士の世界の緊迫感などに関しては、雲泥の差が出ました。
ストーリーとしての違いがあるので、優劣をつけるものではありませんが。
双方の作品に、染谷将太さん(奥様が、菊地凛子って知ってましたか?)で、彼のキャラクターの濃い演技がアクセントになっていました。
将棋を指す時の表情、指先の動きなどは、ものすごく気を使っているので、真剣勝負がスポーツの戦いとも思えるほどの熱量が伝わってきました。
◆ 聖の青春
命を賭けて勝ちたいという強い思い
村山聖さんの命を賭けても勝ちたいという強い思いが伝わりながらも、お酒を飲みすぎたり、人間として少し異質なところがあっても愛されるキャラクターだったのだとわかります。
一人の人間が、自分の全てを投げうって、ここまで没頭できるというのは天才にしかできない世界なのだと伝わります。
もう少しだけでいいから、彼に将棋を指す時間を与えてあげたかったと誰もが思えたのではないでしょうか。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。